ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

ストーカー被害

2013-10-22 20:55:25 | Weblog
最近、ストーカーによる痛ましい事件が多い。

そして、思い出すのは、ずっと昔の娘が高校生だった頃。

まだ、ストーカーという言葉が無かった頃。

夫の仕事で、転勤・引っ越しが多かった。

小学校4~6年生、中学校と世田谷の社宅に住んでいた。社宅を取り壊す事になり、田園都市線沿線に引っ越した。

娘は高校生になり初めての電車通学。友達も出来、楽しい高校生生活を送っていた。

しばらくして、ポストに変な手紙が入り出した。

娘が可愛いとか、すれ違ったら良い匂いがしたとか、電車の中で後に立っていたとか、イロイロと詳しく書いた手紙。

ポストに入っているという事は、家も分かり通学道も分かり、電車に乗る時間も分かるという事。

朝は、通勤通学の人が多いからいいけど、帰りは、時には迎えに行ったり、遅くなる時には、大学生の兄や夫に迎えに行ってもらったりした。

手紙の内容を見ても、それ以上に発展するようには思えなかった。

娘は、友達と 「警察に行って来る」 と手紙を持って行った。

世田谷に住んでいた時、公園が多い所で、遊歩道があったりで、緑の多い環境の良い所だった。

でも、学校から 「痴漢や不審者が出るので気を付けて」 との通知が時々来た。

ある時、駅前の交番に用があって行った時に、娘が塾に通っているので心配で、その事を話したら 「時々、パトカーで巡回します」 とお巡りさんが言ってくれた。本当に、時々、パトカーがユックリと巡回していた。

だから、今度も娘の訴えを聞いてくれるだろうと思っていた。

でも、娘が怒って帰って来た。警察は、何か起こらないと動けないと言うのだ。何かあってからでは遅いのに。

「お巡りさん、ニヤニヤして、もてるんだね、と言うんだよ」 と友達と怒っていた。

考えてみたら、住んでいた世田谷は、元総理大臣や大臣・政治家、有名俳優や大会社の社宅等、有名人が住んでいた所なので、警察も何かあってはとパトカーで巡回したのだろう。

昔も今も住んでいる所によって、警察の対応が違うのだろうか。

でも、警察に行ったのを見ていたのか、それからは変な手紙も来なくなった。

ストーカーという言葉が使われ始めてから過激になったのか、過激になったから、ストーカーと言う言葉が使われ出したのか。

それにしても、痛ましい事件が多すぎる。可哀想で心が痛む。何とか出来ないものか…。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする