アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

レア・ミュージック・チャレンジ参加しました(アルカン)

2020年09月03日 | ピアノ
前回は、ちょうどいい曲がなくて見送ってしまったので、今回こそはと

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参加しました!
第二回、レア・ピアノミュージック・チャレンジ♪(かつさんのブログ)

現在練習中の曲は、スクリャービンとかメジャー曲ばっかりだったので、過去に弾いた曲で、録音をまだ取っていなかったものから選びました。

作品:エスキスより 18.小リート ←録音
作曲家:アルカン
ひとこと:たった1ページの中にドイツ歌曲っぽさがギュッと詰まった佳品です。ピアノ伴奏らしき前奏から歌い出しの音が低くなるのは男声を想定しているのでしょうか。
アルカンのエスキスはわりと有名(?)かと思いますが実際に生で演奏を聞いたことはないのでレアに入れさせていただきました。

前に弾いたことあるし、たった1ページだし、速い曲じゃないし、甘く見ていましたが結局3日かかりました。
初日 → (自分の録音聞いて)歌に聞こえないよ。なにこれ
二日目 → ややましになったけど、流れが悪い
三日目 → まだ不満な点はあるけど。締め切りだ!!

小学生の8月31日みたいになって提出しました(笑)

それで集まった他参加者さんの曲を一つ一つ聞いていくと、これが実におもしろいの。
ほんとのホントにレアな曲をよく探してくる人が多くて、
アルカンのエスキスなんてねぇ…誰でも知ってるし、なんならCDも出てるし→アルカン ピアノ・コレクション5《幻影》—エスキス 作品63— 森下唯

つらつら全部聞いて思ったんですが、邦人作品って、レア曲の宝庫ですね。
アルカンの時代の人になると、もうかなり評価が定まっているというか、大雑把にいえば素晴らしい曲はよく知られているので、ちょっとしたスキマから、がんばって見つけるしかないのですが、
新しい曲というのはね。

これから「クラシック」になる曲だって、埋もれているわけですから。

そういえば、後の時代に残っていく曲というのは、誰かエライ人だとか代表委員会だとかが選んでいるわけではなくて、多くの人に愛されて、弾かれて、聞かれるから残るんですよね。こうやって素人でもレアチャレをして、楽譜を買ってみて、弾いてみて、それを聞いてみた人が素敵だなと思えば、また何かのアクションを。

「クラシック」曲を選定する投票一票みたいなものじゃないですか? 曲への愛は。

そう思うと、責任感みたいなものが生まれてくるような気がするんです。やはりいい曲を選んで愛をこめて弾いて、その曲の素敵が自分なりに伝わるように弾きたいですね。次はもうちょっと慌てなくていいように選曲を。

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コメント (2)
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