「ドレミファソ」って弾くんなら片手の指で順番に弾けば足りるけど、
「ドレミファソラシド」って弾くとなると親指がしゅっと他の指を追い越して次へ移動しないといけない。
←「お家騒動」みたいにならないように弾きましょう
これがピアノ入門の最初の(かどうかわからないけど)関門になる、いわゆる「指くぐり」。
ここいらへんを教わったのは、あまりに幼少のころなので何も記憶がない。
私はレイトスターターではなくて、早期教育あんど長期ブランク再開組なので。
しかしブランクが何十年あろうが、幼いころ身についた、染み付いたものって取れないもので、私の「指くぐり」というのはなんとなく大げさなのだ。くるりっとな。たぶん幼児にわかりやすく教える教え方としてはそんなもんなんだろう。
つまり、「ドレミ」と来たあと、その手の位置を変えないで親指を「ファ」に持って来ようというなら、けっこうぐいっと曲げないといけない。逆に、下降するときだったらたとえば親指の上を、よっこらしょと薬指とかが親指の左に来るようにするにはぐぐいって感じになって、手首がぐるりと傾いたりとか。
おゆき先生のところに通うようになって、けっこう「いの一番」で直されたのがこの親指通過で、「親指どしん禁止!!」「手首ぐるりっとしないで横移動」…つまり、弾き終わった指の位置をそのままにぐにゃりと次の指を持ってくるというよりは、
「すっとポジションごと移動」
するような動き。とかく動きが大げさなのはよくない。音もどたばたしてしまうから。
今年、私の誕生日が来るときによしぞうが「誕プレ何がいい?」って聞いてくれて、まぁそうはいってもお財布が同じだから、何かよしぞうに買ってもらって金銭的にうれしいとか助かるということはないし、第一ほしいものはたいがい買ってしまってるので(グランドピアノとか!!)さっと思い浮かぶような手ごろなものはなかなかないのだが、
よしぞうが「楽譜とかどう? 今まったく持ってない楽譜じゃなくて、持っている曲の版違いとか」と提案してくれた。
要するに、必要不可欠なものなら自分でさっさと買ってしまうわけだが、「いちおうは持ってるし…」とか迷うくらいのものがプレゼントによかろうという趣旨だ。ピアノ弾かないくせにたいそう気が利いている。
それで喜んで探し始め、フランス組曲の楽譜を買ってもらおうと思ったのだが、結局買うことにしたのが全音市田版で、高価じゃなかったのでこれは趣旨に沿わないよね!?(自分ひとりでもさっさと買ってしまう) そこで、えいやっと勢いがないと買えないものにしてもらった。
「弟子から見たショパン―そのピアノ教育法と演奏美学」
これ、内藤先生レッスンのとき先生が見せてくれた本で(付箋でいっぱいになってた)、なかなかおもしろそうなんだけど衝動買いには高いお値段で、どうしようかなと思ってたのだ。やった!! なんかうれしい(しかし結局ウチの財布ではある)
それでうちにこの分厚い本が到着したのだが、私の読書時間というのはもっぱら電車内に限られているため(家にいて、めるちゃん弾けるなら本なんか読んでる場合じゃないよね?)要するに持ち運び不便な本はなかなか読まないのだ。しまった。
それでだいぶ日にちが経ってしまったが、重いけど電車用の本に持ってきたところ、つらつら読み進めるに、おゆき先生の教えてくれる弾き方というのは、とてもショパン先生流の弾きかたなんだなということに思い至った。腕の重さをかけて打鍵したりせず、手はほどよい高さに保持され、指で弾く。手首はバタバタせずすーいと横移動。
うるさく弾かない。きたないフォルテとか出さなくてよろしい。自分がきれいに鳴らせる範囲で弾く。
ショパン先生流の弾きかたは、別に音大で習ったものではないようなので、おゆき先生が独自に試行錯誤して(音大流から)乗り換えていったもの。そのとき、ショパン先生の言葉を参考にしたのかどうか、こんど聞いてみよう。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
