「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ファーストの座から落ちた「都民ファースト」

2021-07-05 08:08:38 | 2012・1・1

東京都議会議員選挙の結果を夜半すぎまでラジオでイヤフォーンで聴いてしまった。心身ともにフレイルが深まり昨日の選挙は棄権したのだが、やはり、雀百までの類なのだろうか。結果は都政与党の「都民ファースト」が、国政与党の自公に競り負け、ファーストの座からおちた。

4年前の2017年7月の前回の選挙を思い出す。小池都政には新味があり力があった。これを支持する「都民ファースト」の圧勝は予想されていた。その通り55議席を獲得、一方の自民党は57議席あったのが23議席に半減した。この勢いで行けば、その年秋予定されていた国政選挙で、選挙を前に小池知事が旧民主党幹事長前原誠司と組んで結成した「希望の党」は政局の目玉になると思われていたが、結果はご案内の通りだ。

高い月謝を支払い小池知事には、もう国政復帰への気持ちはないし国政政党「国民ファースト」の結成もないと思うが、五輪が終わり、コロナ禍終了後の新しい日本の国づくりに知事の政治的創造力をあらまほしきかなーである。


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