「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ワクチン接種 災害対策の警察機能が利用できないのか

2021-05-03 12:33:54 | 2012・1・1

戦前昭和の時代、わが国の衛生行政は内務省の管轄下にあった。こどもだった遠い記憶の中に梅雨時の6月、学校の古い校舎で伝染病予防注射があり入り口に白い制服制帽、腰にサーベルを差したお巡りさんの姿がうかんでくる。警察官も内務省の役人だった。お巡りさんは子供にとって恐い存在だった。いたずらをすると、母親から”お巡りさんを呼んでくる”と叱られたものだ。しかし一方ではドブネズミを捕まえて交番に届けると幾らか小銭を貰ったものだった。

戦後の占領政策によリ内務省は解体され、衛生行政は厚生省の管轄となり警察は米国式の新しい制度になった。このため、戦前は伝染病が発生すると警察も立ち会ったが廃止され警察監視の伝染病病院もない。

コロナ禍で緊急事態宣言が発令さいる。いってみれば災害の非常時である。警視庁の組織図をみると、災害対策を担当る部する部門もあり、機動隊も配置されている。ワクチン接種箇所として利用できないだろうか。

 

  

 


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