「ドレミファソラシド」って弾くとなると親指がしゅっと他の指を追い越して次へ移動しないといけない。
←「お家騒動」みたいにならないように弾きましょう
これがピアノ入門の最初の(かどうかわからないけど)関門になる、いわゆる「指くぐり」。
ここいらへんを教わったのは、あまりに幼少のころなので何も記憶がない。
私はレイトスターターではなくて、早期教育あんど長期ブランク再開組なので。
しかしブランクが何十年あろうが、幼いころ身についた、染み付いたものって取れないもので、私の「指くぐり」というのはなんとなく大げさなのだ。くるりっとな。たぶん幼児にわかりやすく教える教え方としてはそんなもんなんだろう。
つまり、「ドレミ」と来たあと、その手の位置を変えないで親指を「ファ」に持って来ようというなら、けっこうぐいっと曲げないといけない。逆に、下降するときだったらたとえば親指の上を、よっこらしょと薬指とかが親指の左に来るようにするにはぐぐいって感じになって、手首がぐるりと傾いたりとか。
おゆき先生のところに通うようになって、けっこう「いの一番」で直されたのがこの親指通過で、「親指どしん禁止!!」「手首ぐるりっとしないで横移動」…つまり、弾き終わった指の位置をそのままにぐにゃりと次の指を持ってくるというよりは、
「すっとポジションごと移動」
するような動き。とかく動きが大げさなのはよくない。音もどたばたしてしまうから。
今年、私の誕生日が来るときによしぞうが「誕プレ何がいい?」って聞いてくれて、まぁそうはいってもお財布が同じだから、何かよしぞうに買ってもらって金銭的にうれしいとか助かるということはないし、第一ほしいものはたいがい買ってしまってるので(グランドピアノとか!!)さっと思い浮かぶような手ごろなものはなかなかないのだが、
よしぞうが「楽譜とかどう? 今まったく持ってない楽譜じゃなくて、持っている曲の版違いとか」と提案してくれた。
要するに、必要不可欠なものなら自分でさっさと買ってしまうわけだが、「いちおうは持ってるし…」とか迷うくらいのものがプレゼントによかろうという趣旨だ。ピアノ弾かないくせにたいそう気が利いている。
それで喜んで探し始め、フランス組曲の楽譜を買ってもらおうと思ったのだが、結局買うことにしたのが全音市田版で、高価じゃなかったのでこれは趣旨に沿わないよね!?(自分ひとりでもさっさと買ってしまう) そこで、えいやっと勢いがないと買えないものにしてもらった。
「弟子から見たショパン―そのピアノ教育法と演奏美学」
これ、内藤先生レッスンのとき先生が見せてくれた本で(付箋でいっぱいになってた)、なかなかおもしろそうなんだけど衝動買いには高いお値段で、どうしようかなと思ってたのだ。やった!! なんかうれしい(しかし結局ウチの財布ではある)
それでうちにこの分厚い本が到着したのだが、私の読書時間というのはもっぱら電車内に限られているため(家にいて、めるちゃん弾けるなら本なんか読んでる場合じゃないよね?)要するに持ち運び不便な本はなかなか読まないのだ。しまった。
それでだいぶ日にちが経ってしまったが、重いけど電車用の本に持ってきたところ、つらつら読み進めるに、おゆき先生の教えてくれる弾き方というのは、とてもショパン先生流の弾きかたなんだなということに思い至った。腕の重さをかけて打鍵したりせず、手はほどよい高さに保持され、指で弾く。手首はバタバタせずすーいと横移動。
うるさく弾かない。きたないフォルテとか出さなくてよろしい。自分がきれいに鳴らせる範囲で弾く。
ショパン先生流の弾きかたは、別に音大で習ったものではないようなので、おゆき先生が独自に試行錯誤して(音大流から)乗り換えていったもの。そのとき、ショパン先生の言葉を参考にしたのかどうか、こんど聞いてみよう。
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