アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

リビングルーム席で聞くコンサート

2020年09月18日 | ピアノ
私が「追っかけ」やってる音楽家のひとり、ゆかりちゃんは元々、ゆかりちゃんママと私が市のマタニティースクールで「同期」だったというつながりなので、つまり、またろうとゆかりちゃんが同学年。

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またろうとゆかりちゃんは、いっしょに我が家のリビングの段ボールハウスで遊んだ仲だ(本人たちは覚えてないだろうけども…)

ゆかりちゃんが中学生のころとかは我が家のミニコンサートに出てもらっていたけど、今やそういうわけにいかないので、こっちから追っかけるしかないじゃないですか。

とはいえ、ゆかりちゃんがフランスに行っちゃったので(フランスまで追っかけていかないので)演奏を聞く機会もなく、ちょっと残念に思っていたところ、とにかくこんな年になっちゃったのでいろいろあったらしく、日本でコンサートやら収録やら…

しかしこんな年だもんで、私は平日なかなか都心に出かけられなくなり(「会社帰り」というものがなくなったため)、平日夜のコンサートは行きにくいんだけれども、そこで新たに出てきたのが「配信」というシステムですよ。

今日は無事、La Musica Collanaの古楽オーケストラが聞けました。

あえて、ライブでなく、音質にこだわった配信で、今日から一週間聞けます。(まだ今からでも申し込めますよ!)

ゆかりちゃんはチェンバロとオルガンを担当しています。古楽オーケストラLa Musica Collanaを率いているのは「森のくまさん」(と私が勝手に呼んでいる)こと、丸山韶さんです。丸山さんのバイオリンの音色は、その質感がとても心地よいのですが、生でなくて(CDでもなくて)どのくらい伝わるものだろう? と思っていましたが、とてもクリア、かつ温かく再生できました。

バロックバイオリンはモダンと違ってあごでぎゅっと支えないので、柔らかな動作を見ているととても不思議な気持ちになります。楽器と人が一体になって動的にバイオリンをふんわり支えているんですよね。どこにも固定した基準の点がないまま、いつでも弓がいちばんいい具合の相対位置を保ち、絶妙な手触りの音が鳴るんです。魔法みたい。

モダンのピアノ、あるいはバイオリンのときは独奏を楽しむことが圧倒的に多い私ですが、古楽オーケストラのしっくりくる感じはとても幸せ度が高いです。これをリビングルーム席で聞ける(リピ聞きもできる)。私のイチオシはコレッリです。

とりあえず、「森のくまさん」とゆかりちゃんの演奏が無料で聞けるNHK FMアーカイブはこちら(21日の午後3時配信終了です)。気に入ったらぜひ、コンサートのほうも。


いろんなコンサートが、自宅から楽しめるようになったのは怪我の功名というか、直接足を運ぶのであれば体力的にも時間的にも金銭的にも、わりと少ないところで限界が来てしまいますけど、配信であればかなりあれもこれも聞くことができます。(ま、それでも限界はあるんだけどw)

明日は藤田真央さんのコンサート。

----- 今日のブルグミュラー 21. 天使のハーモニー
あんまりこの曲、弾き覚えも聞き覚えもなかったんだけど、弾いていて気持ちいい曲。ペダルなんとなく踏んでるけどどうするのがいいかな。

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