「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

大相撲関取休場10人は多すぎる!

2022-01-21 09:26:09 | 2012・1・1
大相撲初場所は明日13日、千秋楽を迎えるがどうやら優勝争そいは横綱照ノ富士と関脇御嶽海、幕内西8枚目の阿炎の3人に絞られてきた。コロナ禍の中で熱戦が展開されているが、残念なのは休場力士が多すぎることだ。十両力士100人足らずの中で、すでに10人も休場者が出ている。現役大関貴景勝のケガによる途中休場を初めコロナ禍による元大関、高安、不祥事による番付落ちの大関朝之山などなど。新十両力士、紫雷のように不祥事から十両力士として一番も相撲を取らなかった。

力士にはケガはつきもの、一年六場所、休場すれば番付の地位は下がる。横綱照の富士も数年前ケガをして大関の坐から序二段まで地位を落としたが、復活,,横綱まで上りつめた。照ノ富士がただ一人の例だが、厳しい商売である。

天井知らずでは困る東京のコロナ新規感染者数

2022-01-20 09:21:52 | 2012・1・1
感染力の強いオミクロン株の蔓延で昨日19日、全国のコロナ新規感染者数は8万人を越えた。これを受けて政府は東京など13都県を新たに「蔓延防止等措置」適用地域に追加した。拡大の先頭は東京で7377人で過去最多記録だ。コロナ禍の心配はやはり自分の居住区での感染である。早速,購読紙の都内版をチェックしたら大田区の330人を筆頭に100人以上の区が16区もある。昨年コロな禍初期の頃は新宿区など夜の繁華街に限られていたが、様相が変わり、住宅地の多い区から23区外の八王子、町田といった郊外の市にも広がってきた。

年が明け、コロナ株急増の兆しが見え始めた頃から小池百合子都知事の服装が日常のオシャレの服に変わってきたようだ。特に理由があるとは思えないが、まさか12月上旬から下旬にかけてのコロナ禍の”ナギ”に油断があったとは思えないが。今回の「蔓延防止」適用要請も小池知事らしからぬ印象を老生は感じるのだがー。

今回のオミクロン株による感染流行は素人が見ても従来とは違う。20歳―30歳代の若い層から、さらに若い層への家庭内感染が多いという。それにすでに2回のワクチン接種を終えた者にもブレイク.スルーが出ているという。さらに老生が驚くのはまだワクチン未接種者が2割近くいることだ。飲食店いじめともとられる「蔓延防止」より先ではないだろうか。天井知らずの蔓延では困る。

なぜ「蔓延防止」の蚊帳の外 関西首都圏

2022-01-19 09:10:31 | 2012・1・1
感染力の強いオミクロン株にとり替わったのか昨日18日の全国の新規感染者数は過去最多の32000人を越えた。昨年8月以来の記録である。政府はこれに対して、急増、拡大傾向の強い東京都(5185人)と首都圏3県と新潟、岐阜、三重、熊本、宮崎、長崎、香川の各県、それに先日すでに適用した沖縄、広島、山口がありこれで「蔓延防止」適用地域は13都県になる。それなのに、これまた過去最多を記録した大阪の5396人、兵庫1645人、京都1024人の関西首都圏は政府に申請しないのか、政府がこれに応じないのか。関西を金城湯池とする政党があるだけに気になる。

国民にはよく理解できない「蔓延防止等重点措置」

2022-01-18 09:31:08 | 2012・1・1
ここへきて全国的なオミクロン株感染の急増拡大を受けて政府は19日にも首都圏  の東京都と神奈川、埼玉、千葉、3県に対して「蔓延防止等重点措置」を適用する。さらに新潟、岐阜、愛知、三重、長崎、熊本、宮崎7県にも適用を検討している。政府は先日にも沖縄、広島、山口3県にも「蔓延」を適用しており、これで全国の四分の一以上が「蔓延」地域だが、緊急事態宣言発令地域はない。

老生にはまだ「蔓延」と「緊急」との違いがまだ理解できない。新聞は「蔓延」は「緊急」に準ずるものとしているが、老生はコロナ禍対応の二番手ぐらいとしか思っていない。そんな理解でよいのだろうか。「蔓延」の効果がない場合は「緊急」に切り替えるのだろうか。



