天気のいい火曜日、交流のある障碍者の方たちの南山散策のお手伝いをした。
毎年、私達の畑に来て、芋掘りもしている。
いつだったか、雨が降って中止かなと思っていたが、彼らにとって予定変更は受け入れがたいとの事で、雨の中で芋掘りをしたことがある。テントを張って、そこでお昼を食べた。
秋の散策は初めてだったらしい。時々一緒に散策しているから、秋も来たかと思った。
カエデの広場から桜の広場へ登って行き、そこでしばらく秋と遊ぶ。
そして、クヌギ林を下りて、一の森に向かった。
富士山だけ、白い雲を纏っていた。
一枚づつ配られたビニール袋にドングリ等を、一杯詰めていた。
そして、皆で、あちこちの枝にちょこんとおいてある、“ハリー”を探した。
お昼には、熱々の紅茶とお菓子も配られた。
一人の男性が、私のFC東京のバックを見て、サッカーの話をし出した。
「久保くん、知ってますか?彼、凄いですよね」と話しかけて来て、二人で、サッカーの話をした。
「あの、レアルマドリード知ってますか?」
「知ってるわよ。でも、私はアーセナルが好き」
「プレミアリーグですよね」
と色々知っている。
付き添いの人が、サッカーの話が出来て良かったね、と言っていた。
みんな、楽しかったみたいで良かった。私達も楽しかった。
「また、南山に遊びに来てください」
「ありがとうございました」と山を下りて行った。
私達も、後片付けをして、畑に戻り、私だけ、1時間ほど笹刈りをして帰った。