ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

青山繁晴 「インサイトコラム」 ・「ザ・ボイス」 8月26・27日、宮崎正弘氏メルマガ

2015年08月27日 | 政治

★ 北方領土にロシアが高圧的な態度

青山繁晴 インサイトコラム 2015年8月26日



・お話の大意

この秋のプーチン首相の来日はどうなる?
ロシアの経済悪化、チャイナの経済悪化の為、ロシアにチャイナマネーは入ってこない。
プーチン氏は追いつめられていて、日本の技術を欲している。
「ロシア国内でどんなに騒いでも色丹・歯舞は何とかなるかもしれない」と言っている。
日本のチャンスであることは間違いない。
中国経済は大きな崩壊現象が起きている。
中長期的には日本のチャンスであろう。
チャンスを生かすために2つの提言
1、北方領土を返せというのをやめる。サンフランシスコ講和条約はソ連は入っていなかった。
千島列島や南樺太は日本のものである。このように交渉すべき。
日本がメタンハイドレートを開発したらロシアはそれを欲しがる。



青山繁晴「ザ・ボイス」2015/08/27 ザ・ボイス 青山繁晴 (ゲスト:長島昭久)


2015/08/27 に公開
1.橋下氏と松井氏が維新からの離党を表明

2.韓国の朴大統領が、中国の軍事パレードに出席へ

3.アメリカの生中継銃撃事件 解雇が動機か


宮崎正弘氏のメールマガジン・・・天津大爆発はスカッドミサイル100本分


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)8月28日(金曜日)
  通算第4637号    <前日発行>
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 天津大爆発の真相究明をさせない中国共産党の体質
  21トンTNT火薬に相当する爆発力とはスカッドミサイル100本

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 スカットミサイルに搭載できる爆薬は200キロから250キロとされる。
 天津812大爆発は一回目がTNT火薬に換算して一トン、二回目が21トンと推定された。となるとスカッドミサイルおよそ100本が一定箇所に集中して撃ち込まれたと想定していいだろう。
まるで戦争、ビルが木っ端微塵と吹き飛び、爆発現場には大穴があいた。

 もし巡航ミサイル「トマホーク」の通常装備に置き換えると3本分にあたる。
 トマホークミサイルに搭載の爆弾は通常454キロ爆弾が16個。ミサイル一本につき、およそ7・3トン。
したがって天津大爆発の規模を比較すれば、トマホーク三本分に相当することになる。

 産経新聞(8月27日)に寄稿した石平氏の論文によれば、中国国務院は天津の事故究明特別チームを送り込んだが、なんとこの現場検証責任の楊棟梁(元天津副市長)を「重大な規律違反」というイチャモンをつけて中央規律委員会が身柄を拘束し連行したという。
習近平主流派にとっては、国務院特別チームに捜査され、原因が究明されることを懼れての措置である。

 前号でも指摘したように、天津は各派閥の利権の巣窟と化けており、前書記の張高麗は江沢民に胡麻をすって政治局常務委員入りしている。張高麗はいま、シルクロード構造大プロジェクトの責任者である。

 天津を地盤とする政治家は李瑞環(元政治局常務委員)である。かれは大工出身で、庶民に人気があり、胡錦涛に近かった。かれの一族が天津利権に関与した。
 
前の市長だったのは戴相龍で、かれは女婿のスキャンダルに揺れて失脚寸前、いま拘束されているとされる。
戴相龍は、しかも中国人民銀行総裁だった人である。

 爆発した倉庫は危険物取り扱い許可を得た、資本金の小さな利権集団であるが、会社情報は事故直後からネットから削除された。役員リストが消え、責任の所在が分からない。逮捕された「経営者」というのは雑魚である。
 背後にいる大物政治家らの名前は、一切でてこないため、共産党はなんとしても、原因を究明させない腹づもりなのだ。(以上)


コメント (9)
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台風の25日、勝兵塾に行った・・・そこで大野善也氏にはじめて出会ったこと。

2015年08月27日 | 政治

★ この会は若くて美しいIさまという友人が誘って下さった。
ところが台風で交通機関の問題からIさまは参加ができず、私もどうしょうかと思いながらも川の水位を見ながら躊躇していた。

でも遅れてしまったが、参加した。
会場に入るとものすごい音量で主会場のホテルの宣伝映像を流していた。
耳に耐えられぬ音量だった。しかし周囲の方々は姿勢を正し、何の表情もなく礼をまもられていた。

しかし私は音楽家である。こんな暴力的といえる音量から耳を護る為、耳を手で覆った。
それから近くのホテルマンを呼んで「我慢できない音量です。下げて頂きたいのですが」とお願いした。
ホテルマンはすぐに交渉していたように見えたが、音量はほとんど変わらずだった。

長々と続く宣伝の映像も見ず、窓から外の景色を見ていた。
そして耳は覆ったままだった。(これが無礼にあたるといわれるなら私は帰る!と思った。)

