先週の土曜日、インドネシア関係のある会合で最近マカッサル(スラウェシ島)の旅行から帰国した知人からトラジャ.コーヒを頂戴した。トラジャ.コーヒと言えば、今では日本人のインドネシア土産の定番の一つだが、意外と”トラジャコーヒ”の名前が知れ渡った歴史は浅く、この半世紀ほどにすぎない。今では写真のようにしゃれた包装の土産品だが、ジャカルタ空港がまだ市内の中心、クマヨランにあった1960年代当時は売店でも売られていなかった。
トラジャはスラウェシ島中部の標高800mほどの山岳少数民族(Tana Traja)の名前である。20年前ほど前、僕もマカッサルから800㌔の道のりを車をチャーターして一日がかりで出かけ、首都ランテパオに二泊したことがある。独特の舟形の家に住み、洞窟の中にはタオタオという人形を供え、盛大な葬儀をすることで有名だ。偏狭な地なので、日本人の観光客の数はまだ少ないが欧米人の観光客は多い。日本では1973年に横浜の木村コーヒが店が、この地に現地の会社と合弁でコーヒ園を経営し”Key"コーヒのブランド名で売り出して以来その名前が知られるようになった。
インドネシアのコーヒと言えば、この数年ルアク.コーヒが静かなブームになっているという。コーヒの木の赤い実を好んで食べる野生のジャコウネコの糞から取り出したコーヒの実を清浄乾燥させ、焙煎したコーヒである。僕は幸か不幸かまだ飲んだことはないが、コーヒ通に言わせると、最高の香りと味だという。ジャワ島やスマトラ島が主産地だという。トラジャにジャコウネコが生息しているかどうか知らないが、やがてトラジャ産のルアク.コーヒも売り出されるかもしれない。日本でもすでにネットを中心に販売されているが、値段は100g数千円もして、ヤボな僕の口には入らない。
(Luak coffee beanes collected from civet cat's feces=kamus Indonesia Inggris)
トラジャはスラウェシ島中部の標高800mほどの山岳少数民族(Tana Traja)の名前である。20年前ほど前、僕もマカッサルから800㌔の道のりを車をチャーターして一日がかりで出かけ、首都ランテパオに二泊したことがある。独特の舟形の家に住み、洞窟の中にはタオタオという人形を供え、盛大な葬儀をすることで有名だ。偏狭な地なので、日本人の観光客の数はまだ少ないが欧米人の観光客は多い。日本では1973年に横浜の木村コーヒが店が、この地に現地の会社と合弁でコーヒ園を経営し”Key"コーヒのブランド名で売り出して以来その名前が知られるようになった。
インドネシアのコーヒと言えば、この数年ルアク.コーヒが静かなブームになっているという。コーヒの木の赤い実を好んで食べる野生のジャコウネコの糞から取り出したコーヒの実を清浄乾燥させ、焙煎したコーヒである。僕は幸か不幸かまだ飲んだことはないが、コーヒ通に言わせると、最高の香りと味だという。ジャワ島やスマトラ島が主産地だという。トラジャにジャコウネコが生息しているかどうか知らないが、やがてトラジャ産のルアク.コーヒも売り出されるかもしれない。日本でもすでにネットを中心に販売されているが、値段は100g数千円もして、ヤボな僕の口には入らない。
(Luak coffee beanes collected from civet cat's feces=kamus Indonesia Inggris)
keyコーヒの材料はほとんどトラジャ産です。僕はコーヒ通ではありません。どうしても砂糖を入れないと飲めないので敬遠しています。通になると味が理解できるようですが、僕にはわかりません。不思議とコーヒ生産地に旅行しています。
コピ スス も美味しかった。
もう87歳、微かな記憶です。
このコーヒの入れ方はkopi tubrukと辞書にありますが、屋台とか安宿に泊まってジョンゴスが朝運んでくるのが最高ですね。受け皿つきのグラスで口の曲がるほど甘いのを飲むと旅愁をそそります。トルコではコーヒの入れ物の底にたまった模様で占いをするそうです。
寺田元マカッサル総領事の書いたものによると、Tana Trajya のtana はインドネシア語のTanahではなく、traja語のtanaで、場所ではなく人種を意味するそうです。
受け皿にいれて冷まして飲んだのを想い出しました。
終戦後、バンドン近郊の収容所生活中、コーヒー豆がドン袋に入って沢山在りましたので、野外で大鍋を持ち出し、盛大に煎りました、その後、石臼でゴリゴリと兵隊が代わる代わる大量のコピーを製作、収容所の全員に飲んで貰いましたが、評判は良かったようです。
変なことを想い出しましたね。
戦後20年くらいしてインドネシアの研修生を喫茶店に連れて行って、アイスコーヒーを飲むか?って訊いたら、コピーは熱いのしか飲まないそうでした、そう言えば、昔は現地ではアイスコーヒーは在りませんでしたね。
舌がザラザラするところがよいですね。一度コーヒ談義をしましょう。
アイスコヒーは日本独特のものでしょうか?戦前子供の時に角砂糖の中にコヒーが入っていたのを想い出しました。
最高の”カッチャン コピ”は、名前は忘れましたが、実ったカッチャン コピをアヤムに食べさせて、消化せずに出てきたカッチャンが、最高のカッチャン コピーだそうですが、真偽のほどは分かりません。
面白いですね。kopi Luahと同じですね。ネット情報のなかには、オランダ植民地時代、住民はkopiの実を使用できなかったので、ジャコウネコの糞を使ったとあります。アヤムジャコウネコの違いだけ、インドネシア人に真相をきいてみたいですね。