すっかり体がスリムになった前長野県知事の田中康夫氏(新党日本)が昨日の
テレビ党首会談で「政治家は”カネ習慣病”だ」といっていた。たしかにそうだ。
政治資金規正法が国会を通ったばかりというのに、先日農水相に任命された赤
城徳彦氏の”政治とカネ”にからむ事務所問題疑惑がまた浮上してきた。
安倍総理は昨日出演した「七党首対決」テレビ番組の中で、この問題について触
れ”まったく問題はない”と釈明していた。真偽はわからないが、僕にはいま一つ
解からない点がある。それは”政治とカネ”の問題で、すでに佐田行政担当相、故
松岡農水相と二人も犠牲者を出し伊吹文科相もなんだかウヤムヤになっている。
なぜ、こんな時期に同じような問題が出てくるのかー。総理は任命者として、身辺
を調査したのかー。赤城氏は疑惑を疑惑と思わず職を受けたのかー。
田中康夫氏の言うように永田町の政治家は”カネ習慣病”にかかっている。1万
円以下の領収書は要らないという世界はどこにあるのだろうかー。派遣社員が1
日1万円稼ぐのは大変なことだ。政治家は”カネ”に無神経になっている。一種の
習慣病である。
美辞麗句を並べただけで政治はよくならない。逆に”足の引っ張りあい”ももう結
構である。政治家は、もう一度自分の身辺をチェックし、金銭的な”習慣病”にか
かっていないかどうか点検すべきだ。待合とか高級ホテルでの会合は、庶民感覚
からあまりにもかけ離れている。
テレビ党首会談で「政治家は”カネ習慣病”だ」といっていた。たしかにそうだ。
政治資金規正法が国会を通ったばかりというのに、先日農水相に任命された赤
城徳彦氏の”政治とカネ”にからむ事務所問題疑惑がまた浮上してきた。
安倍総理は昨日出演した「七党首対決」テレビ番組の中で、この問題について触
れ”まったく問題はない”と釈明していた。真偽はわからないが、僕にはいま一つ
解からない点がある。それは”政治とカネ”の問題で、すでに佐田行政担当相、故
松岡農水相と二人も犠牲者を出し伊吹文科相もなんだかウヤムヤになっている。
なぜ、こんな時期に同じような問題が出てくるのかー。総理は任命者として、身辺
を調査したのかー。赤城氏は疑惑を疑惑と思わず職を受けたのかー。
田中康夫氏の言うように永田町の政治家は”カネ習慣病”にかかっている。1万
円以下の領収書は要らないという世界はどこにあるのだろうかー。派遣社員が1
日1万円稼ぐのは大変なことだ。政治家は”カネ”に無神経になっている。一種の
習慣病である。
美辞麗句を並べただけで政治はよくならない。逆に”足の引っ張りあい”ももう結
構である。政治家は、もう一度自分の身辺をチェックし、金銭的な”習慣病”にか
かっていないかどうか点検すべきだ。待合とか高級ホテルでの会合は、庶民感覚
からあまりにもかけ離れている。
格差社会なんて言われ、国民が飢えかかっているのに、国会議員や官僚・公務員の経費の垂れ流しは、絶対やってはいけないことですが、たぶん常習化しているのですよ。だから罪悪感がない。言われてビックリというのが本音かもしれません。
金と政治は切れない問題ですよね。議員に金が掛かる原因の1つに、後援会が食っているという話もあります。地方議員の後援会が年に何度も東京に「陳情」や「視察」という名目で来るそうで、すごい接待費が必要だそうですよ。1枚の札が1枚の票に繋がるからです。金を惜しんだ為に落選なんてありますからねぇ。こと地方は横のつながりが大きいですから。
事務所費なんて領収も添付しない制度を設けていることがそもそもおかしいのです。
国会も役人も、一般の常識を身につけるべきです。
戦後レジームの解体は、政治家の意識改革です。30年も50年も前の旧態依然たる感覚で政治に当たられては進歩がありません。祖父の前からの”事務所”で祖父と同じ方法で同じことをやれば、反発もあります。やはり世継ぎ政治家は、昔の陋習だけはすぐ賢くなりますが、勉強不足です。
金の問題に関しては、議員年数での功労金制度を廃止し、議員の数を減らし、議員への年間支給額を1.5倍か2.0倍くらいに増額する、税務処理は青色申告とし議員特例を設けない、それと同時に厳しい罰則規定を設けるなどで、現在の不透明な事務所会計処理とそうせざるを得ない議員の台所事情をかなり是正できるのではないかと愚考します。
問題は透明さです。
それと、どこの社会にもあるその社会の慣習がいまs、他の社会にも通じるかどうかです。それにしても枝葉末節にこだわりすぎます。足の引っ張り合いです。