札幌に住む”ブログ仲間”の友人「天薪人語」氏から今朝、宅急便でジャガイモと玉ねぎがどっさりと贈られてきた。”札幌はようやく春らしくなりました。今年も地下に眠っていたジャガイモも目を覚ましました。冬の寒さ堪えるために澱粉を糖分に変えた美味しいジャガイモになりました”とのご挨拶文と共に「北あかり」「男爵」「メークイン」三種のジャガイモと玉ねぎが箱詰めにされてきた。
1970年代から80年にかけて10年間、札幌に在勤した僕ら夫婦にとって、「男爵」「メークイン」は懐かしの品種だが「北あかり」は初めて聞く名前だ。「天声薪語」氏は、それを気遣ったのだろう。”「北あかり」(芽の赤い)は別名サラダ芋といい茹でると実が黄色になります。実が柔らかいので練りものに適しています”と説明があり、ラップに包んで3分とレシピまで添えられていた。
「天声薪語」氏のお住まいは昨年9月の北海道地震で、札幌でも被害を受けた地域だが、幸い高台にあり、被害は家庭用に積んでいた薪の山が崩れただけのようだったようだ。先年、僕ら夫婦はノスタルジア旅行で札幌を訪れた際、「天声薪語」宅にも寄らせて頂いたが、広い室内には冬期間,薪が赤かと燃え、ご夫婦で老後を楽しんでおられた。
早速、わが家では”子育て”で忙しかった昔を偲び、頂戴した「メークイン」で、レシピに従って肉じゃがを作り、「北あかり」でポテトサラダを料理して、小学生であった娘夫妻一家にもご相伴で届けたい。文字通り「北」からのあかりである。