アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

トップバッターでショパンノク15(録音有)

2013年06月11日 | ピアノ
「梅雨入り大練習会」では、第一部のプログラム一番、トップバッターとしてショパンのノクターン第15番を弾きました。

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ホール形式のこういうのでトップバッターをやったのは記憶にないから初めてかな? 弾き終わったとき、506さんが「最初なのに落ち着いてましたね~」といってくださったのですが、最初って、いいですよ。ほかの人の演奏を聞いていると、それがうまくいっててもコケてても(^^;; 自分に引き比べて、なんだか思うところがいろいろ出てきて、緊張しちゃったりするじゃないですか。何もないから、緊張する暇がない。

それで、自分だけちゃっちゃと弾き終わったら、もうあとは左ウチワで、
「さぁさぁみなさん、がんばってね~♪」(←なぜ偉そう!?)
って感じ。いいよね。私、いちばんって好き。

それに、今回は、舞台袖から出て行くと、がらんどう状態の客席に、ひとりだけ最前列のshigさんが見えて(さすがにほかにも数人はいたらしいのだが、後ろのほうは暗くてみえない)、思わず笑ってしまいました。

そんな感じに、リラックスして弾けたのがこれ→ショパン ノクターン第15番@こもれびホール録音

やっぱりつっかえてますけど…これは、完璧リラックスして家で録音しても無傷のは取れないので仕様です。でも、いつもはつっかえないところを間違えているのでやはり完全に緊張フリーってわけじゃないのかもしれませんね。

まぁでも、とても気持ちよく弾けました。

あとで、shigさんに、今回はソロが第一部の最初、連弾が第三部の最初で、やりやすかったといったら、
「はじめが絶対イヤって人もいるし、最後が絶対イヤって人もいるでしょ。だから、初めて参加の人とかで様子がわからないと、なんか真ん中らへんの曖昧なところに入れるしかないんだけど。アンダンテさんは性格からして最初が好きかな? と思って」

どういう性格だと最初が好きなのか知らんけど。ともかく当たりです。

人前でこの曲を弾いたのは初めてじゃないんですけど。この曲は、なんか気に入ってるので、まだこれからも何度か弾いてみて、「いつでも弾ける曲(レパートリー!?)」にしてみたいって思ってるのです。

なんでこの曲なのかというと…なんでだろ…

きれいでしょ、長すぎないでしょ、ショパンでしょ。それから、
のだめカンタービレのアニメ中、シュトレーゼマンの思い出回想シーンで、のだめが日本で通った音大の学長さんが留学してたときにピアノ弾いてるところがあって、それがこの曲だったんですよ。あの、最初-まんなか-最初のが戻ってくる、の、戻ってきたやつの変化が印象的で、そこが使われていたんですね。
青春、情熱、そういうものが、過去にあって、でも今はもう、あーでこーで。でも切ない、みたいな。
だからです。なんのこっちゃ。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(20)

2013年06月10日 | 小学生活
またろう小一というのはとにかく「我が家のピンチ」といってもいい時期なので、その年に第三子を産むというのは…

産休・育休があって好都合じゃないか!? という発想で(^^;;

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* * *

5月1日(月):待ちに待った5月

今朝は「パスタっちで起きた(^-^)」と6:30きっかりにごきげんの目覚め。パスタっちというのは、「一年の学習」5月号付録のアラーム・ストップウォッチ付き時計なのだが、セットの間違いがあったり、音が小さめなのでそのまま寝過ごしたり、これで起きられたことはこれまで一度もなかったのだ。

早めに起きれば、そのあと遊んでてなかなか食べない・着替えない・支度をしないなどがあって寄り道しても、じゅうぶん時間どおりの仕上がりに。よしよし。

それに今日はまたろうが待ちに待った5月。なぜ5月を待っていたかというと、私が休みに入らないととても付き合えないめんどくさ系の遊び(木工セットの「コリント・ゲーム」、500ピースのジクソーパズルなど)をなんでも「5月になってからね」と保留にさせておいたからだ。だからまたろうはカレンダーをみて指折り数えながら「しあさってのあさっては5月だね!」「あさってのあしたのあさってっていっても同じだよね!」などと毎日のようにやっていたのだ。

そりゃ、私も産休は待ち遠しい、、しかし何でも「5月送り」にしておいたツケがちょっとコワイぞ。
#正確にいうと、今日明日はまだ会社にいくのだ。

今日はなんとPHSを家に忘れてきてしまったので私には電話できず、夫にかかってきた。でも、「パーパー、いまどこー?」という定番電話のほかは、「このあめ(おやつに入れておいたもの)なんていうの?」「こんぺいとうじゃなかった?」「おくちにいれるとぷちぷちするのー(実はソーダ飴)」という会話があった程度だそうだ。

