アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

若くなくてもだんだん速い曲が弾けるように変化するわけ

2021年01月28日 | ピアノ
それで、「ホルベアの時代から」の前奏曲なんですけど、まぁこれって最初っから「かっ速い」曲ですよね。

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で、「速い」→「そんなに指まわんないってば」というのが従来の発想だったわけですが(何)

しかしよく考えてみたら…
最初の一拍の「ソシソレ」を続けて速く弾くのは案外できるんじゃないですか?

ソシソレソシソレソシソレソシソレソシソレ

手に収まる幅ですし。ちゃかちゃかちゃかちゃか…軽く弾くんでよければ結構なスピードでいくらでもいけます。

要するに、次々に違う和音に素早く移っていけるかのほうが問題なんじゃないでしょうか。

試しに、このパターンが続く1ページ目を、一拍ずつ和音で弾いていきますと、
最初は、和音が頭に入ってないんで、テンポどおり掴んでいくことができませんが、
何度か練習して、和音で弾いていくことができるようにすれば…

あぁ、こんな感じ。

そしてその一拍ずつをバラして弾くだけ。うん。

1ページ目は行けますね。たぶん。わりとちゃんとしたテンポで。

速い曲は敬遠することが多くて、経験値を積んでないようでありながら、実のところ「和音を次々掴む」という練習ならしょっちゅうしていましたね。その点については近年だいぶスキルが上がってきたように思います。

そのへんが向上すれば、「指をちゃかちゃか」の部分、純粋な運動性能的なところが別に向上してなくても、かなりスピードアップできるようです。

つまり、
・和音の移り変わりを把握する(慣れる、理解する)
・ポジションの移動、準備を早くする
というような、ゆっくりの曲でもどのみち必要なことをだんだん身につけていくことで、
(ゆっくりの曲でもちゃんと前進するように、停滞しないように弾くために必要なことを練習することで)

速い曲を弾いてないうちに、速い曲を弾くスキルは向上していっている。

しかも、これって、別に若くなくても起きる変化でしょう?

そういうことなんじゃないかって、思えてきました。

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