気が付いたら、書道を習い始めて早三年半。なんか不思議な気がします。主観的には、ピアノはともかく書道は「たまたま出会った」という感じがするものですが…
←自分の履歴が楽しい動画を呼び込むわけですねw
これとて私が当時持っていた「ハビトゥス」のなせる業なのでしょうか?
それはさておき、結果として書道を続ける(といっても月イチですけど)ことで、私のハビトゥスというか、何にアンテナ張ってるかってのが変化していたはずで、そんなわけで今日「たまたま」おもしろい動画に会いました。
書道に潜む科学の未解決問題【学術対談】
この動画は、ヨビノリたくみさんのチャンネルにあったもので、私はこのチャンネルを視聴したことはありませんでしたが、たくみさんは前に「ドラゴン堀江」企画で数学の指導していたのでよく見ていました。それと、書道に対する関心が相まってふとYoutubeさんが上げてきたわけですよね。もうそんな仕組みがある時代ですから「たまたま」の出会いってすごくもう仕組まれているわけですよ。誰が仕組んだんだ。自分(の過去の行動)だよ。
ここで紹介されている「実験」は、ここに出ている理科大の先生が、書道家の武田双雲から教えてもらったものだそうで。ちなみに武田さんは理科大卒。へー知らんかった…
「実験装置」は半紙と筆と薄墨。これで井戸の「井」を「書き順正しく(←ココ大事)」書いてみる。
ヨコヨコ、タテタテですね。
つまり、横の線の上から、縦の線が描かれるのですが。出来上がりを見てみると、なぜか逆にしか見えん。えっ、横線がどう見ても上側なんですが
さらに、紙を裏返してみると、これまた横線がどう見ても上側なんですが!! 表からみても裏からみても上側ってなんで
書道を三年半習ってるから当然そんなこと知ってるか、っていうと…そんなことはなくて、まったく考えたこともありませんでした。まぁ薄墨使いませんし。でも書道家は知ってたんですね。理系の書道家。でも、なんでだかわかんなかったから、山本先生に尋ねたわけです。
山本貴博先生は何の研究者かというと…周期表でいえば(?)炭素らぶだそうです。そんな、推しメンみたいに言われましても。
炭素というと、スミですね。まぁ炭でもありますけどここでは墨です。炭素のこまかいつぶといったら疎水性(水と馴染みが悪い)ですけどなんでそれがちゃんと混ざってるかといえば膠が水と炭素の仲立ちしてるから。すごいもの発明したよね昔の中国。膠の化学組成なんか当然ながらわかりもしなかったんですが…
今じゃ、なんでもわかってそうなもので、そうしたら紙に墨で字を書いたときのふるまいなんかも、まるっと説明できてしまいそうですが、これが最先端の科学をもってしてもまだ解明できていないのだそうです。予想はいくつかあります。ゆーっくり書くとちょっと滲みが生じますが、水はやや広く沁みていき、黒いところ(炭素)はそこまでいかないという現象があります。そんなところがたぶん鍵なのですけど…
いろんな専門分野の人がいろんな理屈(この現象の説明)を言っているけどまだどれが正しいとは決着していなくて、今は最先端の器具を使っていろいろ実験データを集めようとしているところだそうです。
粒子の大きさを変えたらどうなる? 疎水性を変えたら??
人間の理屈で解明できてないものって、生物分野とかにいけばいくらでも挙げられますが、物理分野ではなんとなく、そんな身近なものならたいがい解明されてそうな気がしますよね。それが、井戸の「井」書いただけでこんなんなるとは、おもしろいものです。まぁ、ピアノの音色のことでさえ物理が解明しきってはいないわけですけど。
ここで紹介されているミステリーは内容そのものも面白いですけど、とにかくこの山本先生がとってもキュートなんです。もうわくわくしちゃって、かわいいったら(^^;;
---- 今日の録音
ドビュッシー/喜びの島(最初1/3)
三分割で練習
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それはさておき、結果として書道を続ける(といっても月イチですけど)ことで、私のハビトゥスというか、何にアンテナ張ってるかってのが変化していたはずで、そんなわけで今日「たまたま」おもしろい動画に会いました。
書道に潜む科学の未解決問題【学術対談】
この動画は、ヨビノリたくみさんのチャンネルにあったもので、私はこのチャンネルを視聴したことはありませんでしたが、たくみさんは前に「ドラゴン堀江」企画で数学の指導していたのでよく見ていました。それと、書道に対する関心が相まってふとYoutubeさんが上げてきたわけですよね。もうそんな仕組みがある時代ですから「たまたま」の出会いってすごくもう仕組まれているわけですよ。誰が仕組んだんだ。自分(の過去の行動)だよ。
ここで紹介されている「実験」は、ここに出ている理科大の先生が、書道家の武田双雲から教えてもらったものだそうで。ちなみに武田さんは理科大卒。へー知らんかった…
「実験装置」は半紙と筆と薄墨。これで井戸の「井」を「書き順正しく(←ココ大事)」書いてみる。
ヨコヨコ、タテタテですね。
つまり、横の線の上から、縦の線が描かれるのですが。出来上がりを見てみると、なぜか逆にしか見えん。えっ、横線がどう見ても上側なんですが
さらに、紙を裏返してみると、これまた横線がどう見ても上側なんですが!! 表からみても裏からみても上側ってなんで
書道を三年半習ってるから当然そんなこと知ってるか、っていうと…そんなことはなくて、まったく考えたこともありませんでした。まぁ薄墨使いませんし。でも書道家は知ってたんですね。理系の書道家。でも、なんでだかわかんなかったから、山本先生に尋ねたわけです。
山本貴博先生は何の研究者かというと…周期表でいえば(?)炭素らぶだそうです。そんな、推しメンみたいに言われましても。
炭素というと、スミですね。まぁ炭でもありますけどここでは墨です。炭素のこまかいつぶといったら疎水性(水と馴染みが悪い)ですけどなんでそれがちゃんと混ざってるかといえば膠が水と炭素の仲立ちしてるから。すごいもの発明したよね昔の中国。膠の化学組成なんか当然ながらわかりもしなかったんですが…
今じゃ、なんでもわかってそうなもので、そうしたら紙に墨で字を書いたときのふるまいなんかも、まるっと説明できてしまいそうですが、これが最先端の科学をもってしてもまだ解明できていないのだそうです。予想はいくつかあります。ゆーっくり書くとちょっと滲みが生じますが、水はやや広く沁みていき、黒いところ(炭素)はそこまでいかないという現象があります。そんなところがたぶん鍵なのですけど…
いろんな専門分野の人がいろんな理屈(この現象の説明)を言っているけどまだどれが正しいとは決着していなくて、今は最先端の器具を使っていろいろ実験データを集めようとしているところだそうです。
粒子の大きさを変えたらどうなる? 疎水性を変えたら??
人間の理屈で解明できてないものって、生物分野とかにいけばいくらでも挙げられますが、物理分野ではなんとなく、そんな身近なものならたいがい解明されてそうな気がしますよね。それが、井戸の「井」書いただけでこんなんなるとは、おもしろいものです。まぁ、ピアノの音色のことでさえ物理が解明しきってはいないわけですけど。
ここで紹介されているミステリーは内容そのものも面白いですけど、とにかくこの山本先生がとってもキュートなんです。もうわくわくしちゃって、かわいいったら(^^;;
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