今日もリハビリ通園をお休み フレイルの度合い深まる

2022-01-17 09:34:42 | 2012・1・1
要介護3,90歳の老生は毎週月曜日の朝、近所の介護施設に行き足腰のリハビリをしているが、今年は曜日のめぐりあわせから、3日は三が日、10日は成人の日で、施設は休園しなかったが、老生はなまけ心から休んだ。今日は久しぶりに通園しようと思っていたが、ここへきて東京では新規コロナ感染者が急増してきて連日4000人台である。感染は10歳以下に移行しているが、80歳以上の高齢者には重症者も出ている。結局、老妻と相談の上休むことにした。

東京で初めてコロナvirusが見つかってから2年目だという。withコロナ戦も長期戦になってきたが、老生の足腰リハビリとの戦いもそれ以上に長い。特に昨年は政府の繰り返しの緊急事態宣言の発令、解除に引っ張りまわされて、施設が自発的に休業したり、老生の意思でやめたりした。この結果、心身共にフレイルの度合いは深まってしまった。

先週体験した3泊4日の介護施設でのショートステイがすっかり生活のリズムを狂わせてしまった。考えて見ると、ショーステイの期間中、身体を動かす時間はなく、トイレまでも車イスでの移動だった。ショートステイで注意すべきは介護環境の変化である。

つなみ にげて evacuation チリ地震大津波の教訓

2022-01-16 11:10:34 | 2012・1・1
のっけから自分のことで恐縮。先日の老人介護施設のショートステイの体験がすっかり生活のリズムを狂わせてしまった。通常、早朝6時前に起きて朝刊に目を通し小ブログ書きにかかるのだが、今朝は何と寝室に朝陽がいっぱい10時をまわっていた。あわててテレビをつけると、南太平洋の島国、トンガ沖の海底火山爆発による津波が日本にも押し寄せてきたというニュース。画面にはひときわ大きなテロップ見出しで「つなみ にげて evacuation」と外国人に避難を呼びかけていた。

わが国以外の国で発生した地震などによる津波というと、もう60年以上も昔になったが、1960年5月,東北地方を中心に襲ったチリ地震による大津波を想い出す。今と違って国際的な事前の情報も乏しく、また、気象庁から住民に対して津波襲来の予報はなかった。このため、142人が地球の裏側で起きた地震による津波で命を失っている.。

その時の教訓は津波がきたら、いちはやく逃げることだった。しかし、その教訓は2011年3月11日の東日本大震災の際の大津波では完全には生かされなかった.。でも、要介護老人には、逃げろといっても簡単にはいかない。やはり、津波の発生の仕組みから解明すべきだろう。



大仕事のフレイル老人の3回目のワクチン接種

2022-01-15 11:40:30 | 2012・1・1
老人介護施設のショートステイから帰宅するのを待つかのように、老生が住む東京ではオミクロン新規感染が拡大して14日には4051人を記録した。その中で居住の目黒区から「追加(3回目)ワクチン」についてのお知らせが届いた。最近、加齢とともにフレイル(老劣度)が深まってきて、なかなか分厚い書類に目を通し、理解するのは大仕事だ。

二人合わせて180歳の老夫婦は昨年5月と6月1回目と2回目のワクチン接種をおえている。あれから7か月、当時は3回目の接種が必要とは思われなかったのだが。要介護老人にとって接種申し込みが一苦労だ。今回も区役所の担当に事前に申し込むのだが、前回は区役所の配慮で年齢を細分化して受け付けたので助かった。今回は65歳以上一括なのでどうだろうか。しかも、line優先のようでは超高齢者泣かせだ。電話は案の定いつも話し中である。

3回目の会場もワクチンの種類も前回と同じだと思っていたら改めて違うようで新機種のワクチンのパンフまで入っている。どういうシステムになっているのか面倒だ、接種される側も場所によって会場までの車の手配や車椅子をレンタルしなければならない。老生は月1回の往診医の診断制度のお世話になっているが、これを利用できないのだろうか。

