ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ロシアは北方領土を中国に売り渡すかもしれない・・・そんな不安が

2018年06月01日 | 政治

★ ブロ友のフィガロさんが大変なことになりつつある、と知らせてくださった。2016年の記事だが今になってそれが正しいことを危惧する。

日本人が知らない北方領土の現実。実は、現地には中国資本が大規模に浸透し、多数の中国人が住みついているのだ。ロシア政治に詳しい政治学者・中村逸郎氏が警鐘を鳴らす。

* * *
 
「国後島を多くの外国人が平然と歩いていて驚いた。とくに目立ったのは中国人で“なぜ、彼らがここにいるのか”と訝しかった」
 今年8月、ビザなし交流で北方領土を訪れた日本人のナマの感想である。
 
 12月のプーチン大統領訪日を控え「北方領土がついに返ってくる」との気運が増すが、多くの日本人は「真実」を知らない。実は現在、日本の領土であるはずの国後と色丹に「中国の影」が多分にチラついているのだ。
 
 転換期は2010年11月だった。この時、ロシアのメドベージェフ大統領(当時)が旧ソ連時代も含めて、ロシアの国家指導者として初めて国後を視察。大騒ぎする日本政府やマスコミを尻目に訪問前後から、ロシアは北方4島へ海外資本を呼び込む動きを本格化させた。各国に向かって「投資を歓迎する」と表明し始めたのだ。
 
 続く2011年3月には、北方4島を管轄するロシア・サハリン州政府の代表団が中国・北京を訪問した。一行は北方4島周辺のクルーズ観光やナマコの養殖施設の建設など、20項目近い投資案件をプレゼンして、サハリンや南クリル諸島(国後、色丹、択捉)の大規模な開発と投資を呼びかけた。
 
 以降、単なる民間ビジネスでなく、ロシア政府や州政府が絡む一大プロジェクトとして、中国資本の導入が進むことになる。
 
 2012年には、国後にある2つの水産加工工場に中国資本が漁業や養殖のため5000万ドル(約50億円)を投資した。うち一つの工場は、中国の漁船が水揚げした魚介類を缶詰にして、バルト三国やドイツ、ポーランドや中国、北朝鮮などに輸出する。輸出高1億4300万ドル(約143億円。2014年)は全ロシアの水産企業中4位という高売上を誇る。
 
 外資ばかりではない。冒頭の日本人訪問者が「体感」した通り、サハリン州政府のプレゼン後、国後、色丹に外国人が急増している。
 
 工場や建設現場で働く季節労働者が多く、実数は見えにくいが、サハリン在住の知人は、「国後と色丹合わせて最大で500~600人の外国人がいる」という。
 
際立つのは中国資本と共に押し寄せる中国人である。直近では2014年3月のクリミア侵攻後、国際社会の経済制裁を受けたプーチンはアジア重視政策に舵を切り、極東ロシアに大量の中国人労働者が流入した。
 
 もともと産業が少ない極東ロシアの人口は最盛期より150万人も減少し、現在は620万人ほど。うち20%を中国人が占め、その一部が国後、色丹に流入していると見られる。
 
 
 北朝鮮との関係も密接だ。2013年に北朝鮮の羅津港とロシア極東のハサンが鉄道でつながれ、毎年2万~3万人の北朝鮮の労働力がビザなしで極東ロシアを行き来する。公式記録でサハリン州全体に2000人の北朝鮮人が常住し、その一部が北方4島に流れている。
 
 前述の国後・色丹の外国人600人という数は少ないと思われるかもしれないが、両地域を合わせた総人口は約8000人足らず。外国人が人口の1割近くというのは相当な比率である。北方4島に潜む闇は中国と北朝鮮だけではない。
 
 今年4月下旬、プーチン大統領と国民との直接対話で、色丹にある水産加工工場「オストロブノイ」の従業員が、約1000万円の給料未払いを訴えた。激怒したプーチン大統領は当局に捜査を命じ、姿を消した創業者が国際指名手配された。
 
 一連の報道は、北方4島の水産加工業を中心とした経済がマフィアに牛耳られ、腐敗汚職の温床と化していることを示唆する。北方領土返還交渉を経て、日本企業が下手に共同開発などの甘言に乗れば、大切な資産を根こそぎ奪われるだろう。
 
 
●なかむら・いつろう/1956年島根県生まれ。学習院大学法学部政治学科卒業。モスクワ国立大学およびロシア科学アカデミー国家と法研究所に留学。筑波大学人文社会系教授(国際総合学類)。東京大学総合文化研究科非常勤講師。著書に『シベリア最深紀行─知られざる大地への七つの旅』(岩波書店刊)など。
 
 
★★ そして日本国内に大量の外国人労働者導入である。このことでかつてイランから大量の労働者が来たことがあったが、それは一時的であった。今回はそうではない。「移民」へとつながる恐れがかなりある。
日本語ができなくても受け入れるというし、日本の治安はどうなるのだろうか。
そして「種子法廃止」や北海道の土地や水源を中国に売っていることなど。
 
また小笠原の海に大量の中国船が来襲したことを思い出してゾッとする。日本は何もできなかった。
 
そして今の沖縄の現状だ。
 
 
毎日、こんなことをブログに書くのも辛い。楽しいことを書きたいものだ。
 
楽しい動画・・・ありますが、やはり情けないのです。青山繁晴さんってこうだったの? 三宅先生の「聖地」だった大阪14区で何度も対峙したナガオさんの応援をする「楽しい」青山さん。(涙が出るほど笑った)
 
 青山繁晴先生が今までの応援演説を徹底批判! (1分42秒)・・・爆笑でしかなかった・・・
 
 
 
ブログのティールーム
 
 

激動の時代に歌う伝説的な名歌手、アウイレリアーノ・ペルティレ

朝もペルティレを聴いてしまった。音楽に心を捧げた本当の美しさがある。一つ一つの言葉が音楽と一体となり高貴な響きとなる。このような声をイタリアオペラの神髄というのだ。声そのものが表現であり、これがベルカントなのだ。素晴らしい・・・イタリアのペルティレ、そしてドイツのローレンツ、共にこのような名歌手が激動の世界を生き、聴衆の心を打ったことなど、その歴史の中に私自身も時空を超えて名唱を聴いたような切ないほどの感動を得た。(プッチーニ作曲「マノン・レスコー」より2曲続けての録音です。一曲目は「あなたのような美しい人は見たことがない」続いて2曲目は「私は狂人ではありません」)

 Aureliano Pertile canta Manon Lescaut: "Donna non vidi mai" y "Ah! Non v' avvicinate" . 1932.

 

 

コメント (2)
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