日頃、シューベルトとは縁遠く暮らしているので、内藤さんが弾いたアンコール曲がどれなのかわからず、隣のくさぴあさんに「これ何番?」と聞いたら即答だった。さすがである。
←いわゆる難曲じゃないけど素敵に聞かせるのは難しい曲。
私が内藤+グロトリアンに魂もってかれたシューベルトは即興曲Op90-3だった。美しいメロディー+細かい内声という感じでエオリアンハープ似の素敵な曲。
私がシューベルトから距離を置いているには理由がある。ひとつにはトラウマというか何というか、昭和のピアノ教室の発表会で一番うんざりさせられたのがシューベルトだからである。発表会で頻出なのが、Op90-2とOp90-4だったと思うのだけど、これをのったらくったら単調につまんなそうに弾かれてみぃ、聞いてるほうのつまらなさは超絶的だよ(-_-;;
悪印象に追い打ちをかけるようなエピソードもあった。
母に習いに来ていた高校生で、音大の受験準備をしている子がいた。そのことを聞き及んだ学校の音楽の先生が、「音楽の授業で30分あげるからピアノ弾いてちょうだい」と言い出したのだが…
その子が必死に練習している「これっきゃない」曲はモツソナだかベトソナだかの一楽章で(つまりピアノ科受験ではなかった)、ほかに練習してあるものはない。これじゃ30分持たない。というわけで私の母が提案したのが
「シューベルトの即興曲でも弾きなさい、同じようなのが何度も出てくるから今からでもなんとかなるわよ。それでけっこう長くて時間つぶれるから」
…え(o_o) そんなチョイスでそんな演奏を聞かされる級友たちのことを思うとちょっと気の毒…
というか今思えば弾けるものだけ弾くことにしてその時間を先生に伝えればいい話じゃないだろうかと。
シューベルトは同じようなこと何回も出てきて退屈。
とにもかくにも長すぎる。
→同じことをもうちょっと簡潔に言えないんだろうかこの人は!?
というのが私のシューベルト観(笑)であって、そののち、大人になってから何かの機会にシューベルトのピアノソナタとか聞いて「なんと美しいフレーズだろう」、そこで固定観念を脇においてソナタ集を買ってみたらば
「やはり長い」
めくってもめくってもまだある。こんなんどこで弾くんじゃ
ちょっとシューベルトさんと和解しようと思っても結局長さの壁に阻まれる。
ま、そんな具合だったのだが、今回、ほんとにいい曲だったので!! op90-3
短くはないけど、ソナタほど長くはないし
とにかく、内藤先生が弾いてたのを聞いた限りでは、ぜんぜん退屈な曲じゃなかった。
弾いてみたい。うずうず。いよいよシューベルトとの21世紀的和解に到達するのだろうか。
けれども、今いくつかYouTubeでこの曲の録音を聞いてみたんだけれど、そんなにいい感じじゃなくてやっぱり退屈な曲のようでもある。えーおかしいなと思ってさらにいくつか聞いてみるとわりと好きなのもあった(^^;; それってつまり…
やっぱり自分で弾かないほうがよさそうな曲(客席を退屈に叩き込む)ということになるであろうか。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←いわゆる難曲じゃないけど素敵に聞かせるのは難しい曲。
私が内藤+グロトリアンに魂もってかれたシューベルトは即興曲Op90-3だった。美しいメロディー+細かい内声という感じでエオリアンハープ似の素敵な曲。
私がシューベルトから距離を置いているには理由がある。ひとつにはトラウマというか何というか、昭和のピアノ教室の発表会で一番うんざりさせられたのがシューベルトだからである。発表会で頻出なのが、Op90-2とOp90-4だったと思うのだけど、これをのったらくったら単調につまんなそうに弾かれてみぃ、聞いてるほうのつまらなさは超絶的だよ(-_-;;
悪印象に追い打ちをかけるようなエピソードもあった。
母に習いに来ていた高校生で、音大の受験準備をしている子がいた。そのことを聞き及んだ学校の音楽の先生が、「音楽の授業で30分あげるからピアノ弾いてちょうだい」と言い出したのだが…
その子が必死に練習している「これっきゃない」曲はモツソナだかベトソナだかの一楽章で(つまりピアノ科受験ではなかった)、ほかに練習してあるものはない。これじゃ30分持たない。というわけで私の母が提案したのが
「シューベルトの即興曲でも弾きなさい、同じようなのが何度も出てくるから今からでもなんとかなるわよ。それでけっこう長くて時間つぶれるから」
…え(o_o) そんなチョイスでそんな演奏を聞かされる級友たちのことを思うとちょっと気の毒…
というか今思えば弾けるものだけ弾くことにしてその時間を先生に伝えればいい話じゃないだろうかと。
シューベルトは同じようなこと何回も出てきて退屈。
とにもかくにも長すぎる。
→同じことをもうちょっと簡潔に言えないんだろうかこの人は!?
というのが私のシューベルト観(笑)であって、そののち、大人になってから何かの機会にシューベルトのピアノソナタとか聞いて「なんと美しいフレーズだろう」、そこで固定観念を脇においてソナタ集を買ってみたらば
「やはり長い」
めくってもめくってもまだある。こんなんどこで弾くんじゃ
ちょっとシューベルトさんと和解しようと思っても結局長さの壁に阻まれる。
ま、そんな具合だったのだが、今回、ほんとにいい曲だったので!! op90-3
短くはないけど、ソナタほど長くはないし
とにかく、内藤先生が弾いてたのを聞いた限りでは、ぜんぜん退屈な曲じゃなかった。
弾いてみたい。うずうず。いよいよシューベルトとの21世紀的和解に到達するのだろうか。
けれども、今いくつかYouTubeでこの曲の録音を聞いてみたんだけれど、そんなにいい感じじゃなくてやっぱり退屈な曲のようでもある。えーおかしいなと思ってさらにいくつか聞いてみるとわりと好きなのもあった(^^;; それってつまり…
やっぱり自分で弾かないほうがよさそうな曲(客席を退屈に叩き込む)ということになるであろうか。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)