ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

FC東京 完敗

2006-03-18 23:01:20 | FC東京とサッカー
負けてしまった。それも、今年(3回しか試合をやってないが)最悪の内容で。負けるべくして負けた。新潟戦の修正が出来てないし、かえって内容が悪かったように思う。

友達曰く「足元へのパスで繋ごう繋ごうと、している。もっとスペースへ出さないと」。本当にそう思う。それも、止まっている足元へのパスは、敵にとって分かりやすいし、寄せやすい。ラインが低く、後でのパス回しは敵にとって、全然怖くない。

今日はジーコが来ていたそうだが、モニもコンちゃんもトクちゃんも全然アピール出来なかった。なんか、チームとしてのまとまりが見られない。パスをまわし、ボール試合率を上げるのが目的では無いはず。あくまでも敵のゴールネットを揺らすのが目的のはず。そのためにはいかに早く敵のゴール前へと行かなければいけないのに、どうしてもパスを回しているうちにゴール前を固められ、攻撃方向にパスが出せない。

初めて見たガーロサッカーは湘南との練習試合だった。両サイドのトクちゃんとノリオがボールを持つと面白いほど駆け上がっていた。そして何本も中へ折り返していた。「今年の東京も面白そう!」とワクワクと開幕を待ちわびた。でも、始まって見るとあの時とのサッカーとは違っている。すべての面で微妙に遅い。パスを出すのも、クロスを入れるのも、クリアするのも、走り出しも・・・。サイドへの展開もゴールへの縦パスもナカナカ出ない・・・。

見ている方もつまらないが、やっている選手達も楽しくないのではと、思う。まだ、始まったばかり。後を振り向いてはいけないとは思うけど・・・当分は我慢して付き合わないといけないのかと・・・

去年ほとんど来なかった友達が、今年は開幕と今日と応援に来た。「これに懲りないで、次も来て。待っているから」「こんなサッカーなら、もう来ない」と言った。初期の頃からの熱烈ファンだったのに・・・。

「はあ~~」帰りながらため息を付いていたら、友達が笑って「ほら、周りでもため息付いている人がいるよ」。本当だ、あちこちからため息が聞こえる。何か笑えて来た。

よーーーし、次の川崎戦も応援に行くか。どこまでも、付き合うからね!私の東京!我慢強く、執念深い性格だから、どこまでも追いかけて行くから、時にはご褒美にカッコいいゲームを見せてね。


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赤ちゃんの泣き声

2006-03-17 20:32:03 | Weblog
今日の朝の通勤電車は遅れた。車両の点検との事。笹塚で新宿線に乗り換えるために降りる。いつも電車が待っているのに、今日はナカナカ来なかった。ホームに電車3台分の乗り換え人が溜まる。やっと来た電車に怒涛のように人々が乗り込む。遅れている上に、次が直ぐに来るとは限らないから、皆必死である。

上半身と下半身とカバンとどこに行ったの?状態で電車は発車した。やっと動いたと、皆、何とか楽な姿勢をと、ごそごそする。

突然、赤ちゃんの泣き声。ぎょっとして声の方を見るが、もちろん見えない。でも、声の方向から座ってはいない。オンブされているのか、ダッコされているのか分からないが、泣き声はやまない。私の周りの人達も何となくソワソワしている。私でさえも苦しのに、大丈夫かしらと思った。

こんな満員電車の中の赤ちゃんの泣き声は、心を不安にさせる。きっとこの時間に出かけなくてはならない用があったのだろう。きっとお母さんもつらいだろうな。

次の駅で降りたみたいで、泣き声が聞こえなくなった。降りる駅だったのか、無理と判断して降りたのか。正直、ホッとする。そして、背の高い男性に囲まれて降りる駅まで目をつむる。
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今年の花粉症

2006-03-16 20:28:01 | Weblog
毎年、花粉症に悩まされている。特に去年は酷かった。何とかして―――!と怒鳴りたい程だった。まだ、花粉が飛ぶ前から医者に行き薬をもらい、万全の体制で毎年迎えるのだが、薬が効かないのか毎年苦しい思いをする。

今年は、忙しく何となく医者に行くのも忘れていて気が付いたら花粉症の季節が始まっていた。「あ、薬をもらいに行かなくては」と、思いながらまだ行っていない。医者は会社の隣のビルにある。

どういう訳か、今年の花粉症は軽い。時々、目が痒くなるが目薬ですっきりする。今の所、鼻詰まりでの呼吸困難が無い。クシャミもそんなに出ない。そう言えば、電車でもあまりクシャミをしている人がいない。私だけでなく、全体に花粉の飛ぶ量が少ないのか。それとも、これから酷くなるのか。

このまま、今年は軽症で終わって欲しい。
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お花が一杯

2006-03-13 21:19:37 | Weblog
夫が定年となる為、大きな花束をもらって来た。取り合えず漬物用の大きな素焼きのかめに入れておいた。日曜日に押入れなどを探し回り、やっと大きい花瓶を2個探し出した。あとは梅酒のビン等を代用して花を分けた。

リビングのべレンダに面したガラス戸の前は美しい花で一杯。前から置いてあったシクラメン達や桜草等、観葉植物等々で、ベランダへの出入りは出来なくなった。和室側に回って出入りしている。

でも、うれしい!欲しいけど高いから切花を買った事がない。買うときは鉢花しか買わない。と言うか買えない。一つの花瓶にはピンクのバラだけを入れたが、これだけのバラの花束は、思わず口元をほころばす。カサブランカの香りにつつまれて目覚める幸せ。ああ~し・あ・わ・せ

まだ、2、3回は花束が届くのではないかしら。

娘が誕生日に友達にプレゼントされた、かわいい花束も花瓶に飾ってある。こういう雰囲気は日本茶では無く、紅茶ね。
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VAMOS TOKYO!

2006-03-12 21:48:42 | FC東京とサッカー
午後から大阪ダービーを見る。お茶を飲みながらマッタリと。よそ事だし、FC東京は昨日負けたし。

でも、ガンバ凄い。去年とチームの方向性が一緒。100%攻撃サッカー。去年、ウチのヒロミ東京が目指してナカナカ出来なかった、見ていてワクワク興奮する面白いサッカー。点を取られても、それ以上取ればサッカーは勝てる、そういうサッカー。サポーターは楽しいだろうな。

ウチはポゼッションサッカー(よく分からない)。負けないサッカーより勝つサッカーを見たい。まだ始まったばかり、スタメンが平均23歳弱の若いチーム。調子に乗ってくれば若さで突っ張れるかもしれないが、お互いの気持ちがずれると修正が大変になる。まだまだ、二試合しか終わってない。じっくりと付き合いましょう。去年で随分と我慢強くなったから。ガーロさん、どんどん若者を鍛えてください。

大阪ダービーを見終わったあとは、“THE MIDWEST VIKINGS「VAMOS TOKYO!」”をエンドレスで聞きながら、新聞を読んだり本を読んだりしていた。時々は一緒に歌いながら。

去年、友達の車で応援に行く時この曲が流れていて、早速買って来た。ちょっと気分が落ちると必ず聞く。そして、一緒に歌っていると青赤選手達を応援する幸せを感ずる。「よし、また土曜日はスタジアムに彼らを応援に行こう。」

♪青赤フラッグ掲げて
 集まれ№12飛田給
 何色来たって関係ねぇ
 勝つのは俺達だ

♪青と赤の野郎共 燃え上がれ東京
 勝ちにゆけ東京 俺たちゃ負けはしねぇ
 後は振り返るなよ 前だけを見てゆこうぜ
 バスに乗り揺られて スタジアムへ行こう
 ビール片手持ち上げあの歌を歌おう
後は振り返るなよ 前だけを見てゆこうぜ
 俺らの声聞こえるか ネットをゆらすのは俺達だ


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FC東京 増嶋がんばれ

2006-03-12 14:31:28 | FC東京とサッカー
東京を応援に新潟まで行って来た。応援バスのキャンセル待ちで乗れたリッチバスで。たしかにリッチだった。長距離バスに乗ると、必ず、腰やお尻が痛くなる。さすがにベンツの国のバス!全然、疲れなかった。腰も痛くならなかった。旅行会社さん曰く「日本で三台しかないバスです。始めは一台だったのだけど、キャンセルが多くて急遽こっちに一台回しました。お客さんの声を聞きながら、もっと増やして行く予定です。」。3000円余分に払ってもリッチバスで良かった。これからも、こっちの方を選ぼうかな。シンプルで外見もカッコ良かった。

東京は負けてしまった。0-2。あまりにもミスが多すぎた。シュートも少な過ぎ。そして、すぐに戦犯を探し、敗因を誰かに求め責任を押し付けようとする。今回は増嶋くん。スタメンに増嶋くんを使う事を批判する人達がいる。「なんで、マスを使うんだ。あんなへたくそ。ミスばっかりで。精神面は弱いし、成長していない」とボロクソ言う人がいる。

彼らは、公平に試合をみているのだろうか。昨日の試合は、モニも伊野波くんもトクちゃんだって、ミスを一杯していた。コンチャンだって、ルーカスだってオイオイというミスをしていた。ユータなんて、ボーとしていて、後ろからボールをさらわれていた。梶山くんもビックリするほどのパスミスで、ピンチが何回もあった。

今期の増嶋くんはすごくイイ!と思う。湘南との練習試合を見に行った時、「おおーーいいじゃん」と思った。かれのヘッドでのクリアはモニよりいいかもと、思った。開幕戦も良かった。彼のお陰で、ホッとした事も何回もあった。彼がいいから、監督は使ったのであって、フィルターをかけて見てほしくない。ジャーンだって、ミスをする。

昨日の試合も確かに二点目は可哀想だった。でも、もっと中盤や前線が前に向かっての、ゴールへのパスや走りをしていたら、内容も変わっていたのでは。はっきりいって、昨日の試合は選手の個々の中で迷いがあったのでは、と思った。サッカーはゴールしなければ、何にもならないゲーム。何といわれようと、東京の底には、DNAとしての“カウンター&部活サッカー”が流れている。時にはパスを省いて、両サイドからのオーバーラップと、それを追い抜いてゴール前に迫る選手達のシーンがあってもいいのではと思った。新潟がやっていたように。久しぶりに出た、トクちゃんのドリブルで駆け上がったシーンで、クロスを上げるも「誰もいない!」。

とりあえず、昨日負けたのは、これからの長いリーグ戦の為にも課題がはっきりして良かったのではと思っている。今度は好調の清水を迎えてのホーム戦。どこまで修正が出来ているか、楽しみ。

そして、増嶋くん、頑張れ。始めの頃のモニなんて、私達、片目で見てたんだから。周りが何と言おうと、オリンピックに出るためにも勇気を持って頑張れ!!梶山とオリンピックに行こう。

友達と「彼は顔で損しているのかも」と二人で納得した。
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アマラオ!!

2006-03-07 23:46:44 | FC東京とサッカー
Numberにアマラオ特集。友達に教えてもらい昼休みに買った。「電車の中で読んだらダメよ」。でも、帰りの電車の中で読んだ。

“アマラオ”とつぶやくだけで、今でも込み上げる物がある。それなのに帰りの電車で座れたので読んでしまった。丁度、今、花粉症なので鼻水がでても、涙目になっても誤魔化される。

アマラオを始めて見たのは、J2開幕戦の西が丘。FC東京がどんなチームなのか、どんなサッカーをするのか、まったく知らないで夫と二人で見に行った。それに、選手の名前も誰一人知らなくて!それなのに、手に年間チケットを握り締めて、笑ってしまう。東京に出来たプロサッカークラブ。待ちに待った東京のクラブ。何一つ知らなくても“私が応援するのはFC東京”と決めて、ドキドキワクワクしながら、電車を乗り継いで初めて西が丘に行った。

ゲームも面白かったし、応援も新鮮だった。選手表と背番号を見比べてまず、アマラオを覚えた。何と言っても、一番の応援コールだったし、11番のエースナンバーだし、ゴールも決めたし。そして、いつしかトーキョーのキングは私のキングにもなった。

