アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

元・米蔵空間に響くベヒシュタイン

2016年11月04日 | ピアノ
調布ステップの受付は午後2時半、そこへ午前中はまったく別件の用事が入り…

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いや重なってないんだからよしとすべきでしょうが、間の時間が半端なのよね。家に帰るには短いし。

その時間、何をしたいかといえば…言わんでもわかってるでしょうが、そりゃピアノ弾きたいですね(^^;;

どこかピアノ弾けるところがないかしらん??

と思っていたらば。その心の声がどこかに漏れたらしいです!!

マイミクさんから、新しいサロン(それも調布!!)で試弾ができるという情報を教えてもらい、調べたらそれもちょうどステップの前の時間が空いているとわかり、まぁなんと作ったような。午前中の用事→サロン→ステップという三段階ハシゴになりました。

そのサロンがこれ→しらべの蔵

できたてほやほやです。え? 古いんじゃないのって??
そうなんです。めっちゃ古い蔵を改造しています。中にはぶっとい梁が時代の雰囲気を醸しています。

改造ししたてなので、新しい。古くて新しいんです。

中にあるピアノ(ベヒシュタイン)も、古くて新しい。オーバーホールして運び込んだばかりということで、見た目は新品。弾き心地はこなれた感じです。

一足踏み入れたときの、ほっと落ち着く古い木のぬくもりと、高い天井。
細く二階席が作られているところ、「空音舎」と似ていますがこちらのほうが広く、MAX30席ほどとのことです。響きの上では二階が特等席とのことですよ。

もらっている時間は一時間なので、早速、ステップで弾く曲を弾いてみました。鍵盤は軽めで、弾きやすく、高音の澄んだ響きが天井にやわらかく立ち上っていくところは最高の幸せ!! ただし低音のほうの響きに何か不自然なものが混じります。離鍵したときにやや音が残る感じになったり、別の音がちょっと響いたりという感じですが、法則を掴むには至りませんでした(なにせ弾くほうも忙しい)。

そうすると高音と低音のバランスがとりづらくモツソナにはちょっと不向きな感じで、でも孤独な松の木のほうはちょっと濁っていようが低音の深い響き全体の中ではあまり気になりならないため、なかなか良いと思いました。なにしろ周りじゅう「木」それも年数経った木ですから、すごく似合ってるような気もする。

でもこの空間、このピアノの現状ならむしろこの曲が合うのでは?

急遽思いついて取り出したのはチャイコフスキー子どものためのアルバムから「朝の祈り」(←「しらべの蔵」で録音)

たった1ページのこの短い曲の、最後の音がふわっと消えていく瞬間、空気感みたいなものがほんとに素敵!!

練習してた曲じゃないのでなかなか思うように弾けなくてもどかしかった…

ってか、ステップの曲は!! と思ったらあっちゅう間に一時間経ってたよ


というわけで、ピアノにはやや不満もありますがこの空間のすばらしさ!! ピアノはこれから落ち着いていくかもしれませんね。数か月後が楽しみです。

早速予約しました!!

2017年3月19日(日) 「シューマン 詩人の恋」レクチャーコンサート 前川健生+大村新(artomr)@しらべの蔵

えっ何

って、artomrくんが三月にめるちゃんでコンサートしてくれるって話になってたんだけど、テノール歌手連れてくるっていうから、うちのリビングでテノール歌われるとすんごい狭すぎてもったいないので、「しらべの蔵」の天井高と材質だったらすばらしくフィットすると思いますよ。なのでまずは場所押さえてしまいました。めるちゃんでやるんじゃないのになんで私がコーディネートするんだかさっぱわかんないけど乗りかかった舟だからまぁやるよ(笑) 気になる人はさっさと来年の手帳を用意してマークしておこう!! 詳細はこれからです

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(今回もイラストはまたろう)
コメント (2)
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