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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

P@RAGAZZO様「Pの視点」から名作~語らぬ勇者

2011年05月17日 | P@RAGAZZO様

         語らぬ勇者

2009-05-19 12:48:46 先日、『海自派遣反対』を叫ぶピースボートが

海自に護衛を要請していたという珍事を書いたが、

カンボジアのタケオで

『道路補修』の為、土砂を採掘している自衛隊に

このピースボートの人々が

どのような接し方をしているのかを

描いた文章がある。


著者は『不肖宮嶋』で有名な戦場カメラマン、宮嶋茂樹氏だ。



======================

『ああ、堂々の自衛隊 PKO従軍奮戦記』宮嶋茂樹・著、構成・勝谷誠彦


さすがに自由を愛する方々である。

一行はてんでんばらばらに行動され、まったく統制が取れていない。

太田三佐が声を嗄らして説明しようとするが、
その周りには人が寄りつかぬ。

人だかりがしているのは、代表の辻元清美さんの周りである。

無視されつつ頑張っていた太田三佐が、質疑応答を始めると、
ようやく人びとが集まってきた。

イスラエル兵に銃を突きつけられたガザ地区のパレスチナ人のように、
その目は敵意に輝いている。

いまなおこんなに戦意旺盛な同胞がいるのかと、私は感心する。


その表情そのままに、敵意あふれる声で質問が飛んだ。

「この山では一日どれだけの土砂を採るのですか?」

太田三佐が丁寧に数字を答える。

質問者はしてやったりと声を励ます。

「それだけ採って、環境への影響は?」

「は?」

さしもの三佐も目をぱちくりさせている。


「ですから、雨が降って、土砂が水田に流れ込むなどにより、
 環境への悪影響があるでしょう。それは調査してるんですか」

それは異様な光景だった。

背後の兵舎には、汗とドロにまみれ、
基地にすら帰ることができぬトティエ駐屯の将兵が、
埃まみれで死んだようになっている。

自分たちの利益のためにやっているのではない。
カンボジアの人びとのためにやっているのである。

その前で、化粧の白い顔を曝した同じ日本人の一行が、
「環境への影響は」と尋ねる光景。

超現実主義の映画を観ているようで、
私はかすかな吐き気すら感じた。


======================




どうでしょうか、、、


それでも、、、

こんな事を言われてまでも、、、

これらの自衛隊員たちは

一言も反論せず、

新聞にも報道されず、

ただ黙々と働き、

この平和主義者たちを守る為に

命を懸ける。



それは、、、、、、、


当然の事なのだろうか?


コメント (16)

言葉を失う (やまびこ)
2009-05-19 15:38:36
Pさん、こんにちは。

今回のエントリーは、とても快活にコメントできません。
というより、言葉を失いました。
なんたる妄動、なんたる侮辱・・・・・。
「お前ら、人間か!」と叫びたい!
いや、もはや人間じゃないですね!

何百回生まれ変わっても、この辻元なる妖怪女を好意的に見てやることはできません!
売国奴のみならず人です!

併せて彼ら将兵に心の底から敬意を表します。


??? (鰤太郎)
2009-05-19 16:17:16
こんにちは、Pさん。
やまびこさん。

この記事を私はどうコメントしたらいいんですかね?
どう答えたらいいんでしょう?

私には苦しい問題ですね。


確かに・・・ (やまびこ)
2009-05-19 17:05:23
鰤太郎さん、こんにちは。

Pさんを差し置いてなんですが・・・。

>>私には苦しい問題ですね。

私も似たような心境です。
「憤りも超越してしまって言葉が出ない。」が、率直な私の受け止めです。
ゆえに、↑でも、論理的なコメントはできませんでした。^^;

こういう偏屈左翼人たちは、あたかも自衛官は人でないような口ぶりでののしります。
だが、自衛官も人間であり、当然家族もいます。
彼らにもしものことがあったら、どれだけの人が号と泣き崩れることでしょう。
カンボジアPKOでは、文民派遣の任務に就いていた警察官が殺されましたよね。
奴らの口からは同情どころか、虫けらが死んだ程の関心も示していません。
いざとなれば、身を呈して国民を守るために働いて(戦って)くれるであろう彼ら将兵が、いかに任務のためとはいえ、こういう理不尽にさらされていいはずがありません。
マスコミも取り上げず、自らも語らず・・・・されどこれほどの苦難を蒙っている遊者を称えるのは人として自然なことだと思います。
反面、辻元一派の暴挙に、誰かが率直な怒りを表明しなければ、人としての義務を逃れたに等しいのではと思います。


