アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ペダル改善難航中(喜びの島)

2021年02月07日 | ピアノ
昨日、スタインウェイで「喜びの島」を弾いてみて、三月の発表会までにはそれなりになんとかなりそう、という手ごたえをつかみつつ、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ペダルの良し悪しは「色気」の部分に効いてくると思うんだ

ペダルなんとかせにゃ…

と思う。くさぴあさんにアドバイスもらう前からまぁ自分でも気になっていたんですよ。

ここまで、せっせと音を並べるだけで精一杯で、ペダルについて考えるどころじゃなかったので(どうなのか)、まぁテキトーに踏んでお茶を濁していたんだけれど…

濁ってるまんまじゃねぇ??

改めて楽譜を見ると、

私の持ってる楽譜はかなり細かくペダルが書き込まれている。これ(中井正子校訂版)はドビュッシーが書いたわけではないけれどもとりあえずこれで踏んで試してみよう。

…と、思ったけれども…

まず、書かれているとおり踏むこと自体が難しい。なにしろ手のほうも忙しいので。
だいたいそのように踏んでみても、そのペダル指示によってどんな響きを意図しているのかよくわからない(踏み方が下手すぎてw)

しばらく格闘していたけれども、これは参考音源を聞いてみようと思ってYoutubeから、昨日ペダルについて語るときにくさぴあさんが言及していた金子一朗氏の演奏を聞いてみた。

なるほど、上記譜例でペダルを踏まないことになっている左手のタッタッがクリアに聞こえるよね。こんな感じかぁ…

さすが鮮やかな演奏だけれども。なにしろ速いもんで、何をどうやってるのかよくわからない(^^;;

誰かうまい人が(そして私の好きな演奏をする人が)、私がわかるくらいゆっくり弾いておいてくれないもんかね。

などとぶちぶちいいながら、聞いたり弾いたり、しているうちに、あ、こんな感じなのかな?? わかったようなわからないような…まぁ来週おゆき先生レッスンあるからいっか…

----- 今日の録音
モーツァルト/ピアノソナタK282第二楽章
昨日あんまりわやくちゃだったから弾き直しした

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「喜びの島」テイク2@スタインウェイ

2021年02月06日 | ピアノ
今日は個別練習会がありました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←本番もテイク2できるといいけどね

ふだん、聞きあう練習会の場合は極力、同じ曲を二度弾かないようにしているのですが(それでも弾くこともあるけど)、今日のはいいや…と思って、「喜びの島」一度弾いてみて気に入らなかったらもう一度弾こうと最初から決めていました。

今日の会場は一度行ったところで、ピアノも音響も良く、せっかくなので今のメイン練習曲「喜びの島」をなるべくいいカンジで弾きたい…

というか、今ほかに特に状態のいい曲もないんですけどね。モツソナK282の一楽章か、愛の夢が一番マシかもしれない。

それで、GVIDOのセトリには
モーツァルト/ピアノソナタK282全楽章
ドビュッシー/喜びの島
リスト/愛の夢第三番
を仕込んでいきました。モツソナの二楽章と三楽章はあまり弾いてなかったので昨日必死で予習した。だってピアノと音響のいいところで弾いた感じどう響くか録音してみたかったから。(いやそれをするならもうちょっと前もって準備せんかと…でも突然思いついたので)

モーツァルト弾き始めて思ったんだけど、ほんとに弾きやすいスタインウェイで素直に音が響くし、残響もちょうどいい感じで、
あぁ~もっと練習した状態でここでモツソナ弾きたかった(後の祭り)

今日の録音はとてもここに貼れませんが、ときどききれいに弾けた箇所がとてもいい具合です。幸せ。

さてメインの「喜びの島」ですが、一回目は案の定っていうか大事故。ずっと楽譜から目を離して弾いてるところで、ふと「あれ? 今なんどきだ??」になって…まぁもう一回弾こう。

ということで、
モーツァルト/ピアノソナタK282全楽章
ドビュッシー/喜びの島 ×2

でちょうど時間となりました。テイク2のほうを貼っておきます→喜びの島@スタインウェイ

あれこれやらかしながらめげずに最後まで辿り着いたみたいな、というか最後のほうかなり気分ノッてきた感じ
一回目のような大事故はなかったけど一回目のほうが微妙にいいところもいろいろあったな…まぁ要するに安定して弾けないわけだが。

個別練習会ではありますが次の順番のくさぴあさんが聞いててくれたので、アドバイスをもらいました:
(くさぴあさんはこの曲だいぶ頑張って弾いたことある)
・問題の「5と6」のところ、5はあんな感じでよいので、右手のほう、16分音符が短くなりすぎるとダサい。やや長いくらいでも
・最初、船出したあたりの左手、ペダル工夫(軽く、リズミカルに)

・せっかく大人が弾くんだからもっと色気だすw

ここまで必死で弾くのに忙しくてあまり色気を追求してこなかったんですが、ここからどうにかしようと思います。


「いいこと」しにいくところのワクワク感(^^;;

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よりよく仕上げるために回り道?

