アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

長い曲ってそれだけでたいへん

2021年01月04日 | ピアノ
別に、短い曲は易しいといいたいわけではないですが…少なくとも扱いやすい…

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たった2ページでも、スクリャービン/24の前奏曲Op.11-11とかめっちゃ難しかったですけど。でも、曲全体が一目で見渡せて混乱しないし、譜めくりはいらないし、なんなら記憶にも収まるし、なにより繰り返し通し練習したってたいして時間かかりません。

ここんとこしばらく、比較的短い曲を中心に練習していました。スクリャービン前奏曲なら2ページ、チャイコフスキー「秋の歌」は3ページ、スカルラッティでも4ページ。

短い曲に限って練習していくと、たぶんですが自分がちょちょいとうまくなったような錯覚に陥ることができると思います(笑)


というか、このたび久しぶりに13ページもある曲(喜びの島)を弾きたいなどとトチ狂ってみたらば、自分がそういう錯覚を持っていたことに気づきました。
短い曲ならば、てきぱきと曲の全体像が頭に入る道理です。

7分割して(7日かけて)譜読みをし、それからぜんぜん弾けない部分の改善に少しずつ取り掛かっていますが、この曲の全体を弾くイメージがまったくつかめないので、今日はお初に無理やり通して弾いてみました(^^;;

前半は、弾けないなりに工夫して、集中して弾いていましたがラストらへんはよろよろしてきてわけがわからなくなりました。
だって長いんですもん(13分近く)

いや本当は曲が長いというよりページ数が多いだけ(本来6分ちょっと)なんですが、今あれこれ迷いながらえっちらおっちら弾いてると実際はそうなってしまうわけで、そしたら途中でバテますね。

こんなん通して弾いたら「練習(意味のある)」になりませんから、分割して何曲かあるつもりで弾いていくのが扱いやすいかもしれません。

7分割じゃ細かすぎますからたとえば3~4分割くらい。それで次は、複数曲を続けて弾くつもりで通す練習をする。

…あ、そういえば
ヤマハ教室にまだ通っていたころですから10年ほど前ですが、無謀にもフォーレのノクターン四番を弾いたことがあって、これがやっぱりどうにもならなかったんで四分割して練習していました(ということが残っているのでブログ便利)

あのときもすごくたいへんだったのを、ねちっこくやってて、なんとか弾いたんだよねぇ。10年前にフォーレノク4弾くのと、今「喜びの島」弾くのとどっちがたいへんかって考えたら、そりゃフォーレのときのほうがもっとたいへんだったと思うし、実は過去の私って案外粘り強かった。今と違っていっぺんにたくさんの曲は弾いてなかったけれども。

----- 今日の録音
ドビュッシー/喜びの島(初の通し弾き)
* 観賞非対応

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