アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

旅先のピアノ

2018年09月15日 | ピアノ
出不精なので、自主的に旅に出ることは元々滅多になかったんですけど、近年はそれに拍車がかかってます。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←旅先にめるちゃんは持っていけない(チョビくんはいちおうあり)

ま、近場で温泉とかだったらいいなぁ(行きたいなぁ)と思わないこともないんですが
「でも(行ってる間)ピアノ弾けないしね」
ってちょっと思っちゃう。

せっかく旅先で、上げ膳据え膳、たっぷり時間があるのだから
(そしてその時間はおうちの片づけもできないわけで)
ピアノ弾きたいよねぇ。でもピアノがない。ふつうは。

さてさて、今年度は、またろうが修士二年生で就職も決まってるので、順調にいけば(←行ってくれ!! 頼む!!)
大学のお祭りは今回が最後。

というわけで、初めて行ってきました。一泊です。

到着した日はそのまま暇で、特にやることもないので
「やっぱりピアノ弾きたい」
と画策しまして、

東京にいるうちから検索。便利な時代になったもので、
全く馴染みのない土地の、
ホテルから徒歩圏のあるところに貸しピアノをみつけました。

予約状況は…空いてる日がほとんどみたいです(汗)

今、「ピアノスタジオ」と書こうとしましたが、そんなハイカラでも専門的でもなく、
習い事や練習にいろいろ使われているレンタルスペース的なところに、
そういやアップライトが置いてある部屋もあるわ、って感じ。



予想に違わずレトロなピアノ(カワイ)で、調律はいちおうしてあるらしくて音程は狂っていないのですが、
弾き心地はけっこうぼこぼこで響きも…なんといったらいいか…

ということで「舟歌」とかの練習をするのは早々にあきらめて、

ここから控える伴奏ものの音取り練習をすることにしました。

特にロッシーニは、まったく手つかずだったし合わせ練習の日は迫ってくるしでちょっと焦ってたので、
まとめて指使いの検討やら「秘儀: 音減らし(笑)」の検討やら
できてよかったです。地道に考え始めたら貸しピアノの二時間はあっという間

まぁどんなピアノであれ、弾けることはありがたいです。

(弾き心地のよいピアノを弾ける環境というのが、どんなにありがたいことか)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体験レッスンって無料が当たり前なのどうして

2018年09月14日 | ピアノ
ヨガだって、別に嫌々通っているわけではないんだけど…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←お互いすっきり納得感あるのがいいよね

その前に30分、ピアノが弾けるとなると俄然、足取りうきうき。われながら現金なものです(^^;;

先生も、体験レッスンからすんなり入会が決まり、しかもレッスン曲も素敵だったし(吉松)、なんかうきうきわくわくと出迎えてくださいました。

体験レッスンのときに、「土曜日に発表会なので」と伝えたから何か別の曲かな? と思われていたようですが、「今週末にまた練習会があるので」と再度吉松で。

「でも今日は四曲続けて聞いてください」

とお願いして、練習会モードで弾きました。

先生も、通して聞いてから
「あ、通して聞いてみると見えることもありますねー」
といって、
曲間の間とか、
テンポのバランスとか、
曲のキャラクターの違いを生かすとか、

いろいろアドバイスしてくれました。


ところで、常々「体験レッスン」というもののあり方に疑問を持っていたのですが…

この教室の場合、体験レッスンということで前回分は無料でした。

これって、無料でいいものですかね?

もちろん、初めて会う先生だったら、「お金を払ってレッスンを受けたい」と思うレッスンなのかどうかはわからないわけですが、それをいうなら先生のほうだって、無料でレッスンをする甲斐がある(入会してくれる)とも限らないわけで…

月謝や入会金じゃ体験しづらいけど、ワンレッスンの値段設定をしてくれたら十分じゃないでしょうか。

あるいは、リスクはお互い承知で、としたらまぁ折半(?)
ふだんの半額とかならまだ…

何をいいたいかというとですね。

せっかく「体験」なのだから、習いたいかどうか判断したいでしょ。
ほかのところのレッスンと比べたいこともあるし…
というかそれがふつうですよね。私の今回みたいに、ここのこの時間じゃなきゃ意味ないとかはふつうじゃない(笑)

体験レッスンを無料でしたから、当然入会してくれるよね!! ってのも困る。先生によっては、体験だけして入会しないのは失礼と思ってる人もいるみたいだけど、それじゃ体験の意味ないので。

でもなんか無料になってるのは、そういう慣例があると対抗しづらいからでしょうか…
まったく「よさげ」という情報がないと、それこそタダでもなければ来ないというのがあるかもしれないけど、
なるべく情報を出すようにすれば、無料じゃなくてぜんぜんいいと思いますよ。

そのほうが無駄足も減りますしね~


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノ弾きたちの合唱

2018年09月13日 | ピアノ
響きすぎるホールで弾くピアノは難しい面もあるけど、素人合唱なら響きすぎくらいがベスト!!

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←みんなで遊べる、気軽に遊べる

ピアノ練習会発表会での合唱、「マイバラード」と「大地讃頌」はほんと歌っていて気持ちよかった。100席とややこじんまりして、やわらかく豊かに(豊か過ぎると噂の)響くホール。

今回の合唱は練習日なしのぶっつけ本番、当日に楽譜をもらってる人も半分くらい(笑)
私はこの前の「COSMOS」「走る川」「怪獣のバラード」のときに、中学校の標準的合唱曲を網羅した曲集を買っていたから元々持っていましたけどね。前夜、YouTubeで音源聞きながらアルトパートと歌詞、繰り返し記号をチェック。

当日リハで「はーい、立ち位置確認しまーす」ってやってるそのときにちょいちょいとピアノを叩いて音取りしてる人もいるくらいな泥縄感満載。リハ中、一回通して歌ってみてハイ本番。

そんな具合なのに、そして指揮者もいないのに本番は、音程も正しく、(発声練習もしとらんのに)声もきれいで、歌っていてとても楽しかった。先日の合唱と違うのは

「お手本みたいなきれいな明譜」
とはいかず、みんな楽譜かじりつきなところ(^^;;

個人的に細かくいうと、二番が一番の歌詞と混ざったりとかあやふやなところはあった。うん。
しかし全体としては、このお手軽さ(当日のみ)とこのクォリティ、このお楽しみのコスパはちょっとなかなかないです。

みんなピアノ弾きだからソルフェージュばっちりですね。

もちろん伴奏を引き受けた人は練習してきたと思うけど。

伴奏やってくれる人~!! って募集があったとき、うわーやってみたい、って誘惑にはすごくかられたけど、
いや待て待て「素人が伴奏を楽しむ会」じゃないんだから、って理性で押しとどめて…

ま、やめといてよかったです。伴奏してくれた人は二人とも磐石でした。


この日、会場は17:00まで借りていたところ、本番はさくさくとオンスケで終了して16:00にはもう撤収可能な状態に。でも宴会のお店は17:00ちょうどにならないと開かないし…ってところで、会場はピアノもまだ使っていいよということだったので、

みんなでわらわらピアノの周りに集まって、即席合唱大会になりました。

「この曲なら弾いたことがある」という人が伴奏したり、
弾いたことなくても「弾けそうな気がする」という人が伴奏して、
歌うほうもほぼ初見。

次々いろんな歌をうたって、歌えたり歌えなかったり。
聞いたことのない曲のアルトパートを初見で歌詞までつけるのは無理ゲーです(笑)

まぁしかしこんなんでも楽しかった(^^)

これって、「飲み会まで時間あるからカラオケでも行かね?」ってノリだね。

ピアノ弾きの仲間内で合唱ってのは相性のよい遊び方ですね。伴奏ピアノ弾けるし音とれるし

いや私は初見で合唱の伴奏なんかできないけどね!!
あれできたらいいなぁ~便利だなぁ~


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい先生に何を見てもらうか?

2018年09月12日 | ピアノ
ヨガ前の隙間時間、月四回30分ずつの貴重なピアノタイムをひねり出したところまでは自分的にグッジョブ

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「新しい先生」、ブログ上の呼び名を決めないと不便だな

しかし、ただピアノが弾ける時間ではなくてレッスンなので、今後どう活用していったらいいのかはけっこう悩む(←はい、贅沢な悩みです)。

今回弾いた吉松は、スケジュール上ほかにどうしようもなかったもので
1回目: artomr先生、「子供の情景」危険防止レッスン時にちょこっと指使いなど中心に
2回目: おゆき先生、レッスンのメインに据えてがっつり
3回目: 新しい先生(体験レッスン30分)、もっと素敵にするポイントセレクション

結果的に、三人の先生のリレーでつないで本番、という形になったけど、ほんとは同じ曲は一人の先生に一貫してみてもらうほうがいいなと思ってます。違うこといわれると混乱することもあるからね!!

今回は特に矛盾することもなく(オクターブを弾くコツが違うくらい)、問題なかったけど。

発表会/コンサートの進行:
六月: シューベルト 楽興の時5,6、アヴェマリア(伴奏)、死と乙女(伴奏) (←済)
七月: ベネット スキップとセイディ(連弾) (←済)
八月前半: モーツァルト ピアノソナタK.V.533第二楽章 (←済)
(八月半ば: 合唱「COSMOS」「走る川」「怪獣のバラード」) (←済)
八月後半: シューマン 子供の情景 (←済)
九月: 吉松隆「プレイアデス舞曲集」より「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」 (←済)
十月: ロッシーニ Di tanti palpiti(伴奏)
十月: ショパン 舟歌
十一月: 吉松隆「プレイアデス舞曲集」より「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」 (←追加)
十一月: エックレスのソナタ全楽章(伴奏)、Sento nel core(伴奏)
十二月: メンデルスゾーン無言歌よりNo.9、No.10(仮。無言歌の中で迷い中)

吉松は、すごく思ったように弾けた部分もあったけど、キズも多かったので、再度弾く機会を作りました。しかし十月の大物「舟歌」の隙間をかいくぐって今より進歩するのかどうかは微妙な問題だ。。

十二月はおゆき先生のところの発表会なので、そこで弾く無言歌をおゆき先生に見てもらうことは決定。

それなら舟歌を新しい先生に…って(^^;;

さすがにいきなりこんな曲持っていったら何考えてんだかさっぱりわからなくてドン引きだろうから、さすがに徐々に「私」に慣れてもらってからでないと(何)

ほんとは、一回30分と細かいレッスンでもあるし、前に弾いた曲を掘り返して虫干しするのとかやりたいんだけど。

発表会スケジュールがここまで立て込んだ中にそんな寄り道(悪くない寄り道だとは思うんだが)を詰め込むのは無理だろうという気も。

とりあえず今週(明日)は、今週末のホール練習会で弾く吉松をもう一度見てもらいつつ次のことを考えよう…


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次からはバッハに似てると噂の臨書を

2018年09月11日 | 生活
書道を習い始めてから二年ほど経ちました。一か月に一回、休んだ月はほんの一回くらい? たぶん23回くらい行きましたね。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←いやピアノの記事じゃないけど私にとってはつながってるの

最初の数回は楷書を…

それからしばらく、同じ課題で一回は楷書、次の月は行書でと書いていき(つまり二か月1セット)

ここんとこは、同じ課題で楷書、行書、草書と書いてきました(つまり三か月1セット)。

今日のレッスンでは草書を書いて揃ったのが「風花隔水来」:


風とか花とか水とか、形が取りにくいオンパレードでおもしろかったです。

草書で書くのは今回が三回目ですが、まぁなんだかさっぱりわからんというか
最初はお手本の形を見てそのまま真似しますが、「字?」というか私の知ってるカタチと何がどう対応してるのかピンと来ないのでどうも胡散臭いというか(^^;;

それが、書いたものを先生に見てもらって形の細かいところを直してもらううちに、
なるほどここのちょこっとした太さの違いやふくらみがここいらへんを「気持ち」表しているのか~というようなことが見えてきて
形がようやく腑に落ちると線や字にリズムが生まれてきて

それが自然にいくとなんだか出来上がりもそれなりにまとまってくるんです。楽しい。

行書と草書は毎回最初「えーこんなの書けない」から始まって、最後は「楽しい」になります。

楷書のほうが、いろいろ気に入らなくて「むむむむ」と終わります(笑)

今日、一緒になった生徒さんは、私よりたぶん二年とかそこら先輩(注: 実年齢のことではなく、書道キャリア)ですが、
その人の書いた楷書を見ると、線がキリッとして美しい、かっこいい!!

先生が言うには、その人、前はもっとほわっと優しげな、下手ではないんだけどややぼやけたような線で書いていて、本人的には楷書・行書・草書の練習というのが行き詰っている(書いても書いても出来が気に入らない)感じだったんですって。それで、月々の課題で楷書・行書・草書を練習していくのをお休みして、ナントカ(名前失念)の臨書に取り組んだらそれが気に入って、そればっかりずっとやってて、

最近になって思い出したように楷書・行書・草書をやってみたらガラリと変わって別人のように「キマる」感じになったんですって。

「臨書が実は基本なんですよ」
古典(クラシック)ということですね。

私は別に行き詰ったりしてないのですが(行き詰るほどまだ熱心にやってない。そもそも意識低い系だから煮詰まらない)、好奇心で次回からは臨書でお願いしています。

王羲之の『蘭亭序』というもので、とにかく書道知ってる人なら誰でも知ってる有名どころらしい。
「『蘭亭序』はひととおりやりました、というとピアノでいうと何かエチュード一冊仕上げたみたいな感じですよ」と先生。

おっ、ピアノでは「ツェルニー30番」やってないのに書道ではいくのか??


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする