「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

時代もプラスしていた半世紀前、札幌冬季五輪

2022-02-05 11:13:42 | 2012・1・1
”世界との断絶映す、強権.人権外交ボイコット”(産経新聞5日付首都圏版1面トップ記事見出し)の中、コロナ禍中下の北京で冬季五輪が開催された。加齢とともに世間への関心が薄れ、開幕式のテレビもみなかった。そこで今朝、朝10時まで寝坊したあと,NHKの地上波を見たら、1972年3月の札幌冬季五輪の回顧番組を放送していた。数えてみたら、もうなんと50年、半世紀前の出来事であった。

私事で恐縮だが、老生はこの年1月、新聞から民放へ転職,札幌へ転勤してきたばかりなので、札幌五輪の印象は強い。札幌の街にはトアエモアの歌う「虹と雪のバラード」局が流れ 、地下街ができ、地下鉄が走り、新しい町が生まれてきていた。開催式には新設の真駒内の会場に35か国の選手団が参加5万人の観客でうまった。大会は大成功だったが、今改めて競技の結果を調べてみると、金銀銅のメダルはスキーの70mジャンプで笠谷、今野、青地の三人の日の丸飛行隊だけだ。

にもかかわらず、札幌五輪は白人以外の地で開催された冬季五輪としては大成功であった。外交的ボイコットなどなく、米国はこの年、ニクソン大統領が訪中し、中国Keteとの間で合同声明を発表,関係改善している。世界が五輪開催にむけてよい空気のなかにあった。

14年前の2008年8月、北京で夏の五輪が開催されており、福田康夫内閣の髙村外相が、当時日中間の問題であった毒入り餃子事件の解決を兼ねて訪中したが,3日間競技を見学しただけで帰国


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1 コメント

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Unknown (chobimame)
2022-02-06 00:21:33
北京五輪は、全く忘れていました。
開催する前に人権問題やコロナ禍での対策などをニュースで見ただけで興味が湧きません。
コロナによって、色々な行動が規制され、外の世界への興味も薄れて来ている気がします。
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