「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

オミクロン蔓延防止には全国的対応を

2022-01-08 10:00:42 | 2012・1・1
新年は松の内までというが、昨日7日、全国なコロナ新規感染者数が一気6214人と急増した。1週間前に比べて10倍増という増え方だ。政府はこれを受けたかのように特に急増の激しい沖縄、広島、山口3県に対して「蔓延防止等防止措置を適用を決めた。世界的に急増し始めた異種株、オミクロンに対応して”先手先手”の水際作戦をとってきた岸田政権にしては遅すぎ、十分ではない感じがする。小ブログはオミクロン防止には緊急事態宣言発令を提言しているが、わが家の購読紙、産経新聞は8日付けの社説で「蔓延防止」の全国適用を主張していた。考え方は老生と同じだ。

今回のオミクロン第六波は沖縄、山口、広島と県内あるいは隣接県に米軍基地を持つ地域が発生源を持ち基地外にも蔓延クラスター化した共通点を持っている。8日付の同じ産経新聞の社会面のトップ記事は「米軍基地クラスター」という見出しで全国の基地のある地域の住民が”不安で渦巻く”特集している。

政府発表の毎日の新規感染者数を見ているが、6日には全国47都道府県のうち感染者ゼロの地域が一つもなく、7日も秋田県だけ、全国くまなく拡散してしまった。しかも今回の第六波は、在日米軍基地との関連性もある。単に一地域だけの「蔓延防止」だけではどんなものか。それより、老生が心配なのはオミクロン感染者の44パーセントが2回目ワクチンの接種済みだったということだ。老生宅にはまだ3回目接種の通知はこない。


東京で見る雪

2022-01-07 10:19:42 | 2012・1・1
  東京では昨日6日正午過ぎから23区内でも雪が降りめ夜半までに10センチほど積もった。しかし .陽気が温かくすぐ融け始め、朝起きて雪かきするまでではなかった。大助かりであった。 札幌在勤10年の体験がり、少しぐらいの雪には平気だが、やはり大雪防備のない東京の雪はこわい。

沖縄 山口 広島 コロナ急増は緊急事態だ

2022-01-06 09:30:19 | 2012・1・1
コロナ感染の急増を受けてデニー玉城沖縄県知事は6日、国に対して緊急事態宣言に準ずる「蔓延防止重点措置」を適用するよう申請する。小ブログは5日沖縄の新規感染拡大(623人)を受けて緊急事態宣言を発令すべきだと提言した。なぜ国は老生の主張のように沖縄県から「蔓延防止」の要請を受ける前に緊急事態宣言を発令しないのか。


政府は今回の新異種株オミコロンの世界的流行に対しては水際作戦で先手先手に出たが、結果的には完全に成功とはいえない。沖縄では昨年暮れのクリスマス休み前後からハンセン基地内で感染拡大の兆しがあった。同じく山口県の岩国基地内でも同じ傾向があった。これに対して日本軍は米軍現地責任者と具体的な協力話し合いがあったのだろうか。

「蔓延防止」は当然の措置だが「緊急事態」宣言に準ずだけのものならあまり効果は期待できない。今は感染第六波の入口だという新聞の見出しがあったが、沖縄、山口、広島の今回の感染急増は発生が米国基地に関係あるらしい共通点がある。蔓延防止の対応として沖縄基地問題担当でもある松野官房長官は早急に在日米国司令官と話しあうべきだ。





沖縄に緊急事態宣言発令を 600人が新規発生

2022-01-05 10:01:07 | 2012・1・1
仕事はじめの1月4日、全国のコロナ新規感染者が1000人を越えた。中でも注目しなければならないのは人口140万人の沖縄県の発生者数が225人と人口1400万人の東京、同400万人の大阪のそれぞれ151人、124人より多いことだ。これに対応して松野博一官房長官(沖縄基地経費担当兼務)が沖縄県のデニー玉城知事に電話して、県内のワクチン接種率が平均より低いことを指摘、普及促進に協力することを約束した。同時に県内のハンセン米軍基地が感染元とみられる新規感染に対して、米軍との基地協定に基づき基地関係者の外出自粛を要請するようこれまた約束した。

政府は世界的に蔓延し始めた異種株、オミクロンの日本上陸に先だって先手で水際作戦に出た。しかし沖縄は本州から離れた四方海に囲まれている、さらに島全体が米軍基地ともいえる特別な環にある。米国との間に基地協定がある。それだけにコロナ防染についても難しいものもあるが、やりやすい点もある。まずは国内法で緊急事態宣言を発令し,同時にこれを基地協定に延用するよう話し合いに入るべきだ。

沖縄県の新規感染は5日も拡大、暫定値では600人を越えている。デニー玉城知事は事実上、感染は第六波に入ったとしている。政府は先手先手の対応をしているとしているが、早急に沖縄だけの緊急事態宣言を発令すべきだ。松野大臣は沖縄へ行き陣頭指揮にあたるべきだ。

