ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

昨日、夫の遺骨をお寺に納骨

2012-10-15 21:03:27 | Weblog
夫が亡くなって1年と5カ月になろうとしている。

遺骨をどうしょうか、近場のお墓を見に行ったりして悩んだ。

二人で一目惚れで住みついたこの地。

その、毎日愛でた里山の一部が取り崩して住宅地が出来、その一部に市営の墓地が出来る。そこへとも考えた事もあった。

でも、やっぱり、変わってしまった風景の中では落ち着かないだろう。それに車を持たない私が、年老いた時に彼に会いに行くには坂道はきつい。暑い夏も寒い冬も年をとったら辛いな。子供達にとっても不便だし。

姉が、遺言で永代供養墓に入った事もあり、そういう事も考えて子供と相談し、2回ほど足を運んでお話を聞いた都心のお寺さんに決めた。

駅から1~2分くらいの交通の便のいい所。

1638年に創建されたという事だが、最近建て替えて、納骨堂と永代供養墓を整備したという。

その納骨堂に夫を託す事にした。33回忌までは骨壷のまま預かり、その後は永代供養墓に移すとのこと。墓石のないお墓と考えてください、と言われた。

何百年と経ったおごそかなお寺の本堂と違い、まだ木の香りが漂っているような壮麗な広い本堂で子供と3人で夫の遺骨を仏様に託した。

変わらず私を見つめる遺影の夫に、いつか、私もここでお葬式をあげてもらってから行くから、それまで待っていてね。あんまり早く呼ばないでね。そっちには、あなたのお父さんもお母さんも私の姉さんもいるから、寂しくないでしょう、と。

姉が入っているお寺さんは、宗派が違うのでお経にちょっと違和感を感ずるが、ここは夫も私も同じ宗派のお寺さんなので、お坊さんのお経に穏やかな安心感を感ずる。

やっと一つの区切りが付いたように思う。

月に一度は都心に出るのも、また楽しみでもある。





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