アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

インフルエンザ迅速診断ができて変わったこと

2018年02月05日 | 生活
今シーズンはインフルエンザの流行がえらいことになっているようですね…インフルエンザで受診する人の数が新記録だとか。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←わかるんなら、知りたくなっちゃう。それはそうだが

確かに今年は多いんでしょうけど、どのくらい多いかについて過去との比較は難しいと思います。つまり、ビフォー/アフターで比べにくいんです。迅速診断+抗インフルエンザ薬の普及の前後。

最近になりますと、風邪で休むと会社に連絡したりすると、インフルエンザかどうか調べてもらったかとかなんとか、そういう反応が上司からも同僚からもあるようになりました。いや具合悪いから外に出たくないんですが…

インフルエンザには(風邪にも)効く薬はないというのが常識だった時代なら、(重篤化しなければ)家であったかくして水分よくとってごろごろして治すでよかったんですけど、今やそれだと「なんにも考えてない人」みたいな非難の視線がちょっとイヤ。

タミフルとか飲んだとしても、一日早く熱が下がるかくらいで、結局その状態で無理して会社に行ったら、また具合悪くなるかもしれないし、周りにうつすかもしれないよね? 別に会社としてはインフル迅速診断をしてもらうかどうか気にすることないんじゃないかと思うんですが。

インフルっぽい症状(風邪との弁別は症状だけから素人判断は無理)が出たら速やかに医者に行けという常識がどこから流布されたのかといえば…なんと厚労省とか首相官邸のページにあったのだった:

発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果が期待できます。早めに医療機関を受診し、処方された薬は医師の指示に従って服用しましょう。(首相官邸ホームページ)

でも…そうやって、今まで家で寝て治してた人がいちいち受診するとどうなるかというと
・インフルでなく風邪だったとか、インフルだけど検査で陰性になったりして診断つかなかった人は受診しても得なことは何ひとつなく骨折り損のくたびれもうけ
・病院がめちゃ混みでパンクする
・待合室でウイルスや菌の交換会が繰り広げられる
・やたら使うと、薬に耐性を持つウイルスが生まれやすい
・医療費がかさむ
というようなデメリットがあると思うのね。もちろん、薬を早く飲むことで重篤化を防げる人がいたらそれはイイコトなんだけども。別の病気でしょうことなく受診した人がウイルスとか菌とかもらって帰るのは気の毒だし。

強いてメリットのほうを挙げると、これまでだったら風邪かインフルかわからないまま、這ってでも会社に行って周囲にインフルを振りまいてた人が、診断行けー言われて医者行って、診断ついたら会社に来るなーと言われて休む、と。その分は「よいこと」だわね。ってか、風邪なら来るんかい!! 風邪だって具合悪いんだしうつるんだし休んでください(-_-;;

まぁ、調べればわかるというと調べたくなっちゃうのがサガなんだけどね。
なんだかなーって思ってます。

とにかく日本人真面目だよね! かかったら診断つけて薬飲んで一日でも早く会社に行こうという(あるいはインフルでないと診断されれば具合悪くても会社に行こうという)…そこまでしなくてよければ大概の人(症状)では迅速診断キットも薬もいらないと思うんだけどね。今年、「たいしたことなかったけどいちおう医者行ったらインフルだった」って言ってる人多くない?


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする