「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ロシアのウクライナ侵攻 ソ連邦の崩壊がなかったならば 

2022-02-25 10:46:59 | 2012・1・1
ロシアがウクライナ国内の”親露二共和国“の独立承認を理由に軍隊を派遣した。事実上の他国への侵攻である。産経新聞首都圏版の社説「主張」は冷戦後最大の秩序破壊だと批判している。冷戦とは1991年12月、ソ連邦崩壊までの東側体制とNATO (北太平洋条約)の西側体制との間の武器なきの戦争である。その冷戦が終わって31年もたつ。

個人的なことで恐縮だが、、老生は1956年10月から69年3月まで新聞社の国際ニュースを扱う外信部で勤務していた。まさに冷戦のさ中であった。東側はロシアを主軸に東欧の国々が55年にポーランドの首都ワルシャワで結ばれた軍事同盟のも結束、一方西側は49年、西欧と北米30か国で結ばれた軍事同盟である。歴史にレバタラはないけれども、もし30年前ソ連の崩壊がなかったならば、第三次世界大戦が勃発したかも。