今日の手紙では、日曜日に買ったクルクル(穴のあいた歯車と、それがかみあう丸い枠があって、クルクル模様が描けるおもちゃ。昔から屋台や駄菓子やで売ってるやつ)で私がいくつか模様を描き、「こんなのがかけたよ。きれいでしょう。またろうもかいたらみせてね」としておいたのでまぁ30分かそこらはつぶれたはず。

* * *

置手紙で、なにかしら時間つぶしになるものに誘導してあげられるとgood。まぁ、忙しい毎日でいちいちそんなんやってらんないけどさ…

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楽しい「運命♪」の時間です(録音有)

2013年06月09日 | ピアノ
こもれびホールには、662席あるそうですが、そこに5人とか、ぱらりと。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←連弾でオケ気分を味わう

今日の企画は、ゆったり20分枠でホールの響きが楽しめるというゴージャスなものなので、必然的に参加者が少なくなります。少ない参加者が、舞台袖とか、受付とか、楽屋とかに分散するので、ホール座席を暖めている人が少ないのですね。

緊張をほぐすために、お客さんを「かぼちゃと思え」みたいな話がありますが、かぼちゃにする必要もなく(^^;; すっからかんです。好き放題に弾けます。

というわけで、shigさんとの連弾で、ベートーベンの「運命」より第一楽章です。(←録音です)

連弾の目標は、というか、この曲の場合もともとオケ曲ですからなおさらですけど、ノリを壊さない、オチないことが最重要項目です。とにかくどこ弾いてるかわかるように、片手でもいいから特徴部分を死守。

…そういうのって、苦手なんですよね。ともかく、つっかえるし、弾きなおすし、ってのが私のいつものピアノです。

練習のときは、とにかく「あぁっ」って思ったときに、弾くのやめちゃわないで(^^;; 弾きなおさないで(-_-;; 音を減らしてリズムキープ。ということを本気で考えました。

今日のリハでは、「んジャジャジャジャーン」の「ん」の合わせを確認し(これが合わないとさすがにカコワルイ)、数え間違い危険ゾーンをちょちょっと確認。こんなことやってるとほんと時間があっという間です。ピアノソロ枠のリハ時間をちょっと連弾側につぎ込んでやってましたが、焼け石に水でした。

まぁでも大崩壊はしないような気がするんだけど…

ひとつ不安といえば、最後のキメのところでジャンジャンジャンジャンと連続する和音のところ、音が取れないんですよ。毎回コケてました。最後締まらないのは困るねぇ。

shigさんがいうには、「ここはとにかくおじぎ和音がじゃんじゃん続いてるだけなんだから、なんかそのへんの和音鳴らしとけばいいの」。つまり、オクターブ違おうが、展開形が違おうが、そんなことはいいから、それ系の音をリズムだけ合わせて鳴らしとけば八割がたOK。

幸い、連弾は第三部の頭。ほかの曲を聞かない状態で数分準備できたので、
・とにかく、shigさんの「指揮」をガン見して合わせる。
・和音はそこいらへんを鳴らしとけ。
の二点にしぼってイメトレ。

…で、本番は…

とにかく楽しかった!!(^-^) 最初、テンポがいまいち思ったところに設定できなくて(速いと弾けないので慎重になってしまった)どうしようと思ったけど、最後はノリノリ、弾けなかった和音も、「そのへん」どころかばっちり弾けてました。「そのへん」でいいと思ったらなんか弾けちゃう不思議。

ま、途中いっぱいハズしてますが。終わりよければすべてよし(?)

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(19)

2013年06月07日 | 小学生活
密度の濃い一ヶ月。
四月のうちに、事件あり涙あり、そしてついに平和な日が。

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* * *

2000年4月28日(金):全校遠足

今日はお楽しみの全校遠足。一年生と六年生がグループになって、「お世話」してもらうらしい。六年生の方が人数多いので、一年生2~3人と六年生4~5人でひとグループだとか。なんとゴージャス。

昨日の約束どおりおにぎりのお弁当。弁当、水筒、タオル、ゴミ袋、敷物、雨合羽、、といちおう自分でリュックに入れさせる。ずいぶんぐちゃぐちゃに入れてるけど、まぁいいか。

「いってきまーす」といよいよ出発するところを見ると、なんと後ろからリュックをしょって、前からはランドセルをしょっている(-_-;;「ちょっとー、、今日は晴れてるから学校のお支度はいらないよ。遠足にいくんだからランドセルはいらないよ」「ハンカチ持った?」「学童のかばんは、遠足にもってっちゃだめだよ。今日は教室入らないかもしれないから、先生に、このかばんはどこに置いておけばいいですかって聞くんだよ」

思わず矢継ぎ早にいろんなことをいってしまったら、またろうはランドセルも下ろさずぼーっと固まっている。「ちょっと、聞いてるの?パパは今なんていった?」するとまたろうは、いっしょうけんめい考えて、「えーと、今日は晴れてるから、遠足なの」、、がく。