ビックフレームスのパーティでスーツ姿のアマラオと毎年、腕を組んで写真を撮った。カッコいいアマラオ。でも、ピッチでゴールするアマラオが一番カッコ良かった。今でも、丸亀の別れのシーンを思い出すと鼻がつまる。

サッカーが大好きなアマラオ。引退したら子供達にサッカーを教えたい、お爺さんになっても、と優しく笑うアマラオ。引退したら、今度こそ私達の所に戻って来て欲しい。切に思う。

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FC東京勝利の後の月曜日の会社で

2006-03-06 21:43:30 | FC東京とサッカー
FC東京が勝利すると一週間、楽しく仕事が出来る。そして、月曜日は3時のおやつを持って行く。勝った時だけ、勝利の喜びを分かち合う為に。一昨年から続けているが、去年は負けが込み、引分けも多くおやつ代の出費は少なかった。

去年、ウチに転勤してきた男性は「スポーツは野球!野球は巨人!サッカーは知らない」と言っていた。「サッカーを知らなくても、サッカーは“FC東京”を覚えなさい。そうしないと、あなただけおやつ無しよ。他の人は皆、気にしてくれいるのだから」と宣言。

勝っても負けても、事あるごとにFC東京の話をした。だから、月曜日は彼もちゃんと結果を頭に入れて来るようになった。FC東京が勝利すると月曜日は朝から「勝ったね」とニコニコ。そして3時には私がお茶を入れて(お茶汲みの習慣は随分前に廃止)おやつの時間となり、いかに楽しかったかを皆(男性が4人しかいないが)に聞いてもらう。楽しい時間。

私がどんなにサッカー観戦が楽しいかを話し続けたせいか、それとも去年は巨人が弱かったせいか、彼は「野球がつまらない」と言ってあまり見なくなった。私の洗脳のせいかしら。今日もFC東京のオフィシャルページを見せながら、新しい選手達を紹介した。FC東京のファンになるのも、もう少しかな。

おやつ大好きな一番年配の人が「今年はFC東京が一杯、勝利してくれる事を皆で祈ろう」。私「そして、月曜日は皆でお茶にしましょう。もし優勝したら、セシーマのケーキを買って来るね」と約束した。この時期は、どこのチームもサポーターも希望が一杯。

リチェーリが試合後に言った。「このゴールはナオにプレゼントしたい。負傷中は皆がやさしくしてくれた。自分と同じ膝を怪我しているナオに早く直ってほしいから」

真面目で、優しくて、仲がいい東京の選手達が大好きだ。リーグ戦が終わって最後のミーティングではさよならする選手達の為に、毎年、涙ぐむという東京の選手達が大好きだ。

新潟戦は友達二人で、バスツアーで行く。キャンセル待ちの、それも“リッチバス”の臨時便にやっと滑り込めた。最近、イロイロ、ナカナカ大変だ。
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開幕戦 FC東京

2006-03-05 23:28:20 | FC東京とサッカー
予定通り勝った。これで開幕戦はJ2から負けなし。楽しかった。特に久しぶりの友達も来てくれたし。

リチェーリがとっても良かった。ゴールにササへのアシスト。増嶋はへデングが強い!モニとよく連携が取れていた。原さんだったら使ってくれなかったかも知れない。そして、ジャーンが出てきたら、この二人は出れなくなるの?もう少し二人の活躍を見たい。

コンちゃんやユータがぶつかって転ぶと、ドキっとする。もう、怪我だけは止めて欲しい。せっかく直って来たのだから。

ルーカスが本当によく動き回っていた。守りにも人もボールも良く追い掛け回していたと思う。東京でサッカーするのが、とっても楽しいと。

梶山は本当に面白い。どうして、そんなに面白いプレーが出来るの。何か、顔の表情とミスマッチ。時々変な所にパスをするし。

今度の北京オリンピックが楽しみ。絶対、梶山は出るだろうし。もちろん、増嶋も頑張って、スタメンを取って出て欲しい。もしかしたら、伊野波クンも…

友達と北京へ行こうねと、盛り上がっている。そして、その前に予選大会でアウエに遠征しようかと。ドイツ用に積み立てていたけど、行かない事にしたから資金はある。カジくんもいなくなって、私達の中で北京オリンピックの方が盛り上がっている。モニをちゃんとスタメンで使ってくれるのなら、楽しめるのに・・・

