「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

金婚式と豪華客船クルーズ

2016-09-07 05:20:24 | 2012・1・1
“金婚式など大切な記念日に”とわが家で購読している新聞に「憧れのタヒチ.ハワイ.ブルーン.ラグーン」の一面全面広告があった。日本の豪華客船に乗ってタヒチ、ハワイなど46泊47日のハワイ、タヒチなど南太平洋の碧い珊瑚礁の島々を旅しようという広告だ。最低の料金でも179万円、一番デラックスなロイヤルスイーとは805万円もする。一度限りの人生、夫婦そろって参加したいものだが、残念ながら昨年、結婚60年のダイヤモンド婚を祝った僕ら老夫婦は歳を取りすぎてしまった。

60年の結婚生活を振り返ってみれば、僕ら夫婦は比較的恵まれているほうではないか。二度の個人的な欧州旅行で5か国訪れているし、シンガポール、マレーシア、インドネシア周遊旅行も二度している。他人があまり行かない、ペナンからメダンまでマラッカ海峡を横断したり、トバ湖で快速のモーターボートに乗ったことがある。金婚式には台湾旅行を楽しんだ。

昨年のシルバー婚には、老妻が長年楽しんでいるハワイへ2人して行こうと計画していたのだが、好事何とかというが僕が二度のガンで入院してしまった。それに二人の10年有効のパスポートの期限も切れてしまった。超高齢化時代だが、旅は思いたったら吉日である。夫婦が元気なうちに計画するにこしたことはない。今月末、老妻が故郷信州の小学校の同窓会に出席するので、日帰りの高速バスで同行しようかと思っている。タヒチ.ハワイ旅行とは月とスッポンだが。