同年齢同学年の海部俊樹元総理のご逝去に思う

2022-01-14 09:57:38 | 2012・1・1
第77代総理大臣、海部俊樹氏が1月9日ご逝去されていた旨、関係筋から発表になった。もう政治家としては過去の人だが,1989年から91年まで約2年間、2次にわたって内閣総理大臣を務められた。海部氏は1931年(昭和6年)1月2日生まれで、誕生日を迎えたばかり、来月91歳になる老生とはほぼ同年齢、同学年である。それだけに氏には何とはなく親密感があるが,海部氏とは生前1回だけおあいしたことがある。それは数年前老生の仕事仲間だった仲間の女性が、「生前葬」をホテルで催したさい、女性と早稲田大学雄弁会で女性と一緒だった海部氏が挨拶し「生前葬」を皮肉たっぷり批判した。海部氏のご葬儀がどのように行われるかー。老生は氏のご逝去を知り、あの時の氏の挨拶を思い起し、なぜ、氏の死が数日間も公表されなかったのか―。氏の希望なのだろうか。

海部内閣時代の2年間は経済的にはバブルの時代で日本の社会もジャパン.ナンんバーワンで高揚感に満ちていた感じだった。自衛隊がペルシャ湾に̪初めて掃海艇を派遣したのもこの時代であった。しかし、与党自民党内部のYKKで象徴される派閥争いが激しく、また世代ギャップのはざまの時代でもあって、海部氏はこれに埋没されたような感じが老生にはするのだが。合掌


海部

kaifu

90歳の3泊4日の介護ショートステイ体験記

2022-01-13 12:12:10 | 2012・1・1
オミクロンが拡大しているのに今日13日、来月で91歳を迎える老生は3泊4日の介護施設のショートステイを体験帰宅した。当初は1週間の予定だったが当方のかん違いから3泊4日にちじまったがよい体験だった。介護施設の利用者の体験記は少ないので紹介してみる。

老生が利用した施設は東京区部の特養施設で昨年1月から始まったサービスで、同じ建物内に要介護4.5の特養老人の居室とほぼ同数のショートステイ用の個室がある。特養老人ホームは低所得層でも入居できるというので人気があり、要介護の高い4,5でなければ入れない。その特養のショートステイ用の部屋に空きが出たがどうかとケアマネジャーから勧めがあった。そこで、日ごろから老生の介護に追われている老妻の慰労になると思い入居してみた。

残念ながら 老生は二度とこの施設のお世話にはなりたくない。介護の現場のスタッフは外国人介護士を含めて一生懸命しているが、老生にはすべて介護を知らない机上のマニュアルに沿って動いているように見えた。例えば部屋には飲料水がなく、水いっぱい頼むにも緊急用ブザーを押して頼む始末だ。部屋は個室なのだが、なぜか入口のドアーは開けたあま.。夕陽が差し込んでテレビが見えなくとも平気だ。逆にベッドの装具に不具合があったらしかったが、謝罪があっただけ、大事にならなくてよかった。





オミクロン第六波の中 "go to ショート.ステイ”

2022-01-09 11:33:49 | 2012・1・1
新異種株オミクロンによるコロナ感染第六波の流行が鮮明になってきた。(産経新聞9日付首都圏版一面トップ記事見出し)松竹のお飾かりがとれた8日、全国トータル感染者数は8480人、東京だけでも1224人と記録的な急増である。この物騒の中、要介護3、卆寿の老生は明日10日から東京都内の老人介護施設へ1週間ショート.ステイする。したがってこのブログの更新もお休みいただきます。

老生は3年前の2019年秋、要介護3の認定を受け、週に1回、介護施設でリハビリ通園サービスに預かっているが、もろにコロナ禍の影響を受けている。昨年は国が緊急事態宣言を発令したり、解除するごとに施設がサービスを休んだり再開したりで、利用者は引きずりまわされ、老化度が進んでしまった。今回は昨年12月初め、オミクロン流行前に周りの勧めもあって申し込んだ。特養施設でなかなかショートでも入居できないそうだ。

わが家の在宅介護は米寿を過ぎた老妻による老々介護だ。365日お世話になっている。たった1週間でもお正月休みになって貰えればありがたい。できれば高齢者カップル向けの介護付き温泉施設などあれば、go to トラベルを利用したいものだ。