うちの子どもたちのピアノの先生は、ずいぶん前からヤマハ(アップライト)の自動演奏機能付きを持っていて、レッスンに役立てていた。
←でも~子どもが一人少なかったらスタインウェイ買えたんじゃ…
生徒が弾いたのをすかさず再生してやっていっしょに検討すると…直さなきゃいけないところ丸わかり(怖) 確かに有効そうな指導法ではある。
ただし、再生された音楽を聞く感じでは、完璧に「今弾いたよう」かというとちょっと違う気もする。まぁ仮に完璧再現できたところでヤマハアップライトなんだけども。
…ということで、スタインウェイ(グランド)で自動演奏機能付きってのが出るそうでびっくり(o_o)
Spirio - Steinway
このプロモーションの映像を見る限り、重きをおいているのは「レッスン用」とかではなくて、「世界の有名ピアニストが自分ちの居間でいつでも演奏してくれる」という使い方、らしい。
開始時にもそれなりの量のラインナップがあるようだが、毎月アーティストが新たに録音したものが増えていく。そのコンテンツ利用料は完全無料ってことで…なんかビジネスモデルがおかしいような気がするが…
もちろん、ランランが今ここで弾いてるのとまったく同じ感じかというとそんなことはないはずで、ピアノの個体として(状態も)異なり、ホール(かスタジオかわからないけど)音響とも異なる場所で再現するわけだから、もしほんとに今ここで弾いたら違う弾き方になるだろうけど。
再生環境のことはさておき、たとえばあるホールにこのピアノを置いてピアニストに演奏・録音してもらって、その直後にその場で再生してみたとする。この二つの「演奏」が、目をつぶって聞いて区別のつくものであるのか否か。
まずはそこんとこがすごく気になるけど、それはスタインウェイさんが本気でやったらそこそこちゃんとしたものができるんだろうなぁと。完璧ではないにせよ…
うちのヤマハ(+消音ユニット)で弾いてるとき、不自然に感じるのはときどき思ってもみない音量になったりとかいうことがあって、おそらく「打弦の瞬間のスピード」をセンサーで拾うだけでは捉え切れてないものがあるんだと思う。そのスピードに至るまでの加速の履歴というか(音色変化にも関係するところ)手前のところも拾えば完璧に近い再生ってあると思うんだよね。
(でも、スタインウェイのページによれば「ハンマー速度(1秒につき最大800回、1020段階のダイナミックレベルまで)、ダンパーペダルとソフトペダル両方のペダリング(1秒につき最大100回、256のペダルポジションまで)の位置を測定しています」という表現になっているので、「段階」が細かくなっただけで基本的にはヤマハの消音ユニットとかと変わらない考え方で測定しているんだろうか?)
元々、オーディオシステムで再現するプロの演奏というのも、そういう意味で完璧(←生と同等の魅力)なわけではないので、オーディオで聞くよりリアルな演奏になるならば意味はあるわけだ。
つまり、より高級な(←えぇ、お値段のほうも)オーディオという位置づけ? 実際、これまでの自動演奏ピアノと違って、このシステムで新たに録音した演奏だけではなくて、もういない(録音は残っている)ピアニストの演奏をこのシステムのデータに変換して提供するようなので、ほんとにオーディオみたいなもんだね。ピアノ限定だけど。
なにしろ、操作はiPadからラクラク「楽曲リストからの選択はもちろん、音の強弱までもが変えられる」ってんだからすごい。音の強弱を変えたらそりゃ別の演奏になるだろうけど(^^;;
というわけで、「ピアノに特化した高級オーディオ・システム」ということで納得はできる。買える値段じゃないところが玉にキズ(致命的なキズw)だが…
生の演奏と比べてどうこう、というのはヤボというものでしょう。考えてみれば、ピアニストに自分ちのリビングに来てもらって演奏してもらうとかめちゃくちゃ贅沢な話だよね~しかもそのあとお茶しておしゃべりもできるんですよ!! めるちゃんはほんと、お買い得品です。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←でも~子どもが一人少なかったらスタインウェイ買えたんじゃ…