2021年02月05日 | ピアノ
またまた「浮気」曲の話ですよ…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←結局弾きたい曲弾くだけなんだけども

「2021ピアノ練習計画」の記事で書いたように、今とりあえずだいたい音は並んでるくらいの曲を、どうやって丁寧に半年後の仕上げに持っていくのかという、超不得意な課題に取り組んでいるというか…

…取り組んでいないというか…

つまり、結局のところ、ずっと半年その曲を弾き続けてクオリティを上げようという方策を諦めて(?)
適当適切に別の曲を挟んでいこうと思ってます。

たとえば、今現在ロクに弾けてない曲を、一週間後になんとか人前で弾こうとするならば、そりゃもう最善の道は「浮気」しないでその曲の練習そのものに集中することですよね。時間が貴重。

でも半年後なら話は違ってくると思うんですよ。

新鮮味があって、わくわく取り組めるほうが質・量ともに練習が捗るということ(自分の性格的に)
必要なことを違う角度から眺めることによってより多くの発見があるだろうということ

ざっくりいうと、半年同じことを続けてそこに絞って習熟するよりも、地力が上がることに賭けるというか(^^;;

まぁ、理屈も言い訳も必要なく、弾きたい曲を弾くだけなんですけどね、結局。
でも、悪くないんじゃないかと自分では思っている

というわけで、二月~六月に追加する曲は、
グリーグ/ホルベアの時代から「前奏曲」
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番第三楽章
にしました。ホルベアはとりあえず自分で弾いてみるだけだけど、協奏曲は相方をお願いして人前で弾くアテをつけました。

今、ちょびっとホルベア弾いてみてるけど、これ…音形とか、ツェルニーっぽくないですか?
ツェルニーっぽい響きの曲ということではなくて、音形ね。

これが軽くきれいに弾けるようになったらすごい収穫だと思う…
最初の2ページ弾いてみた録音(録画)見ると、我ながら無駄な力が入ってます。

で、これを練習してみて「速い曲を嫌がらない」(←今年の目標)に一歩近づいたところで、
本丸(モツ様)の速い曲に取り組み、8月のモツソナにつなげる。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番第三楽章
は、弾いたときめっちゃ頑張って自分的には満足度高かったんだけど、今聞いてみると、単に間違えてるからとかじゃなくて弾き方(響き)が気に入らなくて、なんとか一段改善したい欲が出てきた。「欲」が出てきた、って今書いて突然気が付いたんですけど、わりとそういうモード珍しいと思うんです。このブログではレアですよ…何があったんだいったい私…

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弾けるようにならないところが見えてきた(喜びの島)

2021年02月04日 | ピアノ
さて三月に発表会で弾く予定の無謀曲、「喜びの島」ですが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←問題山積(そりゃそうだ)

譜読み開始から一か月ちょっと経って、漫然と練習していても弾けないところがどこなのかはだいたい見えてきたように思います。
改めて録音して、それ聞きながら楽譜にチェック。

(自分が弾いたことなくて)ただ聞いてたときって、派手ハデになっていく最後らへんが難しいのかなと思ってましたが、
むしろそのへんは練習すれば弾けるようになりそうです。聞いた感じよりはわかりやすい。

なんか一番ダメそうなのがここ:


この一小節目から二小節目に移れない。「前」も「後」も難しくてそれが違う感じなので接続デキマセン

あと、どうにも慣れないのがここ:


ppのところから、チャカチャカの右手と、左手の「ターララーラ…」が同時に弾けない。


それと、譜めくりの問題があります。GVIDOだと紙の楽譜よりは短い動作でめくれるので、譜めくり箇所候補はまぁまぁあるのですが、それが譜めくりの場所にあるとは限らないんで、「ここだけ覚えて弾いたら早めにめくれる」とか作戦を具体的に考えてみました。

「左手の音を長く押さえてないでさっと離れちゃえばめくれる」(ペダルは踏んでいる)はズルでしょうか??