やっと終わって、講師の講演が始まった。

1、南出喜久治氏「日本弁護士連合会(日弁連)は『ナチ弁連』である」

2、杉田水脈氏 「国際情報戦への反撃~国連発表の報告」

3、大野善也氏 「ヘレン・ミアーズの『アメリカの鏡・日本』を見て」


各公演は後に動画になるので、その時に転載したい。
私はバッグの中のボールペンを探したが、見当たらない。いつも準備しているのに・・・。
メモをあきらめて講演に聴き入った。
それぞれの感想は動画が出来た時に記したい。

3番目に講演された大野善也氏は90歳、お話の内容は日本海軍艦上爆撃機パイロットとしての激戦の様子だった。
しかしお話をすすめられるうちに、『レイテ』という地名が出てきた。
同僚を失われたことのところは顔を覆われ、しばらく言葉が止った。
私は我慢したが涙が溢れ、人前であるに関わらず泣いてしまった。この時、泣いていたのは私ひとりで恥ずかしく、
でもどうしょうもないほど涙があふれてくる。

終わってから大野氏の席に行った。(この時はもう落ち着いていたので)
杉田水脈先生にご挨拶をし、しばらくお話したあと、大野氏に声をかけた。
大野氏はさっきの講演で「戦友を失ったこと以外はお話しています」と再び声をつまらせていらっしゃったが、
きっと自責の念にかられてのお苦しみだろうと思った。

「よくお帰りになられました。よく帰ってきてくださった・・・」とやっとのことで言ったら不覚にも涙が溢れた。
私は人前では泣かない。
どんな時も我慢している。しかしこの時は止めようがなかった。

帰り際もご挨拶に行き、私の父も『レイテ』の激戦にいたことなどを簡単にお話した。

お名刺を下さった。
今、お名刺を整理しようとしてよく見ると「ペンネーム 大野徳兵衛」と脇に書いてある。

検索した結果「トンボの目」という著書を出されていることを知った。
動画を探したら「たかすぎしんさく」さまが約48分のyoutbeを作成されていたのでそれをUPする。


 戦争体験記 「大空を誇り高く」 元日本海軍パイロットの「証言」

昨夜、私は父の夢を見た・・・。私を見ると微笑んでいた。


★ 「ヘレン・ミアーズ著『アメリカの鏡・日本』」を検索、レビューがありました。


・ネットを検索していて本書を見つけて気になって読んでみた本ですが、終戦直後に当事者の中で
これだけ冷静に客観的に状況を分析した人がいたことが驚きでした。 

この本の翻訳に携わった伊藤 延司さんが翻訳中に泣いた気持ちがわかりました。  僕の場合は、怒りがこみ
あげてきてしまいましたが、でも読み進めて行くほど冷静になっていきました。  著者が本当に冷静に客観的
に見つめて書いているからだと思います。

先の大戦〜終戦・GHQ統治に到る一連の流れを大国間のパワー・ポリテックスの観点から冷静に分析されています。
日本の工業生産力がアメリカの10分の1程度で海外に原料を依存しており戦争を継続できる状態で無く。
経済封鎖しなければ戦争を回避できたかも知れないこと。 アメリカ国内でも市民にたいする戦意高揚のプロパガンダ
が行われておりそのために相手の実像を見誤った可能性があること、実際の戦況は硫黄島・沖縄の戦闘以前に
決着しており、海上封鎖だけで日本と講和可能であり多くの人命を救えた可能性がある事等、したがって
日本本土への空襲も原爆投下も必要なかったこと。

 東京裁判で同じ植民地主義を実践していた勝者が敗者を裁く矛盾・アメリカン・ウェイでのGHQ統治のあり方に対する
鋭い指摘があり、当時、日本語版が発禁になるのも無理からぬことと思います。

この本は、アメリカのためにアメリカは本当に正しいのかこのままでよいのかと問いかけています。
残念ながら、原書はすでに絶版となっているようですが、
その後の推移を見れば、日本は戦後60年間なんとか平和の中にありますが、かの国は、戦争中毒と
揶揄される状態から抜け出せないようです。

 しかし、いくら平和と唱えても、歴史に学ばなければ同じ失敗を繰り返すだけです。
 今まさにこの本が読まれる時が来たと思います。 より多くの方に読んで頂きたい本です。


・レビュー対象商品: アメリカの鏡・日本 新版 (単行本)

東京裁判を見直す。日本の戦争について再評価を試みる。
この様なテーマを扱った本は最近では珍しくはありません。

しかし、本書は終戦直後の1948年、アメリカ人女性によって書かれているのです。
その前提で本書を読み進めると非常に刺激的で、強い衝撃を受ける事でしょう。

太平洋戦争に於いて文明の敵とまで言われた日本が、アメリカによって開国
させられるまでの長い歴史の中で、殆ど外国に戦争をしかけてこなかった事。
開国後は自らが植民地にならない様、懸命に先進国に学び、欧米同様に
軍事力を増強した、言わば欧米にとっての優等生であった事。

それらを、きつい皮肉をこめた言葉で語り、米国と日本のどこが違うのか?
と、問い詰めてきます。当時の米国人がこれを読んでどれほど不快な気持ちに
なったかと想像すると少し気の毒にすら感じてしまいます(笑)

内容については同テーマを扱った本の中でも最も辛辣だと思います。
是非、ご一読をお勧めします。(以上)



・・・絵はBera Channelさま 

コメント (2)
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