Unknown (翡翠)
2009-05-19 20:50:08
こんにちは。
なんと情けない連中でしょう!
腹が立って涙が出てきました。悔しいのです。
こんな卑劣な奴等が「日本人」かと
思うと!許せない気持ちです。そして自衛隊の
方々のご苦労と心中を察すると、いてもたってもいられないような、何とも言えない気持ちになります!
こんな奴等に何がわかるというのでしょう。
こんな奴等をも護衛する自衛隊に対し
尊敬と感謝を捧げますが
しかし、こんなことが続けば
自殺したくなる気持ちになるのが
判る気がします。



拉致問題解決。 (アプリ)
2009-05-20 00:13:33
P様おはようございます。このピースボートのメンバーを北朝鮮に提供すれば良いですね。丁度思想もピッタリですし彼らは幸せに生きて行くでしょう。その代わりに拉致被害者を返して貰うのが全て円満に解決する方法です。交換率は10対1でも良いですから。日本はゴミを減らせますし、北朝鮮はわざわざ危険を侵して日本人を拉致しなくて済む筈です。なんなら廃棄物処理の名目でひとり当たり100万円くらい北朝鮮に提供してもいいのではないでしょうか。是非麻生総理に検討して欲しいです。
私は茶化す気持ちはこれっぽっちもございません。それくらい悔しさが込み上げて、怒り心頭なのです。怒髪天を突くとはこの事です。


己を御し、律し、制し、責務を全うする。 (鰤太郎)
2009-05-20 11:06:30
こんにちは、Pさん。

すみません、
昨日はちょっと混乱しておりました。

言葉が出ませんでした。

確かにピースボートの方々の、
あの様な行動は愚かで、度しがたいと思いますが。

怒りに任せて、感情のままにコメントを書きたいという、衝動を抑えてコメントをしたいと思います。

本当に彼らを守る価値なんてあるのかと、
私自身も自問自答してます…
しかしその場にいた、自衛隊の方々は、
直接、ピースボートに接し、
ピースボートの蛮行を知ったはずです。

自衛隊の方々も人間ですから
、直接、その事を知らない私以上に怒りや哀しみがあったはずです。

しかも同じ日本人から、あの様な言葉を吐かれるんですから、

それでも自衛隊の方々は己を御し、律し、制し、任務を全うされました。

自衛隊の方々の信念や誇りの前では、
辻本氏らのイデオロギーなんて、
紙グズに等しいと私は思います。

だから私はピースボートは支持も致しませんし、
批判的なコメントに対し何ら異論は挟みません。

だけど、これだけは変えません、
ピースボートの理念やイデオロギーなんて守る価値はありませんよ。

しかし人の命は守る価値はあります。


『義』 (P@RAGAZZO)
2009-05-20 11:15:31
やまびこ大兄、こんにちは。

私の言葉足らずのところを
きちんと補っていただきまして本当にありがとうございます。

自衛隊の皆さんの寡黙で厳しく勇敢な行動に対し、
これらの平和主義者の無神経な言葉はどうでしょうか。

大兄のおっしゃるように新聞もテレビもこれらの事を誰も伝えず、
むしろ日本国内では自衛隊が悪であるかのように喧伝されています。

私は、黙ってはいられないのです。
このような理不尽な現実を誰も知らずにいるなどは
私には耐えられません。

こんな事が許されて
しかも当然であるとされているならばこの世に『義』はありません。

ピースボートは解散すべきです。
彼らは人ではありません。


視点 (P@RAGAZZO)
2009-05-20 11:39:13
鰤太郎さん、こんにちは。

鰤太郎さんは自分の思うままの事を書いてよいのです。
鰤太郎さんは決して間違った事を主張されているとは思いません。

しかし、自衛隊の皆さんの現実が『職務』だから当然であり、
私たちはその過酷な任務や平和主義者たちの心無い言葉を
知らなくて良いという事にはならないと思うのです。

自衛隊の諸君は全く反論しません。
しかし彼らにも心はあります。

彼らがどんな思いでこの平和主義者たちの辛らつな言葉を聞いているかと思うと、
私は彼らが可哀想でなりません。

しかし、ピースボートの人々を「守らなくて良い」という事にはならない事も
又その通りだと思います。

鰤太郎さんと私の意見は対立していません。
少し視点が違うのであり、
それは、尊重すべき事であると私は思っています。



心 (P@RAGAZZO)
2009-05-20 11:52:00
翡翠さん、こんにちは。

私もこの文章を初めて読んだときは、
唖然として言葉を失いました。

現場の自衛隊の皆さんは
本当に悲しかった事だろうと思います。

翡翠さんのおっしゃるように
自衛隊ではけっこう自殺者が出ますね。

国の為、或いは困窮を極めている外国の為にと思って
命懸けで身を削っているにもかかわらず、
同胞の日本人から全く理解されず
むしろ反感をもたれているなどと思わねばならないなんて、、、
私であれば悔しくて悲しくて、眠れないと思います。

