日本で最南端の町、人口4千人足らずの竹富島教育委員会が、国の教科書採択ルールを無視して”反乱”を続けている。先日、下村文科相がルール違反是正を直接、町に申し入れたが、竹富町教育長は”政治介入だ”と拒否している。このままでは問題は新学期まで持ち越される。問題の発端は、八重山地区の石垣市、与那国町三市町でつくる「教科書採択協議会」の決定を無視して竹富町だけが、決定とは違う公民の教科書を使用していることだ。竹富町は、国から教科書の無償援助は受けていない。”寄付”で賄っているから問題なしとしているが、法治国家の教育現場である。”反乱”は許せない。
テレビ朝日系列の報道番組で、タレント評論家が”この問題の根源は戦争中の集団自決にも関連がある”とおかしなことを言っていた。八重山「教科書採択協議会」が採択した教科書は戦争中の沖縄の集団自決などの記述について、あまり触れていない。だから竹富町が反対しているのだ、というのである。果たして、その通りであるかどうかは知らないが、竹富町のルール違反の理由は今一つ僕には理解できない。
問題とは直接関係ないのだが、20年ほど前、僕ら夫婦は竹富町で僕は西表島のマングローブの研修中、急性の腎臓結石の発作を起こし、船で石垣島の県立八重山病院に送られて点滴治療を受けた。老妻は別の機会だったが、竹富島の観光旅行中、レンタル自転車で運転を誤り転倒大けがをして救急車で同じ病院に運びこまれたことがある。東京在住の二人が二人して八重山の病院にお世話になるとは珍しいことだ。
戦争中、竹富町は沖縄本島と違って米軍は上陸しなかったり、地上戦もなかった。「集団自決」の悲劇もなかった。しかし米軍の猛爆撃にさらされ、波照間島では、当時の人口1500人のうち三分の一の500人が戦争マラリアに罹り死亡している。しかし、こういった事実は全国を対象にした教科書には記述されていないかもしれない。教育現場で教えればよい問題である。
テレビ朝日系列の報道番組で、タレント評論家が”この問題の根源は戦争中の集団自決にも関連がある”とおかしなことを言っていた。八重山「教科書採択協議会」が採択した教科書は戦争中の沖縄の集団自決などの記述について、あまり触れていない。だから竹富町が反対しているのだ、というのである。果たして、その通りであるかどうかは知らないが、竹富町のルール違反の理由は今一つ僕には理解できない。
問題とは直接関係ないのだが、20年ほど前、僕ら夫婦は竹富町で僕は西表島のマングローブの研修中、急性の腎臓結石の発作を起こし、船で石垣島の県立八重山病院に送られて点滴治療を受けた。老妻は別の機会だったが、竹富島の観光旅行中、レンタル自転車で運転を誤り転倒大けがをして救急車で同じ病院に運びこまれたことがある。東京在住の二人が二人して八重山の病院にお世話になるとは珍しいことだ。
戦争中、竹富町は沖縄本島と違って米軍は上陸しなかったり、地上戦もなかった。「集団自決」の悲劇もなかった。しかし米軍の猛爆撃にさらされ、波照間島では、当時の人口1500人のうち三分の一の500人が戦争マラリアに罹り死亡している。しかし、こういった事実は全国を対象にした教科書には記述されていないかもしれない。教育現場で教えればよい問題である。
ヤマトンチューに対する変な劣等感からくる偏見があります。それに県外左翼の影響です。構図は数年前の犬山市教委の時と似ています。教育長個人に問題を感じます。それから反省点としては、戦時中の先島について、少し勉強すべきかもしれません。