アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

よく聞く曲、あまり聞かない曲

2018年10月25日 | ピアノ
世間一般でいう超有名ピアノ曲なら、たとえば月の光、子犬のワルツ、熱情ソナタ…とかそんな感じだけど、私がよく参加するようなピアノサークル業界(?)で高頻度の曲というのは多少傾向が違う。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←アルカン、バルトーク、吉松は今後も推し

もちろん、世間一般でいう超有名曲は含まれるんですけどね。昨日もショパンのスケルツォ二番とか聞いたし。

昨日聞いた中で、
ブラームス 6つの小品より間奏曲Op.118-2
プーランク エディットピアフを讃えて
シューマン=リスト 献呈

は、かなりの高頻度ですね。じっくり聞いていると、人気の理由もなんとなくわかります。とにかく曲自体よくできていて魅力的で…かつ、大事なことですが手ごろな時間内に終わる曲で、なんとか挑戦してみようかという範囲の難易度(*)。

(*) 音楽的にどうこうではなくて、とにかく音を並べる難易度のことです。

何度も聞いているのに、それで飽きてしまうのではなくて、また別の人の演奏を聞くとなんか別の観点からの「素敵」が見つかるというか。

やっぱり、そういう力のある曲って自分でも弾いてみたいと思うんです。もうみんな弾いてるからいいや、ではなくて、自分もまた聞く人に「あぁこういう『素敵』もあった」と思ってもらえるかな、もらえたらいいなと思うから。

逆に、あまり練習会とかで聞いたことないという曲をやるのもおもしろい。

ひとつには、知られてはいるけどあまり弾かれない曲…昨日のでいうと、夜のガスパール(ラヴェル)とかアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ(ショパン)とか。

この群れもなかなか魅力的ではあるのですが、たいてい、知られているのにあまり弾かれないには何かわけがあるとしたもんで、時間が長いとか、譜読みが超めんどいとか、なんだかただ弾いてもサマにならないとか、だから心してかからないと危険な気がします。

実際、夜のガスパールとか一生弾けませんが、でも昭和のピアノ教室でよく聞いたモーツァルトのピアノソナタなんかもこのジャンルといえますし、よく探すと温故知新的なおもしろい演奏ができるかも。

そして、ほとんどの人がほんとに聞いたことないレア曲、昨日のでいうと
スクリャービンの前奏曲で無調のやつとか、
シマノフスキの「4つのポーランド舞曲」とか、
アルカンのエスキスとか。

このジャンルの演奏をする場合は、「ねぇ、こんな曲あるんだよ? 素敵でしょ??」という、「○○勝手に普及委員会」の気分で弾くし、聞くほうも「へぇ!!」「ほぉ」というふうになりやすい。もっとも、聞いても「何?? 今の」となる場合もあり、それはあんまりブットビすぎてるとみんなついて来れないからね。

昨日のエスキス(くさぴあさん演奏)はわりと「へぇーいい曲」って思ってもらってたんじゃないかな。曲の終わり方はちょっと不思議な感じで「え? そうなの??」とか思ったかもしれないけど(^^;;

今後の選曲も、この三ジャンル
・みんなよく弾く名曲
・知ってるけどあまり聞かない温故知新曲
・あんまり知られてない曲
をバランスよく混ぜていくのがおもしろいかなと思ってます。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする