よく、受験勉強でイチから歴史の勉強始める子に、「最初は歴史漫画読んで流れを掴んでおくといいよ」とかお奨めするじゃないですか。
←漫画読むのもたいへんです
だからうちも、中学受験のときは漫画読ませましたけどね。二人とも不発に終わりました(o_o)
まず第一に、「おもしろくない」。そして第二に、「なんとか読んでも流れがわからない」。
徹底的に社会科の才能ないな…
ところがそれってぜんぜん他人事じゃなくて、私自身が「流れくらい掴んでおきたい」と思って「集英社 まんが版 世界の歴史 全10巻セット」をトイレ(うちでは大事にされているものが置かれる最上級のスポット)に置いているのに(そしていちおう全体読んだのに)
何も記憶に残ってないし、流れもさっぱりですわ。これ遺伝かな…
たとえばこういうの読んだときに
「神童は、皇帝フランツ一世と帝妃マリア・テレジア、その皇子・皇女たち、そして並みいる貴族たちの前で演奏を披露、レーオポルトの言葉を借りれば「ことのほか慈悲深くもてなされた」のであった。」(「図説 モーツァルト ― その生涯とミステリー」)
…マリア・テレジア…誰…
ってなって、ほとんど意味をなさない。
こういう人が、そのまんまの調子で放送大学の音楽史講座聞いてもたぶん馬の耳に…だと思うのよ。
それで、ちょっと試してみたんですが、上の歴史漫画で、マリア・テレジアさんは5巻に出てくるんです(探したw)。それで、5巻の最初から、1章ごと、章扉にある地図をノートに貼って、そこに「いつ、どこ、誰」あたり簡単なメモを取りながら読んだらどうなるだろうかと(こういう真面目なの人生初かも)。メモを取ろうとすると、漫画になってるところだけじゃなくて、途中や章末に挟まれているコラムの部分も目を通してキーワードをピックアップするし、そしたら全然、今までと違う…!!
しかも自分の取ったメモを、ちょこちょこ見直すようにしてみたんですよ。
そしたらね、第2章「ルターと宗教改革」は、三十年戦争でハプスブルク家がヤバいことになったという話が出てくるんですけど…第7章「マリア・テレジアとフリードリヒ二世」はその続きで、けっこう難しい状況になってるところで王位継承したんですねマリアさん。女だから? 甘く見られて周囲の国から狙われてたいへんなところ、なかなか頑張って戦争したり戦争の準備したり…
(今までだったら第7章読んでも第2章と話が関連しなかったと思われ)
優雅に音楽どころではないですねこれはなかなか…
それで、コドモじゃなくなったモーツァルトが就活にまた来たときには何にもしてくれなかった(6歳のときはけっこう高額のお金とかくれたのに!)ってのも、この状況じゃ仕方がないかというのも納得です。
お父さん(カール六世)のころにはゴージャスな楽団を抱えていたんだけど、戦争はめっちゃお金かかるからどんどんひっ迫してきて
「自慢の宮廷楽団も縮小を余儀なくされ、その予算は1751年には5万フロリン(注: 先代のときは11万フロリンだった)、モーツァルトが就職活動を始めた1770年代には2万フロリンにまで切り詰められてしまう。」(図説モーツァルト)
楽団がそんな状態なのに新たにモーツァルト雇えないですねぇ。
ようやく話がつながったわ…
というわけで、「頑張れば」歴史漫画読める(^^;; らしい。漫画読めてからだったら放送大学の講座もなんとかなるでしょうか。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←漫画読むのもたいへんです
だからうちも、中学受験のときは漫画読ませましたけどね。二人とも不発に終わりました(o_o)
まず第一に、「おもしろくない」。そして第二に、「なんとか読んでも流れがわからない」。
徹底的に社会科の才能ないな…
ところがそれってぜんぜん他人事じゃなくて、私自身が「流れくらい掴んでおきたい」と思って「集英社 まんが版 世界の歴史 全10巻セット」をトイレ(うちでは大事にされているものが置かれる最上級のスポット)に置いているのに(そしていちおう全体読んだのに)
何も記憶に残ってないし、流れもさっぱりですわ。これ遺伝かな…
たとえばこういうの読んだときに
「神童は、皇帝フランツ一世と帝妃マリア・テレジア、その皇子・皇女たち、そして並みいる貴族たちの前で演奏を披露、レーオポルトの言葉を借りれば「ことのほか慈悲深くもてなされた」のであった。」(「図説 モーツァルト ― その生涯とミステリー」)
…マリア・テレジア…誰…
ってなって、ほとんど意味をなさない。
こういう人が、そのまんまの調子で放送大学の音楽史講座聞いてもたぶん馬の耳に…だと思うのよ。
それで、ちょっと試してみたんですが、上の歴史漫画で、マリア・テレジアさんは5巻に出てくるんです(探したw)。それで、5巻の最初から、1章ごと、章扉にある地図をノートに貼って、そこに「いつ、どこ、誰」あたり簡単なメモを取りながら読んだらどうなるだろうかと(こういう真面目なの人生初かも)。メモを取ろうとすると、漫画になってるところだけじゃなくて、途中や章末に挟まれているコラムの部分も目を通してキーワードをピックアップするし、そしたら全然、今までと違う…!!
しかも自分の取ったメモを、ちょこちょこ見直すようにしてみたんですよ。
そしたらね、第2章「ルターと宗教改革」は、三十年戦争でハプスブルク家がヤバいことになったという話が出てくるんですけど…第7章「マリア・テレジアとフリードリヒ二世」はその続きで、けっこう難しい状況になってるところで王位継承したんですねマリアさん。女だから? 甘く見られて周囲の国から狙われてたいへんなところ、なかなか頑張って戦争したり戦争の準備したり…
(今までだったら第7章読んでも第2章と話が関連しなかったと思われ)
優雅に音楽どころではないですねこれはなかなか…
それで、コドモじゃなくなったモーツァルトが就活にまた来たときには何にもしてくれなかった(6歳のときはけっこう高額のお金とかくれたのに!)ってのも、この状況じゃ仕方がないかというのも納得です。
お父さん(カール六世)のころにはゴージャスな楽団を抱えていたんだけど、戦争はめっちゃお金かかるからどんどんひっ迫してきて
「自慢の宮廷楽団も縮小を余儀なくされ、その予算は1751年には5万フロリン(注: 先代のときは11万フロリンだった)、モーツァルトが就職活動を始めた1770年代には2万フロリンにまで切り詰められてしまう。」(図説モーツァルト)
楽団がそんな状態なのに新たにモーツァルト雇えないですねぇ。
ようやく話がつながったわ…
というわけで、「頑張れば」歴史漫画読める(^^;; らしい。漫画読めてからだったら放送大学の講座もなんとかなるでしょうか。
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