鹿児島と上海を結ぶ定期路線の存続のため伊藤祐一郎知事が、年間1千人の県職員を今年7月から来年3月まで3泊4日で研修旅行させるという。このための補正予算として1億8千万円を県議会に提出したが反対にあい、期間を3か月に縮小、人員も3百人にすることで可決した。これを可決した議会も議会だ。ここ数年、橋下大阪市長をはじめ地方独自の政策が話題になっているが、どう考えてもこの鹿児島の”研修“は僕には理解できない。
鹿児島空港は、鹿児島市内から遠く離れているが、昭和47年にここに移転してきて、もう40年も経っている。数年前の地方空港ブームでできた”新参者”ではない。圏内の離島飛行機能もあり、経営的に苦しいとは思えない。僕も現役時代、なんどか利用させて貰ったが、こじんまりとしたきれいな空港である。
上海路線は日本空と中国の東方航空の共同運航で一日一便だそうだが、尖閣問題もあって両国間の往来が減少してきている。そこで伊藤知事が考え出したのが,県職員を研修目的で上海に出張させようというものだ。何を研修させるのかもはっきりしない。どう見たって、赤字路線の航空会社を助ける意味しかない。何か航空会社との間に”ダーテイ”な話があるのではないかと、勘ぐりたくもなる。
伊藤知事は自治省出身の元官僚で、小沢一郎氏が大臣だった時の補佐官であった。小沢氏のかっての勢いがなくなり、自治省との昔のパイプも細くなった今、こんなバカげた発想しかできないのだろうか。
鹿児島空港は、鹿児島市内から遠く離れているが、昭和47年にここに移転してきて、もう40年も経っている。数年前の地方空港ブームでできた”新参者”ではない。圏内の離島飛行機能もあり、経営的に苦しいとは思えない。僕も現役時代、なんどか利用させて貰ったが、こじんまりとしたきれいな空港である。
上海路線は日本空と中国の東方航空の共同運航で一日一便だそうだが、尖閣問題もあって両国間の往来が減少してきている。そこで伊藤知事が考え出したのが,県職員を研修目的で上海に出張させようというものだ。何を研修させるのかもはっきりしない。どう見たって、赤字路線の航空会社を助ける意味しかない。何か航空会社との間に”ダーテイ”な話があるのではないかと、勘ぐりたくもなる。
伊藤知事は自治省出身の元官僚で、小沢一郎氏が大臣だった時の補佐官であった。小沢氏のかっての勢いがなくなり、自治省との昔のパイプも細くなった今、こんなバカげた発想しかできないのだろうか。
赤字の航空会社を救いたいなら航空会社のサービス面での改善を計るのが先です。
鹿児島の職員の研修なら鹿児島でやるのが本当です。上海に行く意味はひとつもありません。
こんな事に無駄な税金を払うなら、市民や地元企業に還元しろと、鹿児島市民は怒るべきです。
航空会社と上海からどれだけポケットに入るのでしょう。
どう考えても、知事が考えることも理解できないし、議員がこれを認め、可決するのかも理解できません。地方財政が枯渇していると、聞きますが、こんなバカのことやっていては、いくらカネがあってもたりません。
道州制とか地方自治とかいった”美名”の下、こんなに、くだらないことが行われているのに」驚き、怒りを感じます。具体的な提案、知事のところへ届くことを願います。