アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

路上ライブはどらみちゃんで決まり!!(録音有)

2010年06月13日 | バイオリン
さて昨日は弦楽合奏の日でした…と書くべきなのか、路上ライブの日でした…と書くべきなのか。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←まさか40超えて初コスプレがどらみちゃんとはね。人生いろんなことがあるもんです

合奏の中身により意味があると思うか、パフォーマンスおよびイベントとしてより意味があると思うか。ま、価値観の問題だけど。私としては、どっちも想像をはるかに超えた楽しさでしたよ(^^)

まずは昼前に待ち合わせてスタジオで練習。今回の面子は全部で五人と、いつもより少なめだそうです。固定メンバーはVNYOさん、つてぃんさんの二人だけで、私とリアムさんともーつぁるとさんは初参加ということになります。

私の知る限り、これまでのときに合奏をまとめてきたのはnicoさんらしいのですが、彼女の欠席により、この五人は完璧な初心者集団と化しています。もーつぁるとさんがかろうじて一番キャリアがあり、つてぃんさんがその次(一年)、残る三人は団子状態(8~10ヶ月)。この状態で、難曲の「ドラえもん」に挑みます。

曲目は、「この木なんの木」がテーマソング、「ドラえもん」が定番で、今月の新曲は「乾杯の歌」。「乾杯の歌」の楽譜が送られてきたとき、VNYOさんによれば「この曲は簡単なので、1stと2ndは適宜交代してやりましょう」みたいなことが書かれていました。しかし弾いてみるとこの曲は難しいのなんのって、装飾音がうまく弾けず、特に1ポジのままではほぼ不可能ってところもあるし。レッスンに持っていって教えてもらったところによると、これはやっぱり3ポジに移動してこなすものらしい。

これを簡単と言い切るVNYOさん、しばらくお会いしてないうちにどんだけ上達されたのか!? (o_o) と思ったが…単に楽譜ちゃんと見ないで言ってただけでした。「いやー、これ難しかったですね」…難しいよっ!!(-_-;;

スタジオで練習してみたところ、
この木なんの木…特に問題なし。安心して弾ける。
ドラえもん…前奏は大いに問題あり。しかし、曲全体としてはなんとか。
乾杯の歌…すごいマズい。
ということがわかりました。

ドラえもんは、1stがつてぃんさんともーつぁるとさん、2ndが私一人で、3rdがVNYOさんとリアムさんという構成で弾いていたんだけど、3rdはあまり問題なかったのかな。1stはえらい難しいんで苦戦していて、2ndは半音階やっぱりなかなか弾けないんだけど(成功率五割くらい!?)ほかはなんとか。でも、曲の中で「いま、ここ」というのはわかっていて音を外すとかそんな程度で、曲全体が崩壊することはないかな。

つてぃんさん、VNYOさんが言うには、最初のときはこんなもんじゃなくて、みんな呆然とするほど曲にならなかったそうで、今回は新面子三人が入ってるわりにまともだそうです。人数が少ないのが幸いしているかもしれません。
「ドラえもん」録音はこちら

乾杯の歌は、すんごいゆっくり弾いてみたけど、どうにも決まらないので、「装飾音を外してやってみましょうか」と提案。それで何度かやってみたら、「装飾音がなくてもテンポがある程度早いほうが雰囲気に合ってるかも」→「やっぱり装飾音がないと寂しいから、テンポこのままで『なるべく』つけてみましょうか」という順でしつこくやってみてたら、だいぶマシにはなってきたみたい。でもね…

それから、スタジオを出て、遅めのお昼を食べながらリラックス。途中で、もーつぁるとさんのだんな様が、ビデオを持って登場。撮影する気合十分です。

いよいよ路上ライブ、ほんとにこんなところでやるんですかぁ~とちょっと信じられない気持ちでいっぱいですが、えぇやるんです。譜面台を組み立ててバイオリンをスタンバイ。路上ライブの天敵は実は「風」でして、過去の経験を生かしてクリップも多めに用意されています。

タイミングよくayucoさんも登場して、クリップを追加で貸してくださいます。遠くでお仕事があったはずで、このあともまた別のお仕事なのに、わざわざ駆けつけてくださって、それが弾くつもりじゃなくて、撮影するつもりだという(笑)

まずはコスプレなしてひととおり演奏。なんかやってみるとどうってことないというか、人通りもそんなにないしなにしろガード下でうるさいし、誰も聞いてないや的な気軽さがあって、まったく緊張しません。発表会とかとは違う。

慣れてきたところで、いよいよコスプレです。慣れとは恐ろしいもので、このへんになると、いいよいいよ、何着る??くらいの感覚です。私はどらみちゃんの着ぐるみを貸してもらいました。

←はっきり言って、暑いです。

道行く人は、さすが都会人で、そんなに注目しすぎることもなく、軽やかにスルーしていく人が大半です。なのでやりたいようにやらせていただき…持ちネタがあまりありませんので、ひとつの曲を何度もやっていきます。

それでわかったことは、スタジオで成功率5割しかない半音階はやはり、路上では成功しないってことです。別に緊張してるわけじゃないですけど、音が分散して集中しにくいですし、ぶっちゃけ電車が通ったらバイオリンの音どころじゃないですから合わせにくい。ま、でも全体に合わせに関してはそんなに崩壊することはなく、主に各人弾けないところの問題だったかな。

全体こんな感じになります:

(撮影: ayucoさん)

それでですね…ドラえもんの2ndパートが力弱いのを見て取ったayucoさんが一回だけ、助っ人に入ってくださいました。そのときだけはわりとまともなドラえもんでしたよ (2ndの音がまともになるだけでなく、隣の1stの人も弾きやすくなるようです)。

その他、ayucoさんにお願いしてパッヘルベルのカノンをやらせてもらったり、とにかく弾きたいだけ弾いてきました。どらみちゃんソロで津軽海峡冬景色までやりました。もうなんにも怖いものはありません(笑)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育

【中学受験】 こじろうインデックス
【高校受験】 またろうインデックス
ピアノ・インデックス
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする