アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

学生コンサートで若い音楽家を青田買い!!

2010年06月10日 | ピアノ
昨日は、ホームコンサート常連のゆかりちゃんが出る学生コンサートに行ってきました!!

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ゆかりちゃんの学年(高校二年)から九人、ピアノとバイオリン。これまでホームコンサートに二回来てくれた、まりちゃんも出ましたよ。平日なので迷ってたんだけど、やっぱりゆかりちゃんがロングドレス着てワルトシュタイン弾くとなりゃ行かないとね。

これが学生コンサートだから無料で全部聞けちゃうんだけど、彼らが学生じゃなくなってコンサートを開くころには、それぞれチケットにお値段がついているわけですね。それを、「あ、あの子だ。これは行ってみよう」と思うような名前をいくつか心に留めておくってのはなんだか、ちょびっとパトロン気分ていうの?? いい感じだと思うんですよ。

ゆかりちゃんはもちろん、中学生のときの演奏から何度も聞いてその成長ぶりを目の当たりにしているわけで、聞くたびに、あ~うまくなったなぁとうれしく、ほとんど「親戚のおばさん」状態です。

曲目は、ワルトシュタインの一楽章、好きな曲です(^^) プログラムを見ると、まったく同じ一楽章を別の子も弾きます。こういうのって、例えば私がヤマハの発表会に出るならぜひ避けたいパターンで、曲決めのときに先生経由で探りを入れてもらいますけどね…さすがプロの卵、それぞれの個性で勝負だから気にならないんですかね。

しかし私の後ろに座っていた子たち(明らかに音高生)が、「な~に~これ、おんなじ曲じゃん。さいあくー」と言ってたので(笑)気にする人はやっぱり気にするのかな。

でもね、プログラムには「出演者による曲目解説」というのが載っているんだけど、これが、曲は同じでもおもしろいくらい違うんですよ。たぶん、弾いていて曲の捉え方ってのも、二人はぜんぜん違うんでしょうね。

ゆかりちゃんの解説は「…第一主題は遠くから近づいてくる馬の駆け足の音、第二主題は心が浄化されるようなコラール、展開部に入るとそれはもう美しく昇ってくる朝日のようである。再現部後の長大なフーガは…」という調子で、堂々として構成的。もう一人の子はもっとあっさりと感覚的。

それでゆかりちゃんの演奏ともう一人の子とどっちがうまいのかなんてことは私にはわからないけど(だってどっちもつっかえて止まったりしないんだもんね)、とにかく全然違う演奏でした。

ゆかりちゃんの演奏は、なんというかクリアで高解像度でスパーンとほしいところへほしい音がハマるみたいな、小気味いいつくり。テンポ感もジャスト私の好みで、私のベートーベンの、そしてワルトシュタインのイメージにぴったり。もう一人の子はもっとテンポ速くペダル多めで、細かいところはわーっと重なり、なんというか私が思うよりもっと…ロマン派っぽい?? もう一曲はショパンのエチュードを弾いていて、そちらのほうが合っているような感じがしたけど専門家的にはどんなもんなんだろうか。

そしてまりちゃんの演奏、何年か前に初めて聞いたときは、チェンバロの先生のおうちでやったホームコンサートで、ピアノは背の低いアップライトで、私とかが弾いたときは「音が出にくいわ」なんて思っちゃったんだけど、まりちゃんが弾いたら別の楽器みたいで(鳴る鳴る)、「こんな魅力的な『喜びの島』を弾く中学生がいるんだ」と衝撃を受けました。

その後、うちでやったホームコンサートのときにはモーツァルトのソナタ(テストの課題?)を弾いていたけど、モーツァルトあんまり好きじゃないのかな? という感じで。でも今回はドビュッシー、映像第一集より「水の反映」、第二集より「金色の魚」でした。もろストライクゾーンでは??

まりちゃんの演奏は、昔聞いたときはものすごくしなやかな、猫を思わせる雰囲気だったんです。それが、しなやかさはそのまま、芯が通って(姿勢もよくなった)力強さが増したみたいで、音色の幅もぐっと広くなりました。

ゆかりちゃんもまりちゃんも、私にとっては、「チケット出たら即買い!!」のピアニストですよ。

ほかも、すばらしい演奏ぞろいでしたけどね~パトロン気分出すにはただうまいだけじゃなくてsomethingが必要なのよ。最後の二人は、一人がプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第二番、一人がバルトークのピアノ・ソナタと、超難曲を抜群のテクニックと迫力で弾ききって、そりゃあかっこよかったけどだからどうっていうと、あえてほかのピアニスト・バイオリニストではなくその人を聞きにいく何か、というのは私にとって特に感じられませんでした。

ゆかりちゃんとまりちゃんのほかには、ショーソンの詩曲を弾いたバイオリンの子が、音色とかニュアンスとかすんごい好みで、この子の演奏はまたぜひ聴きたいなぁと思いました。

というわけで。パトロン気分を味わう、学生コンサートいかがですか?? きっと、各音大・音高でいろいろやってると思いますよ。

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今日の弁当
しゅうまい、ブロッコリー、厚焼き玉子、こんにゃくきんぴら、プチトマト、竹の子土佐煮
* 今朝の調理は市販のしゅうまいと、ブロッコリーをいっしょに蒸しただけ。手抜き。
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【ピアノWeb発表会】 おとながひだりで、こどもがみぎ!

2010年06月09日 | ピアノ
さてさて、六月まだまだ続きます。参加表明してない方も、いまからぜひ!!

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連弾ありとかなしとか何も決めてませんでしたが、「あり」ということにしまして(主催者特権)突然ですがまたろうとはなひめの登場です。

彼らとにかく楽譜というものを読みませんので…いまさら難しい曲は弾けません。

そこで、大辻ゴンさんの「おとながひだりでこどもがみぎ!」から選曲しました。これなら、子どもは片手ですいすい弾けるし、大人も「ちょっと」の練習ですぐ…弾けるといいつつノーミスクリアできず(-_-;; なんなんですけどまぁノリということで大目に見てください。

--- またろう ---
(1) 曲名
あさごはんをたべるうさぎ

(2) 作曲者名
大辻ゴン

(3) ピアノ歴
小四から、アニメ曲を片手で弾いてデータで伴奏…というような長い時期を経て、中学校後半くらいからピアノを両手で弾くことに目覚める。しかし今回は片手参加(笑)

(4) 選曲理由、曲の解説
母の「ラベル ハイドンの名によるメヌエット」のときにうさぎの絵を使ったので、今回我が家はうさぎシリーズということで…というのは嘘で、単に母のお指の都合のつく中から選んでもらったらこうなりました。

またろうは、この曲と、「うさぎ、つかれて寝る」の二つを練習してみていたのですが、はなひめも参加することになり、そちらははなひめに譲りました。

「あさごはん」のほうは軽快な曲で、いくらでも食うまたろうにはぴったりですね。最後の高い「ド」では、きれいに食べきったという感じがします(?)

(5) その他
この曲集は、ほんの短時間の練習で親子連弾が楽しめて、最高です(^-^)

それではお聞きください→

--- はなひめ ---
(1) 曲名
うさぎ、つかれて寝る

(2) 作曲者名
大辻ゴン

(3) ピアノ歴
幼児期から習ってはいるが、レッスン中以外は弾かない。

(4) 選曲理由、曲の解説
またろうといっしょに練習していて、母が即対応できる二曲の中から、こちらを試してみたらうまくいったので、そのまま決定。

とりあえず弾いて録音してみて、それを聞いてもらって「寝る感じが出てるかな??」などといっしょに考えてから仕上げました。

「つかれて寝る」の中でのフォルテってどんな感じなのかな?? というところが難しかったです。「あんまりびっくりするようじゃおかしいよね」と、あくまで、気持ちよい眠りの中のフォルテということで、また静かに戻っていきます。

(5) その他
はなひめが、乗り気になるかどうかは出たとこ勝負だったのですが、うまくいってよかったです。

それではお聞きください→

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今日の弁当

厚焼き玉子は自家製。鶏つくね、竹の子土佐煮、枝豆は市販品。


こじろう分は山登り用にお握り。

はなひめ昨日の勉強
なし。昨日はバレーボールだから。
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バイオリンレッスン(28): リファレンスがないとグダグダ

2010年06月08日 | バイオリン
七月のハッピーアンサンブルに向けて、準備しなきゃいけない曲が目白押し。

近々オフ会でやるアンサンブルのほうの、「この木なんの木」「ドラえもん」とかも見てほしいんだけどとてもそこまで手が回らないな。

ハッピーアンサンブルの曲は、
・モルダウ(1st)…初のポジション移動あり。さらに、中ほどの細かい音(タラ・タラ・タラ・タラ)のところが難物。
・Summer(2nd)…ほとんど刻みばっかりで、難しいところはないが、自分が何をやっているか見失うという欠点がある。
・星に願いを(2nd)…部分的に難しい。あと、2ndだけ聞くと納得のいかない音形があり、音程を見失うという欠点がある。
・星条旗よ永遠なれ(2nd)…譜ヅラは特に難しいところはないけれども、曲本来の速度を考えればとてもじゃないけど弾けないように思われる。
となっております。

前に書いていたのより、一曲(星条旗よ永遠なれ)多いのは、全体合奏の分の楽譜があとから来たから。別に、特に弾いてみたい~というような曲じゃないし全体に手が回らないしというわけで完全放置のままレッスンに行ったら、まず「一度もやっていないコレからやりましょうか」といわれてヤマの外れた受験生状態。

でも、その場で弓の上げ下げ、指使いを書き込みしてもらいながらゆっくり弾いていって、なんとか並んだよ、音が。ふー。先生「弾けてますね。大丈夫ですね」…あの、現状と、あるべきスピードで弾くことのギャップが果てしなくでかいように思いますが??

すると、全体合奏なので(オール初心者コミなので)そんなに速くはしないと思う、それと、全体合奏なので、あんまり細かいところが弾けてなくても、大人数ずらっと並んで、とにかく勢いだからとのこと。つまり、「全体合奏なので」を頼みに、大雑把にいけるところまでいけばよろしいと。

となるとやはり最大の問題はモルダウでしょう。こちらは、全体合奏と違って、10人弱でやるし1stもらっちゃったしで。

先生は「前回、最初の旋律(ポジション移動あり)は弾けてたので、真ん中の細かいところをやりましょうか」と言い出したのだが、ふと気を変えて「いちおう最初からやりましょう」。

そういえば、前回レッスンでモルダウをやったときの記憶によれば、確かにポジション移動もスムーズに音程も合っててうまく弾けてたんだよね。でも、家で弾いてみると成功率(?)低くてぜんぜん弾けてないのだ。

それで、最初から弾いてみたんだけどこれがぐだぐだで。先生も「あれ??」という感じ。練習時間は少なかったけど、その少ない中でポジション移動は毎日触っていたので、別に技量として下手になってるわけではない(はず)。元々、弾けているというような状態ではなく、今もそうだということに過ぎないと思うのだが…

前回、何が違ったかというと、先生が2ndパートを弾いて合わせてくれていたのである。今回は合わせなしの単独で。

前から気づいていたんだけど、私はうまい人のリファレンスがあるときとないときで別人くらい違うようだ。リアルタイムにマネする能力だけが異様に高くて、自分の中には確かな音程とか確かなリズムとかがまるでない。

和太鼓を習っていたとき(あれは譜面というものがない世界だ)、新しい曲を習うのに、先生がまず叩いてみせたことがあった。それに合わせて隣でいっしょに叩いて、けっこう複雑なリズムだったのにピタリと私が正しく叩いたので先生がびっくりした。「知ってたの!?」…知るわけないでしょう、先生の頭の中にしかないのに。

和太鼓を叩くときもバイオリンを弾くときもそうだが、音はその出た瞬間にわかるのではなくて、必ず予備動作や呼吸がある。とりわけ、近くにいるのが「うまい人」の場合はその予備動作なり呼吸なりがとても自然で、リーズナブルなので、それを瞬時に取り込むと自分でも正しい発声・発音に結びつけることができるのだ。

弓の動きとか叩く動作もスムーズになり音色もアップするし、バイオリンの場合なら音程もリアルタイムにわかるので正しい音程を自然に出せてしまう。弦楽アンサンブルのとき、隣にBrownさんがいて同じパートを弾いていたら、ふだんの自分ならありえないくらい音程も正しく上手に弾けたことを思い出す。

ありていにいって、自分ひとりの実力でいうと、モルダウの主旋律も正しく弾けないってことだ。ハッピーアンサンブルでは、隣も初心者だよ。どうする!?