やっぱ一個ずついかないと。ランドセルを下ろさせてから、パパが、「いい?大事なお話だよ。鍵のついてるかばんは、遠足に持っていけないから、学校に置かせてもらうんだよ。どこにおいたらいいか、T先生(担任)に会ったらすぐ聞くんだよ」「え??どこにおいとくのー??」「だからー、どこにおけばいいか先生に聞くの。昨日うわばき持って帰ってきたってことは、今日は教室入れないんでしょ。昨日、うわばきもってかえってって、T先生がいったんだよね」「あのね、うわばきもってかえってくださいって、O先生(担任補助)がいったの」「うん、O先生でもね。先生がそういったってことはね、、」

「ちょっとちょっと」さえぎる私。「うわばきはいいよ。混乱するから。またろう、学童のかばんはどこにおけばいいですかって、先生に聞くんだよ。それだけね。」と無理やりまとめて、「いってらっしゃい」と送り出した。さて大丈夫だろうか、、

今日は「いつもの時間帯」にまたろうからの電話がない。しかし家に着いてみれば何事もなくまたろうがいて、ただちょっと退屈そうにルービックキューブ(みたいな三角のやつ)をいじっている。ともかく学童かばんは無事持って家に帰れたということだ。「じゃ、こじろう迎えにいってくるね」「あ、ちょっとまって!」またろうは何かいいたいらしかったが「いいや。いってらっしゃい」

迎えに行っている間、こじろうが園トイレで寸前にもらすなどの事故(?)もありいろいろ時間を食ってしまったが、家に着くまでの間一度も電話はかかってこなかった。突然静まるとなんだか不気味、、いやそんなことをいってはいけないかな。

後で聞くとパパには定番時間(6:25ごろ)に一度電話があったそうだ。「何していいかわからない」というような内容だったとか。そのわりにあとは一人で過ごせたんだね。

全校遠足についてまたろうコメント「すっげぇたのしかった!(^-^)」「六年生でね、ぷーちゃんていうこがいた。ほんとのなまえじゃないけど、ぷーちゃんってよんでねっていったの」

学童についてまたろうコメント「K先生としょうぎしたけどまけちゃった。またろうの角とられちゃったの」

ま、ともかくまた平和な一日だった。すごい!

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一時間半、ベヒのグランドで

2013年06月06日 | ピアノ
せっかく遠いオフィスに通うなら、その地の利を生かさないと!! キャンペーン(^-^)

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←おうちに防音室とグラピがほしいよっ!!

今日は帰りに、ベヒシュタインサロンに寄って一時間半、グランドピアノを弾いてきました。あ、こないだのグラピではありませんよ。ホールひとりで借りたらそりゃ高いので。今日のは、お一人様サイズの部屋で、一時間2000円です。

今週末にある、梅雨入り大練習会の練習をするのが目的です。

家にあるアップライトピアノと、何が違うかといえば、もちろん音が違いますが、まぁペダルとか、譜面台の位置とかね。当日、おぉっと思ってうろたえたりして、事故の原因になりがちなところは特に重点的に確認したいですね。

…と、冷静に考えていたのは最初だけ(^^;; 弾き始めたら楽しくって、あっちゅー間の30分。あたしってば、ふつーに練習してただけじゃん(o_o)

大練習会では、ひとりでショパンのノク15を弾いて、shigさんとの連弾で「んジャジャジャジャーン」を弾きます。

うっかりするとノク15を弾いてるだけで一時間半終わってしまいかねないので、そこでとりあえず運命のほうも確認を。

こちらは、私がペダル踏むわけじゃないのでグランドで練習する必然性は少ないと思うけど、譜面台の位置が違うからまぁいちおうね。と思って弾いてみると、うちのアップライトだと、1stが弾く右のほうの鍵盤らへん(要するに高い音)はわりとけちょい音が多いんだけど、ちゃんとパワーのある音が出てこりゃ気持ちいいわ。

…それで、しばらく弾いてるうちに、やっぱり弾けてないところが気になってちょっと部分練習したりして…

やー、こんなことやってたら時間終わっちゃうよ!!

そうそう、ペダルペダル…

あ、やっぱり「亡き王女」弾きた~い♪→横道にそれて20分


いかんいかん。ショパンだってばよ!! そこからようやく、メロディーの浮き立たせ方とかペダルとか、グランドっぽいポイントを確認にかかる。というか、そんな高級なことやるより、ぶっちゃけ「譜面台が遠いために、ガン見しないと弾けない部分がつっかかる」という物理的な問題に遭遇し、格闘。

あああーーもうあと7分しかない(-_-;;

それで、気分入れ替えて、一回通しで仕上げ弾き…あ、なんか今のよかったんじゃね!?
そうだ、録音機持ってくるんだったよ~

というわけで、時間貧乏根性を発揮しすぎてわけわからなくなりつつ、貴重な一時間半はあっという間に過ぎていったのでした。

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