次は新潟遠征。去年の新潟は非常に寒かった。今年もやっぱり、まだ寒いだろうな。どうか晴れますように。


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「オシムの言葉」フィールドの向こうに人生が見える

2006-03-03 21:36:29 | FC東京とサッカー
やっ本屋で「オシムの言葉」を手に入れた。どうしても、リーグ開幕前までに読みたかったので、通勤の電車の中で揉まれながら読んだ。今日の帰りは座れたので最後まで読む。最後のページを繰るとき、顔が歪んだ。涙を堪えるために。本当に最近、涙もろくて困る。

オシム監督のヨーロッパでの監督時代は圧巻だった。何回か雑誌や新聞で、戦争と民族紛争の事は読んでいたけど、改めて、その波乱万丈(何て陳腐な言葉!)の人生を思う。その頃の事は、黙して語らないらしいが、心の深い所に締まってあるのだろう。

私の85歳になる、ちょっと物忘れの酷くなっている母は、戦争で辛い思いをした事を昨日の事のように何回も何回も話す。ノモンハンで戦死した兄に会いたいと泣く時がある。彼女の中での兄との生活はちょっと前の事なのである。

オシム監督は、今を生きている。自分のサッカー人生の哲学をすべて選手達に叩き込む為に、昨日も今日も明日も選手を走らせる。

私の大好きなFC東京との最初のジェフとの試合は、ナビスコの雨の臨海だった。まだ友達もいず、一人でゴール裏で応援していた。そして、その頃、知合ったジェフのサポーターがいる。家のFC東京のポスターの隣に、彼の家族の年賀状の写真がかざってある。00年は、彼と女の子みたいにかわいい2歳の坊や。01年はお腹の大きな奥さんと三人。02年は、かわいい女の子が抱っこされた4人の写真。03年・04年・05年とそれぞれ大きくなって行く子供達と家族の写真。

最初の頃の彼は、毎年リーグの終わりが近づくと、降格争いで落ち込んでいた。でも、最近はウチよりもずっと順位が上だ。そして、今年はサッカー専用スタジアム「フクアリ」がある。ただ、会社での責任が重くなって、前ほど応援に行けなくなったと、嘆いている。

ずっと前、いつか忘れたがこんな事があった。リーグも後半に差し掛かって、試合後のオシム監督へのインタビュー。「あと鹿島とか横浜とか磐田とか強い所が残っていますが、どうですか?」「FC東京との試合も残っている」と一言。TVを見ていて感動した。私が、永久保存版として残しているビデオに、臨海でのジェフとの0-0の試合がある。時々見るけど、何回見てもドキドキしびれる。

レアル・マドリードがジェフとの対戦を望み来日した試合での事。主催者はレアルとのユニフォームの交換を禁止していた。オシム監督は猛反発したけど、押し切られた。その時の試合での勇人。12センチの身長差のペッカムとのマッチアップには激しく行く事を決めていた。そして、猛烈なタックルをぶちかます。ベッカムが吹っ飛ぶ。ベッカムを本気にさせ、譲らぬ意地の張り合いは試合終了まで続いた。勇人がロッカールームにいると、ベッカムが「あの七番はどこにいる?」とユニフォームの交換に来た。禁じられていたユニフォームの交換をオシム監督は見て見ぬふりをしていた。

一度だけ、オシム監督と試合前の選手入場口で会った事がある。本当に大きな人だ。「こんにちは」と言ったら、試合前だけどニッコリ微笑んでくれた。バレバレFC東京のかっこしていたけど。

今年のジェフとの試合は、どんな結果になるのだろう。お互いにすばらしいゲームになる事を望む。そして、オシム監督がいつまでも健康で日本で日本の選手達に彼のサッカー哲学を教え込んでほしい。

ビバ!オシム!




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