今日の弁当

今日の調理は、市販のしゅうまいといっしょにオクラをヘルシオで蒸しただけ。卵焼きは市販に戻ってます。だって気が付いたら卵がなかったんだもん(昨日のおやつにまたろうとはなひめが食べちゃった)。
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弁当戦線異状あり

2010年06月07日 | 中学生活
ふつう、お弁当写真をブログに載せるってのは、ちゃんとしたお弁当を作ってますっていう意味だと思うんだけど…

私のは違うんです。こんなんでも日々過ごせますよっていう、脱力系弁当ブログです。

私の愛用する市販おかず。

よく入ってるでしょ。厚焼き玉子と竹の子の土佐煮。

お弁当写真が載ってるブログの中で、市販品利用率が一番高いのが、私だと自負してます(^-^)v

…それが。最近、微妙にいろいろと事情が変わってきています。

「この3kg」のダイエット、意外な展開へ」に書いたように、会社でのおやつ、特に甘いものを減らしていたところ、どうも甘味を前より強く感じるようになってしまったようです。

竹の子土佐煮は別にいいんですが、「切れてる厚焼玉子(←めっちゃ便利!!)」はどうも甘すぎて。あと、ひじきの煮物や、切干大根の煮物なんかも、いろんなメーカーから、あるいはスーパー独自でも出来合い品が売られているけど、どれも味が濃い。しかも甘い。近くの豆腐やさんで売ってる煮物はいちばん好みに合うけれど、でも量がちょんぼりで割高。

そう、市販おかずはやっぱり少量でけっこう高い。うちは胃袋の数が多いので、夜ごはんにそんなもんを出したら瞬間蒸発しちゃうし、お弁当でもちょっとね…四個の弁当に入れるには少ないです。

先週、よしぞうが弁当デビュー(*)して、朝の弁当作りが四個(つまり、はなひめ以外全員)になりました。そうすると、市販のおかずパックを一袋開けてもなんか足りない感じで、だったら家で作ったほうがいいか…ということになってきました。

そんなこんなで、切干大根煮やひじき煮なんかも作ってみてます。作るとやっぱり、好みの味にできるし、たくさん安く作れるのがいいとこかな。けどね、手抜きは私のポリシー。私は別に、お弁当というフィールドで母の愛を表現しようとしているんじゃないのに!! 健康的な食生活ということについても、ほんのささやかなこだわりしかなくて、市販品に抵抗ないのに!! なんでここで煮物を作らにゃならん。。

というふうに、私としては心理的に抵抗を感じながら、「おうち煮物」を作り始めたわけなんですよ。あ、我が家の一番人気おかず、こんにゃくのきんぴらはもともと市販品じゃありません。あれ、あんまり売ってるのは見かけないし、作るのも簡単です。ひじきとか切り干し大根とかだと戻す時間がいるから、作ろうと思い立った瞬間に煮始められないのがちょっとね。(私には)大いに面倒に感じられたというのと、それから、にんじん洗って剥いて切るのはこんにゃくより面倒だ

だからまぁ、日曜日に作れるときはなるべく作っておいて、それがなくなるまではおうち煮物でいこう、ウィークデー半ばでも作れるタイミングがあったら作るけど、駄目ならあっさり市販品に移行しよう。という方針に変えたわけです。

で、実際、おうち煮物とかを入れるとやっぱりおいしいわ~これは究極の(?)ぜいたくよね。と自画自賛して、またろうにまず聞いてみると、ちゃんと「いつもと違って」ひじき煮とかが家で作ったものであることをわかっていて「やっぱりおいしいよね」と言ってくれた。「ごーじゃすだね」とも言ってくれた。我が家で何の資源が貴重であるかをよくわかっている。

ついでにこじろうにも聞いてみたところ、煮物が自家製か市販品かについてまったく意識していなかった(^^;; まぁでもこれは思ったよりは上出来。こじろうは濃い味が好きなので、ひょっとしたら市販品のほうがおいしいと感じていたかもしれないと思っていたのだ。それと、こじろうは、甘い厚焼き玉子が好きじゃなくて、家ののほうがいいんだって。

作り置き煮物が二品あれば、朝は安心。


でも四つ分詰めるのはけっこうたいへんだ。

ミートボール、プチトマト、枝豆、こんにゃくひじき煮、切り干し大根煮、厚焼き玉子。

今朝は結局、作ったのは厚焼き玉子のみ。枝豆とミートボールは市販品。

(*)社員食堂がない事業所になったこと、同僚にお弁当仲間がいること、そして夜の外食が増えてあまりにも外食が多くなったことによる。

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はなひめ昨日の勉強
漢字と語句3ページ
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塾の個人面談(はなひめ)

2010年06月06日 | 中学受験
数日前、塾から電話がかかってきて、

「はなひめちゃんに伺ったら、月曜日が空いているということでしたので、その日に国語と社会の補講を組みたいと思います。それで親御さんの意向を確認したく」
…えっ、タダで補講してくれるの??(o_o) それってはなひめ一人に先生一人つけるってこと??

時間帯は、いつもの塾の時間と同じでということである。そりゃありがたいけれど…もともと、フルメンバー出席で三人とか四人とか、そういうクラスである。さらに個別に補講なんかやってて、採算合うのかなこの塾。

それで、月曜日がいちばんありがたいけれど、とにかく火曜日(バレーボール)以外であれば調整は可能だということをお伝えした。すると「月曜日で組んでみます」とのことで、さらに

補講の手配が遅くなってしまい、すみませんでした」とおっしゃるじゃありませんか。えっ、いやもちろん、最初から曜日のことはわかっていて、週イチしか出席できないけどあえてそのコースを選んだのはこちらですから。

まぁでも、はなひめの話から、ほかの習い事の都合で一日は別の曜日に来てる子がいるとか聞いたのでそんなことしてるのかな?? とは思ってたけど。


そして昨日は個人面談。こじろうが月例テストのみでお世話になっていたときは面談とかしたことがないので、まとめてこの室長さんとお話しするのは初めて。

先生が手に持っている紙ばさみには、はなひめがこれまでに受けた試験のデータとかが入っているようだったけど、最初に出てきたのはその話ではなかった。「四年生のうちに、ノートの使い方とかを丁寧に見ていきたいと思っているのですが、はなひめちゃんはなかなかノートを持ってこないんです」(o_o) あれ、そこですかい。

「…私は算数の担当なのですが、三回続けてノートを持ってこなかったのです。それで、もちろん授業では裏紙をお渡しして問題を解いたり毎回ちゃんとやっているのですが、あんまりそういう散逸するものばかりでやっているのもよくないってことで、三回目は塾で用意しているノートを買ってもらって、あとで親御さんに連絡して150円払ってもらうことにしています。でもはなひめちゃんはそれは絶対に困るって…」

先生がいうには、ノートを家でそもそも用意していない子はそこで素直に買うことが多いそうだ。はなひめが絶対困るというので、家にはあるんだなと思ったんだって。「えぇ、家にはありますよ。塾の教材をまとめて置く棚があるんで、そこから持ってくだけなんですけどね。これまで、支度を確認してなかったので、朝のうちにいっしょに確認してみます」

すると先生は、「よくあるのが、支度は完璧だけれど、親御さんがすべて支度していて、お子さんは何がかばんに入ってるかすら知らないというケースね。それはよくないんですよ。だから自分でやっているのはいいことです。あと一歩ですね(^-^)」そうかなぁ。その一歩がなかなか越えられないってのはイヤってほど見てきたからなぁ。誰とはいわないけど。

それからようやく勉強の中身の話。現状についてどう思うかと聞かれたので、「中学受験をするからには、毎日漢字と計算というのをまずやってなんぼと思っているけど、現状はそれをしていないので、それをいつからやるのかがひとつのポイントだと思ってます。でも当面はバレーボール優先でゆっくりやります」と答えた。とにかく、塾の雰囲気を本人が気に入っているようで、喜んで通っているのでよかったと思っていることをお伝えした。

家では何を勉強させるにしてもすぐ喧嘩になるので、塾でやってきてもらえるのはほんとにありがたい。でもどうやら、塾でも休み時間とかはずいぶんこなれた雰囲気になっているらしい。ほかの先生から、「よくそれで(←先生とふざけたりする関係になっていて)授業になりますね」といわれたりするそうだ。

「でも授業中にその空気を持ち込もうとすれば…一回、そうしかけたことがあるんですけどね…びしっといいますから、大丈夫ですよ。はなひめちゃんは、勉強自体に興味を持っていて、理解力もありますね。問題を解いたり、丸付けに持ってきたりというリズムはうまくまわってますから、心配いりません」

それから、我が家の志望校の考え方などについてちょっと(抽象的な)話をして、具体的な学校についてはこの秋にいくつか調べるつもりと言った。そして、こじろうの受験のときは親掛かりで最後まで漕ぎきったんだけれども、はなひめはそれには向いてなさそうなので、本人がどこから本気になるかが鍵というようなことをお話しして終わった。最後まで、成績の数字の話は出なかった。



またろうに宇宙から電波が飛んできて描かせたらしい、魔術による交信方法の図(嘘)
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