アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

暗譜しない人の救世主!? 電子楽譜

2019年02月21日 | ピアノ
フォーレのノクターン6番なんて、ページ数すごくて何をどうつないだってセルフ譜めくりできませんよねぇ?

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…といったら、artomr先生「いっそ暗譜しちゃえば?(^^)」(←もちろん冗談です)
こんな曲暗譜できるならなんだっていけるわー

2ページ限定なら暗譜できないこともない(インベンションとか、ブルクミュラーとか)
けど、それはそもそも譜めくりいらない(笑)

というわけで、暗譜しない(できない)私としてはこの「譜めくり課題」がいつもつきまとっているのですが、最近興味持ってるのが、電子楽譜。

GVIDO(「ぐいど」と読むらしい)

フットペダルでめくれるんですよね、これ…。しかし18万円。

去年の「ばんたの」のとき、shukuさんがフットペダルで譜めくりしてたけど、あれはこれ(GVIDO)じゃなくてIpadかなんか専用機じゃないやつ。それでよければもっと安いけど、なにせこちらはお年頃だから大きくないとね…

昨日の練習会では、このGVIDOの実物にお目にかかって、しげしげ観察させてもらいました♪

とても見やすい!! くっきりはっきり、ぎらつかない
見た感じはとてもよいです。フットペダルは使わずに画面脇をすっとタッチしてめくってました。
紙の楽譜と違って、1ページずつずらしていくめくり方もあります。ページの途中でめくることもできるね

手でめくる場合も、紙をばさばさめくるよりは動作がスムーズで、楽譜を飛ばす(笑)危険も低くてよいです。

ただし、次ページのロードに時間がかかっていたりするとちょっと焦る(o_o) あらかじめ読み込んでページを戻した状態で弾いてるといいのかな? そこんとこ未確認

フットペダルを使っていないのは、そもそもピアノはペダル使いが肝なので、ペダル追加されると混乱するからだって。確かにー、でも手を使わないでめくりたいってときはあるかもしれないな…

思ったより軽かった(なにより薄さ感動)のはいいんだけど、結局専用カバー(←革製のかっこいいやつ)つけるとそれなりに重い(^^;; そしてカバーが高い。三万円。(まじかっ!!)

操作のための専用ペン、なくすと何もできなくなっちゃうから予備をと思うけれどこれも高くて五千円。(おぉぉ)

楽譜の取り込みは、PDFがあればオッケー。スキャナー必須だね。版が何でもよければどこかに何か(imslpとか)転がってるだろうけど、ここのブログ読者さんの多く(?)は何でもいいなんて人いないだろうからそしたらやっぱり楽譜は自炊。

けどコピー譜作って貼り方あれこれ考えたりするのも毎回手間かかってるわけで、その部分はさして違いはないかもしれない。

楽譜自体は山のように取り込んでコンパクトに持ち歩けて、今日弾くものを「セットリスト」に入れておけばさっと続けて弾ける…便利ではありますね。

でも数曲持ち歩くならそりゃ紙の楽譜のほうが軽い。それと、万一、何かでトラブったとき(故障、充電忘れなど)のことを考えるとやっぱり紙の楽譜も持っていくんだろうか。いずれにせよ、スキャンしたあとも紙の楽譜は捨てないだろうし(自分の性格上)

結局ぐるぐる考えてみて、追加の便利さはあるけど紙の置き換えになるわけじゃないよな、と。でも使うならば早いうち(あまり年取ってからでは使いこなせない)とも思う。

悩むなぁ…

これ、どのくらい売れてるのでしょうね? 私の周囲ではかなりの普及率で、この率を日本の人口に適用したらもぅ!! バカ売れですがなー(んなわけない)

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譜読み練習会で気分なおった

2019年02月20日 | ピアノ
昨日また、受験関連でごたすかお話し合いがあったりして、落ち着いてピアノ弾く感じじゃなくって、というかここんところ譜読みしかしてないが(-_-;;

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こんなときにマイミクさんちでやる練習会に申し込んでて、でも弾く曲がない(というか練習してない)からどうしよう? でもこんなときだからやっぱり行ったほうが…

ということで、えいやと参加。弾くのは

フォーレ ノクターン六番
(絶賛譜読み中)
でございます。

ほんと、うろうろしながら弾いたけど(迷惑)
ほかの曲いろいろ聞いてて(いい演奏が多かった。私以外の人は譜読み練習会じゃないのでw)

…気分なおってきた…

やっぱり行ってよかった!!

今日特に思ったのは、バッハいいよねぇ、バッハ…

平均律もいいけど、ゴールドベルクのアリアとか染みます(^^)

あとね、ベートーベンのバガテル。いろいろあるんですね。よく知らなかったけど。今日はOp126というのとOp33というのがあったけどほかにもあるらしい。聞いていてとても楽しい(暗い曲も含めて)。ただ自分で弾こうとは思わない。果てしなく合わない感じ。

ラヴェルのオンディーヌ、聞くのはすごく素敵だけど自分が弾くのはありえない。(ということがこないだの譜読み祭り「水の戯れ」ではっきりわかった)

バッハは、ベートーベン、ラヴェルとは違って、自分で弾いてもしょうがないとまでは思わなくて、何かしらいいこともあるんじゃないかとは思うんだけど、なんかついほかのもろもろの曲から手をつけちゃって、バッハに回らない。でもいつまでも放置しておいていいわけはないよね。これからの人生、今がいちばん若いんだし、バッハを弾かずに人生終わるわけにもいかないんだから。

そんなことをつらつら考えてたらすっかり元気になった!! みんなありがと♪

中田章の早春賦を弾いた人がいて、これまたよかったなぁ~
もうすぐ春ですね。受験も来週で終わり。

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調性と色彩と萌え

2019年02月18日 | ピアノ
レッスンで、artomr先生はほかの先生より「まず、かっちり一定のテンポで弾く」ことに特にこだわるほうだと思うんだけど、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「萌え」ポイントは人それぞれ

もちろん、ルバートしないという意味ではなくてね。

たとえば、フォーレのノクターン6番の場合、早速7小節目に「萌え転調」があって、
そこでは
「ルバートしてもいい」
とartomr先生もいってた。


いつからそう思ってたか今となっては定かではないんだけど、
曲の中で「萌え」があったらそこを「ね? いいでしょ??」と自分も聞くし聞いてる人にも聞いてほしいから「つい」微妙に余分な時間をとる、それがルバートだとなんとなく思っている。

それが「正しい」のかどうか知らないけど、
まぁそう思って弾いた子供の情景の第一曲とか、吉松の過去形のロマンスとかでartomr先生がルバートほめてくれたのでそんなにハズれてないだろう。

「萌え」は転調に限らないけど、転調に大きくかかわることは確か。

だからこの曲なんて「萌え」のカタマリだよね。まぁあんまりハメを外しすぎないように弾かないとね(笑)

ところで、こういう、調性の変化から何かを感じる力というのは、もちろん絶対音感が必要なものではなく(それだったら私は一生無縁)、相対的に音を感じ取れればまったく支障ない。ただ、今日、かつさんのブログで紹介されていて見たページにあった記述

ピアノ教材研究:木下牧子 不思議の国のアリスより:
この曲集全般を通して眺めてふと思ったことは、 ひょっとしてこの方は調性の差異による微妙な色彩感覚の相違を実感できない方なのだろうか、(絶対音感をお持ちではないのだろうか) ということである。結局10曲とも色彩的には同系色というかモノクロのトーンばかりなのである。
-----

これを読んで、「?? 絶対音感と調性による色彩感に何の関係が??」と思って最初は不思議に思ったんだけれど、よく考えると、「この曲集全般を通して眺めてふと思ったことは、」とあるので、曲の中での変化ではなくて、曲ごとに何の調で書くかという配置の問題なのかな? と…

上記でいう「萌え」と転調というのはあくまで曲の中の話だけれども、
そうではなくて、曲が途切れてしばらくして(あるいは別の日に)組曲の中の別の曲を聞いたとき、その曲が何調で始まるのか。

絶対音感がなければこれについては特別の感慨がないということになり、
絶対音感があるなら意味があるということになるだろうか。

ただし、(絶対音感がない)自分のことを考えると、何調であろうが関係ないかというと必ずしもそうとはいいきれず、
ピアノを弾くにあたっては、今、自分が白鍵を弾いているのか黒鍵を弾いているのかというのが身体感覚的にかなりの違いをもたらすので、何調で始めようが無関係であるというふうには思っていない。

それに、たとえば子供の情景を全曲通して演奏するような場合は、相対音感しかなくても前の音が耳に残ったまま次の曲へ行くので、絶対音感を持っている人と同じように感じていると思っても大きな違いはないような気がする。

実際のところ、モノクロに感じられるとすれば、絶対音感があるかどうかというより、単に好みの違い(合わない、萌えない)ってことなんじゃないだろうか…


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先生を弾く気にさせるレッスン

2019年02月17日 | ピアノ
連弾合わせ&レッスンの昨日、artomr先生には個人レッスンもお願いしてフォーレのノクターン六番を見てもらった。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←色彩豊かな曲です

前に、私がこの曲弾きたい! という記事を書いたときに、artomr先生は「去年実は密かに私も弾いたんでお手伝いできます。」とわざわざコメントしてくれたんで、じゃあお願いしましょう、ということになったんだけど。

日程の関係で、私が音並べるのあんまりにも間に合わない感じで、どうしようかと思っていたところ、
木曜日(二日前)のヨガ前レッスンで突然なんとかカタチをつけて、
なんとかかんとかレッスンになる感じになってほんとよかった(^^;; ギリ

artomr先生のレッスンでは、ほかの先生のレッスンよりも、指使いを検討している時間が長いです。

・私が弾きにくそうにしていたところ、ミスタッチするところの改善検討

・ペダル踏みかえの都合に合う指使い

・ほしい音色を出すための指使い

指使いを考えることはそのまま、曲をつかむことでもあるわけで、artomr先生が指使いを考える過程を見る/聞くことによって、ナルホドと、曲の魅力がひとつずつ出てくるように思います。

そう思うのは実は先生も同じらしくて、

指使いを書き込んだり、試しに弾いたり、いろいろしているうちに
だんだんこの曲が(前よりさらに)気に入ってきちゃったみたい(笑)

「演奏して録音アップしておけばそれベースに説明できるからレッスンで便利かなぁ」
とか弾きたげに言い出したりして

元々、「去年実は密かに私も弾いたんでお手伝いできます。」とかいってたわりに、その「弾いた」というのがなんと二週間(o_o)で、お客さんのリクエストがあって二週間で練習して仕事で弾いたと(使ったのは、私が持ってるのと同じ全音版)。そしてこの曲とてもいいから二週間だけで終わらすのもったいないなと思ってヘンレ版を買った。けど買っただけで放置(←いまココ)

レッスンするということは
「ちゃんとつながるように弾けばこの下の旋律とってもきれいですねぇ」
「この転調はスゴイ」

曲の魅力を引き出し味わうこととほとんど同値であるから、
レッスンやってる間にだんだん弾きたくなってくる。


それでダメ押し
「録音してほしいです」(ずばり)

とかいってみたら、なんだかんだでこんどめるちゃん会のミニコンサートでこの曲やってもらえることになった。いってみるもんだ(^-^)

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一音入魂: 連弾が楽しいワケ

2019年02月16日 | ピアノ
連弾は楽しい。知ってたけど…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「スープの冷めない距離」に連弾パートナーが住んでると便利だろうなぁ

今日は改めてそう思いました。3月9日のイロモノオフに向けて、今日は鳥目さんとの連弾合わせ(artomrレッスン有)、二回目。

コンビ組んでもうだいぶ場数を踏んでいるので、呼吸を合わせることも手が重なるところの処理も慣れたもので、前回の連弾レッスンのときもあらかたよさそうではあったんだけどね。今回さらに、フレーズの形やらルバートやらペダルやら詳細に検討して、合わせていくとさらにイイ感じになっていくんですよ。とてもおもしろい。

鳥目さんはピアノがうまいだけじゃなくてアンサンブル能力が高いし、
で、
対する私のほうはというと、最後の速い曲「パゴダの女王レドロネット」のちゃかちゃかしたところなんか、何度やっても音ハズしまくってアレなんだけど(o_o) こういうところはもっときっちり弾ける人がいくらでもいるところ、ゆっくりじわっとしたフレーズをパートナーに合わせてうたうのとかは得意(今日artomr先生が褒めてくれた!)

考えてみれば、私が連弾好きな理由って、

もちろんいっしょに音楽作るのが楽しい(練習のあとでいっしょに食べたりしゃべったりも楽しい)ってのはあるんだけど、

そのほかに、「連弾では少ない音を真剣に弾ける」ってのがあるなぁと。

マメールロアではけっこうあるし、ほかも有名連弾曲でよくあるけど、
1stの人は、単旋律だったり、両手でオクターブの進行だったり、
そんなふうに音数少なくシンプルに歌うことが多いよね。

ソロ曲はそんなことないから、

というか、ソロ曲でシンプルすぎたらそりゃまるはだかっていうか、つまんない曲かかえって難しい曲(サマにならないってやつ)かどっちかだよね。

連弾だったら、自分はシンプルな少ない音を弾きつつ、全体としては音がいくつも鳴っているということができちゃうので。

…はぁ~なんてお得感(*^-^*)

もっとも、二人のパワーを合わせたら、その方向があさってで(爆)全体としてはまったくイカさないという場合もありうるのだが、
アンサンブルがしっかり作れるのであれば、
とっても豊かになるわけですよ。

ピアノ一台全体の響きや、隣の人の呼吸を全身で感じながら、
一音入魂でシンプルな音を鳴らしているときがとても好き。

速いとこ(=ハズすとこ)弾かなくて済むともっといいんだが(笑)
そういうところがないのもなんかキマらないので、
…次までにがんばる(o_o)

次週も合わせられることになった(レッスンはなし)

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