生徒が弾いたのをすかさず再生してやっていっしょに検討すると…直さなきゃいけないところ丸わかり(怖) 確かに有効そうな指導法ではある。
ただし、再生された音楽を聞く感じでは、完璧に「今弾いたよう」かというとちょっと違う気もする。まぁ仮に完璧再現できたところでヤマハアップライトなんだけども。
…ということで、スタインウェイ(グランド)で自動演奏機能付きってのが出るそうでびっくり(o_o)
Spirio - Steinway
このプロモーションの映像を見る限り、重きをおいているのは「レッスン用」とかではなくて、「世界の有名ピアニストが自分ちの居間でいつでも演奏してくれる」という使い方、らしい。
開始時にもそれなりの量のラインナップがあるようだが、毎月アーティストが新たに録音したものが増えていく。そのコンテンツ利用料は完全無料ってことで…なんかビジネスモデルがおかしいような気がするが…
もちろん、ランランが今ここで弾いてるのとまったく同じ感じかというとそんなことはないはずで、ピアノの個体として(状態も)異なり、ホール(かスタジオかわからないけど)音響とも異なる場所で再現するわけだから、もしほんとに今ここで弾いたら違う弾き方になるだろうけど。
再生環境のことはさておき、たとえばあるホールにこのピアノを置いてピアニストに演奏・録音してもらって、その直後にその場で再生してみたとする。この二つの「演奏」が、目をつぶって聞いて区別のつくものであるのか否か。
まずはそこんとこがすごく気になるけど、それはスタインウェイさんが本気でやったらそこそこちゃんとしたものができるんだろうなぁと。完璧ではないにせよ…
うちのヤマハ(+消音ユニット)で弾いてるとき、不自然に感じるのはときどき思ってもみない音量になったりとかいうことがあって、おそらく「打弦の瞬間のスピード」をセンサーで拾うだけでは捉え切れてないものがあるんだと思う。そのスピードに至るまでの加速の履歴というか(音色変化にも関係するところ)手前のところも拾えば完璧に近い再生ってあると思うんだよね。
(でも、スタインウェイのページによれば「ハンマー速度(1秒につき最大800回、1020段階のダイナミックレベルまで)、ダンパーペダルとソフトペダル両方のペダリング(1秒につき最大100回、256のペダルポジションまで)の位置を測定しています」という表現になっているので、「段階」が細かくなっただけで基本的にはヤマハの消音ユニットとかと変わらない考え方で測定しているんだろうか?)
元々、オーディオシステムで再現するプロの演奏というのも、そういう意味で完璧(←生と同等の魅力)なわけではないので、オーディオで聞くよりリアルな演奏になるならば意味はあるわけだ。
つまり、より高級な(←えぇ、お値段のほうも)オーディオという位置づけ? 実際、これまでの自動演奏ピアノと違って、このシステムで新たに録音した演奏だけではなくて、もういない(録音は残っている)ピアニストの演奏をこのシステムのデータに変換して提供するようなので、ほんとにオーディオみたいなもんだね。ピアノ限定だけど。
なにしろ、操作はiPadからラクラク「楽曲リストからの選択はもちろん、音の強弱までもが変えられる」ってんだからすごい。音の強弱を変えたらそりゃ別の演奏になるだろうけど(^^;;
というわけで、「ピアノに特化した高級オーディオ・システム」ということで納得はできる。買える値段じゃないところが玉にキズ(致命的なキズw)だが…
生の演奏と比べてどうこう、というのはヤボというものでしょう。考えてみれば、ピアニストに自分ちのリビングに来てもらって演奏してもらうとかめちゃくちゃ贅沢な話だよね~しかもそのあとお茶しておしゃべりもできるんですよ!! めるちゃんはほんと、お買い得品です。
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