アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

鼻歌うたいながら伴奏してみる

2016年11月07日 | ピアノ
シューベルトのアヴェ・マリアを伴奏していたとき、シンプルな曲だけに、テンポはほんと悩みどころで、

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速すぎるとそっけなく(歌詞も詰め込みにくく)
遅すぎるとダレる(ついでに息が続かなくて死ぬ←海実さんが)

この、ちょうどいい加減というのがね。

前奏でこちらがあらかたテンポを決めてしまうので、
スタートが肝心!! 緊張するね。

もっとも、前奏(一段分)弾いてる間はピアノだけなので、やや「巻き」進行でサクサクいっちゃうのはありみたい。歌が無くてピアノだけだと、そういうのも自然な感じがする。ただし、求めるテンポに着地して歌をお迎えするのが重要。

そして歌といっしょになったとき、海実さんが歌うのに合わせて弾く、というのはやればできるのだけど、
歌の伴奏の場合、歌を聞いてただ従ってしまう、というのもちょっと違うみたい。

歌うニュアンスでたっぷりしちゃったところに、ピアノがぶらさがって待っちゃうと、
これがどうしょうもなくダレてっちゃうらしい。

歌のほうはそれなりに滞空時間長めでやってるトコでも、
ピアノはすたすたと行ってほしい、という場合もある。

合わせ練習のときに、私が「わぁ~♪今ぐらいがいいカンジ」だったり「なんだか待っちゃった」だったりしてあれこれ悩んでいると、海実さんは「軽く鼻歌うたいながら合わせて弾くとちょうどいい」とアドバイスしてくれた。

海実さんが歌うときはドイツ語の歌詞が入ってるんだけれども、鼻歌なら歌詞なしってところがミソ。
そもそも歌詞なんぞ頭に入ってないから歌詞付きで歌いながら弾けるわけがない。
仮に、歌詞が頭に入っててすらすら出てきたとしても(←「日が西から上っても」くらいの仮定)、歌詞で「都合」が出てきちゃうからね。詰め込もうとして遅くなったりするわけで。

そして「軽く」鼻歌うたうところもミソ。

思い入れたっぷり、いいところ見せようみたいに歌い上げたとすれば、くどくなる、もたつく、ってこともあるかもしれないけど、あくまで自分用の、「軽い」鼻歌。

これが気持ちよくうたえるようにして、それにのせてピアノ伴奏していくと、あらふしぎ。
ちゃんと歌詞を入れて声楽として歌われるののベースとしていい塩梅になってるというわけ。

なるほどーそういわれてみればそうだ、ってことで、心の中でハナウタうたって伴奏してみたりもしたんだけど、あいにくそこまで余裕ないもんで、部分的にうまくいったり、突然我に返って(魔法がとけて)ぐだぐだになったりと繰り返していたけれども。

ここからある程度練習して、余裕で鼻歌うたいながら弾けるようになったら、当日ばっちり!!(たぶん)

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