国内の甘ったれの心のケアより
むしろ自衛隊員の皆さんの心が心配ですね。



日本脱出 (P@RAGAZZO)
2009-05-20 12:11:17
アプリさん、こんにちは。

全くですね。
これらの左傾人たちは支那や北朝鮮を
さもパラダイスであるかのごとく吹聴しておりました
(さすがに今は言わなくなりましたが)が、
いっこうに日本から出て行こうとしませんね。
不思議な事です。

そんなに日本が嫌いなのであれば
速やかにお出かけになれば良いのです。

彼らは『日本を脱出したらどうですか?』と言われると
『話にならない!』などと反発しますが、
なぜ『話にならない』のか私にはさっぱり分かりません。

居たくない国からお出かけになるのは理に適っています。

あちらの国でも是非
『平和』と『軍の廃絶』を叫んでいただきたいものです。


スパイ (桃太郎)
2009-05-20 16:46:02
おじゃまします。 

日本という言論の自由が保証される場所に身を置きスパイ的な扇動活動をすることが目的ですし、
日本を北のような国にすることが最終目標ですから、そりゃ彼らは日本から出て行きません。

反日者は日本にいてこそ価値がある。 こんな恐ろしい日本人が蔓延することを防ぐためには、日本にも国家反逆罪を作らなければなりませんかねぇ。

ところでピースボート、話になりませんね。
辻本が声高に国際貢献を叫ぶのならば、自衛隊のスコップをメンバーに奪わせて働かせるくらい
すれば真っ当な日本人の心も掴めるんでしょうが、まぁ所詮はその程度の集まりなんでしょうか。

私は鰤太郎さんの筋のあるコメントを支持しますが、前線で働く隊員の受けた言葉を想像すると、
本能的に拒絶してしまう可能性大であります。 まだまだ未熟者だと読んでいて感じた次第です。



アプリ殿 ご同意つかまつる。 (ボチボチかめ)
2009-05-21 02:16:34
Pさま 深夜遅くに。
こんばんは?いえ おはようございます?

どちらでもいいのですが、
よくも このような「胸くそ悪い記事」を探してこられましたね(P様 最高!)

遅ればせながらアプリ様のご意見に
座布団100枚!!
拍手1000回!!
激しく同意です!!

おっしゃるとおりです。
政府はアプリ様の案を検討する価値、充分です。
西村眞吾議員がこれを読んだら、号泣して同意すると思います。

それくらい胸をスカットさせて頂きました。
アプリ様 ありがとうございます!



スパイ防止法 (P@RAGAZZO)
2009-05-21 11:10:00
桃太郎さん、こんにちは。

なるほど、彼らがかの国のスパイであり、
日本の転覆を企てる者達であれば
大いに納得できますね。(笑)

スパイといえば過去に『スパイ防止法』が立案提出された事がありますが、
廃案になっていますね。

『スパイ防止法』が無いのは世界で日本くらいのものだと言われていますが、
暢気なものです。

何故この法律が成立しないのか、不思議に思っていましたが、
我が国の国会議員自身に多数のスパイが存在していると考えれば
さもありなんと言うことでしょうか。

危うい事です。


いつも (P@RAGAZZO)
2009-05-21 11:12:37
ありがとうございます、大姉。(^^)/



ボチボチかめ様へ。 (アプリ)
2009-05-23 10:42:15

御賛同ありがとうございます。

私は拉致被害者家族の横田夫妻や拉致被害者家族の老齢を心配しています。

もうこれ以上に「体力を消耗」をさせずにして差し上げたい!。

私は金も名誉も無い一般人です。特別な右翼でも左翼でもございません。ただ子供を他国に奪われた苦しみ、何も進展しない現状に、ひとりの日本人として、《あまりにも情けない》のです。
ただ北朝鮮による拉致問題に抗議し、一日も早く親子や兄弟の再会を果たすべく、P様のブログにコメントさせて頂きました。



拝受致しました。 (ボチボチかめ)
2009-05-23 10:43:49
>私は拉致被害者家族の横田夫妻や拉致被害者家族の老齢を心配しています。
もうこれ以上に「体力を消耗」をさせずにして差し上げたい!
子供を他国に奪われた苦しみ、何も進展しない現状に、ひとりの日本人として、
《あまりにも情けない》のです。
ただ北朝鮮による拉致問題に抗議し、一日も早く親子や兄弟の再会を果たすべく、
P様のブログにコメントさせて頂きました。

以上のアプリさまのコメント、確かにボチボチ拝受させて頂きました。

わたしの住む処では、7年くらい前から 毎年 8月に拉致の抗議デモを行い
毎回 参加していますが、なにひとつ 進展しません。
空しさを覚えると同時に、自己満足なのかしら、、と挫けそうになります。
だから、
>私は拉致被害者家族の横田夫妻や拉致被害者家族の老齢を心配しています。
もうこれ以上に「体力を消耗」をさせずにして差し上げたい!
 
本当に よくわかります。わたしも同じ気持ちになります。
ご返事ありがとうございました。



ベッラあとがき

この頃は、まだ「Pの視点」に参加していない、後日、この「語らぬ勇士」を読んで深く感動した。
コメントなさっている方々が「それぞれの視点」で、一生懸命、語っていらしゃる。
また、それを受けてP様が各人の懸命の論を丁寧に受け取りながら、真剣に答えていらっしゃる。

それはここに参加なさっている方々と、P様との心からの信頼の強さがあらわれている。
皆様が真剣に懸命に意見を出される、そこには「信頼」がある。

私は「P様とコメンテーター」の真剣なコメントの交流にうっとりとしていた。
そしてここで語られる「自衛隊」の方々のやるせない気持ちに共感しながら、辻元らの恥ずべき言動に対し、恥ずかしさと怒りに震えた。
「Pの視点」の名作のひとつである。


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民主党内部で

2011年05月17日 | 政治


「みんな言いたいことは言ったでしょ? 政府には意見を伝えたんだからいいじゃないですか」

 12日午後、政府の経済被害対応チーム関係閣僚会合直前に開かれた党原発事故影響対策プロジェクトチーム(PT)の会合。菅首相側近の荒井聡座長が「ガス抜き」は終わったとばかりに一任を取り付けようとした一言が議員の怒りに火をつけた。

 「412人内閣はどこにいったんだ」「こんなものは一任できるか」。議員は一斉に反発し、会合は中断に追い込まれた。

 今月中の東電の決算を控え、政府・民主党は早期の損害賠償の枠組み決定を迫られていた。PTは4日連続で意見集約したが「政府の一部で決めている」という批判は収まらなかった。(民主党 長尾たかし氏の公式HPより)
   



                 ベッラあとがき
 今頃、「412人内閣はどこに行った」と党内大紛糾、どうして今頃なのか。
民主党で保守と名乗る議員たちは、内外に聴こえるように指摘し、堂々と閣僚らに迫ったか?

「保守は何をしているんだ」と民主党保守への期待は薄らぐ一方だった。
民主党内部から変える、というのは彼らの理想だったのだろう。
しかしオザワが中国に媚び、韓国で「日本人は害虫だ」と演説したときも、目に見えるかたちで迫ったということはきかない。
菅総理になってからも、同じである。
何も「民主党保守」に期待はできなくなった。
もし、本当にこれではいけない、と思うなら、すぐにでも民主党から出ていくべきだった。
私は今まで民主党の保守がいかに悲惨な目にあっているかと同情もしてきた。
民主党の政策を抗議する時も、民主党保守の陣営には、必ず励ましてきた。

しかし、今は空しく感じる。

昨日の自民党の江藤議員、あのように万感迫るような感動を与える質問には聴き惚れた。
話は決してうまくはないが、心を揺さぶる情熱がある。
民主党保守は、本気をだして党の暴走を止めることができないまま、ここまできてしまった。

マスコミ奪還、私はこれをしていかないと、細々と手作業で訴えて行くだけでは限界を感じる。
長いことかかって日本のマスコミは乗っ取られてしまった。
これを見逃すことは断じてできない。

久しぶりに孫子の兵法を読んだ。
マスコミを奪還するには、どうして乗っ取られていったのか、心を痛めながらそれを学び反省し、あちこちで立ち上がることだと思う。迅速に!である。
ダラダラと断続的にでは、効果がない。何か手を打たないとだめだ。
コメント (11)
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