これまで、ずいぶんあちこちでいろんなピアノを弾いてみましたが、グロトリアンは触ったことありません。
←そうだ去年はオールモンポウだった。
日本ではそんなに見かけないピアノだと思います。昨日は、内藤晃さんがグロトリアンで
「Piano Solo Live 秋想曲」
と題するコンサートをするというので、もう!! イチもニもなく行ってまいりました(^-^)
グロトリアンは、スタインウェイが海を渡ってスタインウェイ(←アメリカ流の読み方)になる前…ドイツ語読みだとなんでしたっけ? とにかくグロトリアンさんといっしょにピアノ作ってたそうで、由緒あるピアノです。
くさぴあさんは昨日の会場のグロトリアン弾いたことあるとのことで、わりと、めるちゃんに似たピアノだそうです。興味津々。
コンサートは、吉松隆の「4つの小さな夢の歌」より「秋:11月の夢の歌」で始まりました。これ、来年二月のピアノサークル発表会に私がエントリーしている曲集で(まだぜんぜん練習してない)、内藤さん+グロトリアンの夢の歌は、柔らかい響きで萌え萌えです。これはめっちゃ好みですよ。
そこで、ご挨拶があって、拍手や休憩なしで一気に演奏したいのでそのご準備を(具体的にいうとトイレ行きたくなりそうだったら行っておく)とのことで、コンサート本編はその五分後に開始になりました。
秋の雰囲気というテーマの内藤セレクションとなる演目は、
ショパンのワルツOp.70-2やブラームス三つの間奏曲より第二曲(Op.117-2)など、それとこれから弾こうと目を付けていた曲(ブラームス間奏曲Op118-2)など、これがふんわりと空間を満たしていく至福の時間でした。
この前、shigさんが編曲して夜毎屋さんとピアノ二台で弾いてたバッハソナチネ(シーモア先生の映画に出てくるやつね)、内藤さん編曲による独奏版で演奏されました。
ピアノ二台の編曲は素直な感じですが、その変化を一人で弾き分けながら進行します。ほんと素敵な曲♪
ひとつひとつは小さな曲なので、拍手で中断せず静かに弾かれていくのが確かにぴったりです。
内藤さんは最後の音の消え際をだいじにしてじっくり弾かれてますが、拍手フライングしたら消されてしまいますしね。
考えてみれば、「一曲ずつ」拍手をするとしても先日のアルカン協奏曲なら50分ノンストップですし、昨日のコンサートとそんなに変わりません(^^;;
日程が近いのに何から何まで対照的なコンサートなので(笑) まぁ黒と白というか、
これでもかというくらい一晩でありえない音数が弾かれるオールアルカンと、
ひとつひとつの響きのうつろいをゆっくり楽しむ内藤ワールド。
プログラムのラス前には「Fur Alina(A.Part)」という曲があり、これが左右の手で指は各一本で弾けちゃうような、音符ぱらりとした曲。それで、パレットの上でいろんな色を作ってみているみたいに、ほんと美しいんです。
どちらが好きかはお好み次第というか、私はまぁどちらも好きで、だから両方行くわけですけど、「うわすげぇ…」わりと怖いもの見たさ的な側面もあるオールアルカンでは、曲を聞いていくらよくたって「じゃ来年弾いてみよう」ってな話にはならないので、聞く気持ちとしてはかなり違いがあります。
昨日のコンサートでは、知ってる曲も知らない曲もあったけれど、
内藤さんの演奏でじっくり聞くと次から次へととてもとても魅力的な曲に聞こえて、
…あれもこれも弾きたくなっちゃいますね。
よく知ってるつもりの曲で、でもノーマーク(弾いてみようと思ってなかった)だった曲に、
チャイコフスキー四季の10月がありました。
これがもう意味もなく涙が出るくらい素敵な曲で、
でも弾くのは難しくなさそうなんで、
家に帰って早速弾いてみますと、
うーん、どういうふうに素敵だったかな~という内藤マジックが解けちゃった状態(爆)
結局のところ、アルカン曲の音符が一生並べられないのと同様、
楽譜白い系の曲をほんとに素敵に弾くことだってできないでしょうけれども、
とはいえ、自分なりに素敵というのはあるはずで。
ブラームス間奏曲Op119-1とか、四季の10月もいつか弾いてみたいです。
アンコールのシューベルトがこれまたとてもよかった…あれはもっとハードル高そうだけどな