ズルかもしれませんが、聞いた感じに一番影響ないのがそれなので…

譜めくりは、頼めばいいという話もありますが、自分ひとりで練習するときにもめくれるほうがそりゃ便利です。ほかの人にめくってもらう前提で、そういやそこを続けて弾いたことなかったわとか(^^;; 過去にはそんなアホな事故もありました(当日絶対間違う)。

そこまでアホでなくても、とかく練習と当日で条件違うってのは何かと間違いのもとですからね。練習のときも自分でめくって弾き、本番も自分でめくって弾くのが一番です。

結局今、どうめくるのかアテがついてない箇所がありますが、さてどうしよ


とりあえず、この最後でめくるよりは「f」の手前でめくるほうがマシなのでそれで試しています。けっこうスリリングですが(笑)

まぁ本来はこんな曲、暗譜もできない人が弾くもんじゃないんだろう…

-----
今日の録音
ドビュッシー/喜びの島(譜めくり試行錯誤中)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーケストレーションが作る魅力(ティンカーランド)

2021年02月03日 | ピアノ
今日は、かてぃん@サントリーホール!!

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←シンプルな形式なのに自分でやってみるとわたわたする

配信でならよく聞いてるけど、やっぱり生は最高です。

今日のは、かてぃん単独ライブではなくて、日本フィルの「とっておきアフタヌーン」という企画なので、ちょっとかてぃん成分が少ない…と不満に思う部分もあったのですが、でも聞いてみたらコロッと態度を変えました。かてぃん+オケ最高です(^-^)

かてぃんさんが弾いたのは
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
角野隼人(星出尚志編曲)/ティンカーランド
でした。

ティンカーランドといえば、Youtubeでも聞けますが→ティンカーランド
ピアノとトイピアノと鍵盤ハーモニカを並べて弾く、かてぃんさん一人でもたいへん賑やかでご機嫌な曲なのですが、これをさらにオケつきで?? それどんな??

想像できなかったんですが、これがもう…編曲もとてもよくできていて、オケの賑やかさ、ご機嫌なノリを足しつつトイピアノの音も消さないで活かす、最高の演出でした。

鍵盤ハーモニカは、しばらく前からよくかてぃんさんのYoutubeチャンネルに登場していますが、二日前に出た最新の動画では
ピアノとピアニカの二重奏 - 情熱大陸

新しい鍵ハモ!! これ、ヤマハの最新製品らしいですが、赤いボディーがかっこいい、だけではなく、従来の色(黒、茶)とは音色も違うんですって。パンチの効いた系?

今日は、この赤い鍵ハモがラプソディー・イン・ブルーにも登場しました。今日のラプソディー・イン・ブルーは、即興的なソロががんがんに入ってて盛り盛りでした。楽しい(^^)

角野 隼斗/ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー Gershwin - Rhapsody in Blue pf. Sumino Hayato (2019) ←今日のよりだいぶおとなしい

「ティンカーランド」も、「元のピアノソロを作ったのとは別の人がオーケストレーション」ですが、そういえば、ラプソディー・イン・ブルーもそうですよね。

ガーシュウインはオーケストレーションできなくてほかの人がやって、超人気は出たんだけど、ガーシュウインはオーケストレーションもできるようになりたくてラヴェルに弟子入りしたいと頼んだけど「今更、二流のラヴェルを目指すことはない」と断られたとかなんとか。

そして今日のプログラム後半は、そのラヴェル…
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
でした。これも、本人ではないオーケストレーションの例、ラヴェルの編曲よすぎてそれが元かと思ってましたよ(子供というか中高生のころの私)。

「ラヴェルの編曲よすぎて」といっても、生で聞いたのは今日が初めてです。かてぃん目当てでチケット買ったわけで偶然だけども…生で聞けてよかった!!

今日はなんか打楽器に目が行って、へーこれ叩いてからあっちいってあれも担当するんか、とか見てました。トライアングルとか、あんなに小さくてシンプルな楽器1つですごく音に存在感があって、「のだめ」で千秋が「(代役の)トライアングルは死ぬ気で探してこないと殺す!!」っていってましたがそりゃートライアングル決まらないと(全体が)決まらないわね。

アンコールは、くるみ割り人形のトレパークでした。タンバリン(二人で叩いてた)がかっこよくて…あんなふうに叩けたら気持ちいいだろうなと(めっちゃ難しそう)。

っていうか私のと音色の違う鍵盤ハーモニカほしくなっちゃいました…(私のもいい音ですが別キャラ)


★今日のコンサートは今からでも配信で聞けます→日本フィル&サントリーホールとっておき アフタヌーン Vol. 15

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする