アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

今更だけど記憶力を磨いてみたい

2021年01月17日 | ピアノ
「科捜研の女」が好きでよく見るんですが、あれって、古い回をよく再放送してるんで、「あ、これ見たことある」ってなることがあって…

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でも、展開とか犯人とかきれいさっぱり忘れているんで新鮮に楽しめます。ほぼ最後のどんでん返しまで無事です(何)

長寿ドラマなんで、ほんとに昔見たとかなら忘れてもしょうがないけど、私がこのドラマよく見るようになったのってわりと最近なんで、去年か、せいぜい一昨年なんだけどね。それでもしっかり忘れてる。犯人忘れるならまだしも、初めて見る話だと思ってえんえん見ていて、最後らへんになって「あっ!!これ見たことあったわ」ってなるの我ながらすごすぎ。

まぁそれはいいんですけど(楽しみの経済効率いい)。この鋭い忘却力を活かしてこれまでの人生いろいろ…受験とか仕事とか…渡ってきて、別に後悔はしていないというか、忘れることって別に不利とは限らないんですよ? (過去記事参照「ゆっくり正月」コメント欄も)

趣味ピアノの場面でも、暗譜を放棄することによって(見ながら弾くスキルに特化して磨くことによって)、それなりに弾けるまでが速いとか、劣化が遅いとか、メリットもあったはず。

ただ、もちろんだけどデメリットもあるわけで…

最近、ちょっと思いついたことがあるんです。

確かに、元々記憶力は悪いほうだったかもしれないけど、忘却力を磨き、活かすことがあまり上手だったためにそちらに頼りすぎ、特化して、錆びついているため実際以上に記憶力悪いと(自分で)思ってない??

人間の記憶力って、あるとかないとか、あるいは一つの数値でとか、表されるような単純なものではなくて、物の捉え方、あるいは意欲とか感情とか、いろんなことで左右されるわけで、自分なりに記憶力の特徴を捉えて工夫して活用していったら、私でも何かしら今より記憶できるようになるんじゃないか??

暗譜って、本気になれば2ページものであればなんとか覚えられることは前からわかっていたけど、いつも人前で弾いてるようなややこしい曲なんか覚えられるはずないって思ってた。でも、ブルグミュラーとかインベンションとか、なんとか覚えられるものを続けていくつか覚えて弾いてみてたら、なんとなく覚え方のコツを掴んできたような…最近は、「ここは目を離したほうが弾きやすい」と思うとそのへんを覚えて弾いている。そういう「行ったり来たり」もややスムーズになってきた。

ハードウェア(脳みそ)自体は衰えていく一方だとしても、使いようによる差のほうが当面は大きい気がする。

知識系でいっても、音楽史や作曲家データ的なもろもろを、聞いたそばからなんでも忘れてしまっていたけど、何か「骨格」を作っておけばそこに載せていくことができるんじゃないか。

たとえば、農産物の産出量都道府県別ベスト3を覚えようっていうときには、そもそも都道府県名やその場所を知っていることが必要。さらに、そこの気候とか歴史とか、何かほかの知識があればなおよい(記憶しやすく、定着もしやすい)。

だいたい記憶って、増えていくほど、もっと増やしやすくなるものだよね。

もちろん、何でも調べればすぐ出てくる世の中なので、別に暗記してることそれ自体に意味があるわけじゃないけど、ある程度のところまでが(本やネットなどの外部でなく)頭の中に入っていることによって、結びつきが生まれたり、思考の元になったりするわけで、何かこう…今からでも人生の幅というか「芸域」が広がることもあるんじゃないか…

そういう、知識のネットワークの骨格を作り、肉付けしていくというような頭の使い方をしてこなかったので、いわゆる「社会科」の類が全滅だったんだけど、それって今からできないかな?? ということをちょっと考えている。

---- 今日の録音:
ドビュッシー/喜びの島(現状録音)

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