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←そうだ去年はオールモンポウだった。
日本ではそんなに見かけないピアノだと思います。昨日は、内藤晃さんがグロトリアンで
「Piano Solo Live 秋想曲」
と題するコンサートをするというので、もう!! イチもニもなく行ってまいりました(^-^)
グロトリアンは、スタインウェイが海を渡ってスタインウェイ(←アメリカ流の読み方)になる前…ドイツ語読みだとなんでしたっけ? とにかくグロトリアンさんといっしょにピアノ作ってたそうで、由緒あるピアノです。
くさぴあさんは昨日の会場のグロトリアン弾いたことあるとのことで、わりと、めるちゃんに似たピアノだそうです。興味津々。
コンサートは、吉松隆の「4つの小さな夢の歌」より「秋:11月の夢の歌」で始まりました。これ、来年二月のピアノサークル発表会に私がエントリーしている曲集で(まだぜんぜん練習してない)、内藤さん+グロトリアンの夢の歌は、柔らかい響きで萌え萌えです。これはめっちゃ好みですよ。
そこで、ご挨拶があって、拍手や休憩なしで一気に演奏したいのでそのご準備を(具体的にいうとトイレ行きたくなりそうだったら行っておく)とのことで、コンサート本編はその五分後に開始になりました。
秋の雰囲気というテーマの内藤セレクションとなる演目は、
ショパンのワルツOp.70-2やブラームス三つの間奏曲より第二曲(Op.117-2)など、それとこれから弾こうと目を付けていた曲(ブラームス間奏曲Op118-2)など、これがふんわりと空間を満たしていく至福の時間でした。
この前、shigさんが編曲して夜毎屋さんとピアノ二台で弾いてたバッハソナチネ(シーモア先生の映画に出てくるやつね)、内藤さん編曲による独奏版で演奏されました。
ピアノ二台の編曲は素直な感じですが、その変化を一人で弾き分けながら進行します。ほんと素敵な曲♪
ひとつひとつは小さな曲なので、拍手で中断せず静かに弾かれていくのが確かにぴったりです。
内藤さんは最後の音の消え際をだいじにしてじっくり弾かれてますが、拍手フライングしたら消されてしまいますしね。
考えてみれば、「一曲ずつ」拍手をするとしても先日のアルカン協奏曲なら50分ノンストップですし、昨日のコンサートとそんなに変わりません(^^;;
日程が近いのに何から何まで対照的なコンサートなので(笑) まぁ黒と白というか、
これでもかというくらい一晩でありえない音数が弾かれるオールアルカンと、
ひとつひとつの響きのうつろいをゆっくり楽しむ内藤ワールド。
プログラムのラス前には「Fur Alina(A.Part)」という曲があり、これが左右の手で指は各一本で弾けちゃうような、音符ぱらりとした曲。それで、パレットの上でいろんな色を作ってみているみたいに、ほんと美しいんです。
どちらが好きかはお好み次第というか、私はまぁどちらも好きで、だから両方行くわけですけど、「うわすげぇ…」わりと怖いもの見たさ的な側面もあるオールアルカンでは、曲を聞いていくらよくたって「じゃ来年弾いてみよう」ってな話にはならないので、聞く気持ちとしてはかなり違いがあります。
昨日のコンサートでは、知ってる曲も知らない曲もあったけれど、
内藤さんの演奏でじっくり聞くと次から次へととてもとても魅力的な曲に聞こえて、
…あれもこれも弾きたくなっちゃいますね。
よく知ってるつもりの曲で、でもノーマーク(弾いてみようと思ってなかった)だった曲に、
チャイコフスキー四季の10月がありました。
これがもう意味もなく涙が出るくらい素敵な曲で、
でも弾くのは難しくなさそうなんで、
家に帰って早速弾いてみますと、
うーん、どういうふうに素敵だったかな~という内藤マジックが解けちゃった状態(爆)
結局のところ、アルカン曲の音符が一生並べられないのと同様、
楽譜白い系の曲をほんとに素敵に弾くことだってできないでしょうけれども、
とはいえ、自分なりに素敵というのはあるはずで。
ブラームス間奏曲Op119-1とか、四季の10月もいつか弾いてみたいです。
アンコールのシューベルトがこれまたとてもよかった…あれはもっとハードル高そうだけどな
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(今回もイラストはまたろう)