「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

老人会もう童謡を歌っても コロナ禍収束の中で

2021-11-04 08:48:22 | 2012・1・1
東京多摩地区に住む友人の89歳の一人暮らしの女性からエッセー教室へ提出した一文のコピーを頂戴した。その中でコロナ禍のため参加していた童謡の会が中止になって寂しいと書かれていた。同年配の老妻の会も中止になったままだ.。大勢の老人が集まり、大声を出すのはウイルスを拡散させるというわけだ。しかしどうだろうか。すでに9割がたの老人は2回目ワクチンを接種している。

100歳を超えている先輩が特別老人ホームに入居しており、見舞いに訪れたいが、緊急事態宣言が解除されてもライン以外は許可にならない。親族でも会えないという。高齢者に対する配慮は必要で有り難いが、昨年4月の1回目の緊急事態宣言発令され、筆者が通園していた介護施設がリハビリサービスをストップしたため、筆者のフレイルの度合いは心身共に深まってしまった。

3日,文化の日のコロナ新規感染者数は265人だったが、全国47都道府県中19県が感染者数ゼロである。大阪府の53人が最多で、東京は25人で、10月17日以来、50人以下の日が連続18日間続いている。3日の統計では東京の区部以外の地域の感染者は小金井市の2人ほか5人だけである。ご老人が童謡が歌えない状況下ではない。だが、東京都の感染拡大防止の対応策は依然として外出は混雑な場所と時間をさけ、大声出す集まりへ行くなである。昔堅気の老人にはわからない。