ウィズ、コロナ3年目の仕事はじめ 全国的な感染増

2022-01-04 10:21:56 | 2012・1・1
今日から2020年新しい年、ウィズコロナの3年目に入る。心を新たにして、小ブログも初日ぐらいコロナ禍ものをさけて明るい話題を書きたかったが、残念ながら暗い話題から。コロナ感染の指針の1つである東京の新規感染者数が1月3日103人を記録した。100人を超えたのは昨年10月8日以来およそ3か月ぶである。それより心配なのは沖縄でそれを越す130人、空港検疫所などで109人の感染者が出したほか大阪で79人、兵庫で62人、山口県でも56人も陽性が判明したことだ。数えてみると、最近まで一時は47都道府県中30県あった地域が8県に減ってきた。

ウィズコロナの時代である、やはり油断大敵、go to トラベルはまだ検討は早いのではないか。沖縄、岩国の米軍基地からの拡散をまず検討すべきだ。



高齢者にさびしい ウィズ、コロナ3年目の生活

2022-01-03 08:38:14 | 2012・1・1
老生がお世話になっている通園リハビリ介護施設はは休日なしの営業だが、今日は自分の勝手で休ませてもらった。やはり、正月三が日ぐらいはゆっくり、お屠蘇を飲み、おせち料理で祝いたかった。ここ数年、在宅介護の身で初詣もできず、テレビを見ながら恒例になった大学箱根駅伝を見ながら寝正月をきめこんだ。

ウィズ.コロナという言葉をよく聞く。2010年コロナ禍が始まってから早や3年目に入った。そのコロナ禍での生活を言うのであろうが、人生の最終コーナーを回った高齢者ににとって、ウィズ.コロナの生活はさびしい。年々頂戴する年賀状は年々減るバカリ、現役時の三分の一だけ。そんな中で老生より高齢のシベリア抑留で苦労された先輩から電話を頂いた。

コロナ禍前までは毎年、年を明けると80年来の竹馬の友の会を開いていた旧友も一言”足腰悪く外出できませんとあるだけの年賀状.。ウィズ.コロナになって2年間はかを合わせていない。オンラインで顔を合わせて交流できるPCの仕掛けがあるそうだが、90歳過ぎの高齢者同士ではそれもできない。国でウィズ.コロナ下、10万円とは言わないが、何かお見舞いは頂戴できないか。


消えた昭和の東京のお正月風景

2022-01-02 09:12:46 | 2012・1・1
東京は今日も穏やかなお正月日和だが、91歳の老生は89歳の老妻と二人だけで自家製の昔ながらのおせち料理で、三が日のお屠蘇で乾杯した。そのあと老妻は娘夫婦とともに浅草の菩提寺に年賀を兼ねて墓参に出かけた。老生は一人恒例になった箱根駅伝をテレビで観戦,うとりうとりしながら、遠くなった戦前昭和の東京の正月を追憶した。

80年ほど前の昭和10年代だが、戦中戦後の激変の時代を経て、こんなに日本の正月風景が変わったのではないか。想い出すままに言うと、街中に見られた日本髪の若い女性の姿が消え、羽板板遊びなど見られなくなったこと。原っぱで空高くまった凧が見られなくなったこと。隣近所で晴れ着姿で集まって遊んだカルタ遊びなどなくなった。

正月の室内遊びには小倉百人一首に始まり、i犬棒カルタ(犬が歩けば棒に当る)など各種のカルタ、正月独特の双六、福笑い、七並べ、ダウトなどのトランプ遊び、百人一首札を使った「坊主めくり」、将棋駒を山にして崩す将棋倒しなど数かぎりなかった。

お年玉は最高50銭銀貨1枚だった。それを握って「動物合わせ」「家族あわせ」などのゲームカードを買ったり、のらくろの漫画本、駄菓子屋でふだんは買えない大きなキンか糖を買うのも楽しみだった、



謹賀新年 令和4年元旦

2022-01-01 09:10:17 | 2012・1・1
明けましておめでとうございます。今年もよろしくご愛顧のほどを。元旦にあたって「1月1日」の歌をお屠蘇気分で歌います。
▽ 1月1日(文部省唱歌)
  年の初めの例とて、終わり無き世のめでたさを 松竹たてて門ごとに祝う今日こそ楽しけれ
  初日の光りさし出でて四方に耀く今朝の空、君がみ影にたぐえつつ仰ぐみるこそ尊けれ

我が家に伝わるお正月用の重箱です。老生が幼児だった戦前昭和の時代からあった。ただ内容は変わってきた。母親が暮れに1日かかって料理したお手製のものはなくなり、お店の既製品が多くなった。時代である。