【討論】米朝会談と東アジアの行方[桜H30/6/16]・・・前回に引き続き討論です!!
◆ 米朝会談と東アジアの行方
パネリスト:
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学海外事情研究所教授)
石平(評論家)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
長尾たかし(衆議院議員)
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)
増元照明(前「家族会」事務局長・増元るみ子さんの弟)
山田宏(参議院議員)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
★ チャイナが脅威であり朝鮮半島がチャイナ圏にのみこまれることなど、日本はどうするべきか? 日本が急いでしなければならないことは何か?
石井望長崎純心大学准教授が政府の対応について警告されています。
ぜひご覧ください!!
『第6回「これでいいのか、尖閣海空相互連絡システム」①』いしゐのぞむ AJER2018.6.7(5)
石井望先生のサイトより
さて、大手紙でも尖閣海域「聯絡メカニズム」が六月から運用開始されると報じられてゐます。
https://www.sankei.com/world/news/180507/wor1805070025-n1.html
https://mainichi.jp/articles/20180325/ddm/001/010/167000c
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032600770
尖閣史研究七年、終に全てを喪失する時が近づきました。
政府交渉の公表部分では合意の記載だけを問題にしてますが、
眞の問題はどう運用されるかです。具體的運用面で、
日本が尖閣に接近する際に、事前にチャイナに
通知することになるでせう。まさに亡國です。
これは少し考へれば分かることです。
なぜなら東支那海全域で相互聯絡する筈がありません。
限定的海域で相互聯絡するに決まってます。
その海域に尖閣が含まれ、大陸沿岸は含まれないでせう。
大陸沿岸にチャイナの海空武力が出る際に
わざわざ日本に通知する筈が無いのです。
しかし日本側からは、尖閣に接近する際に
事前にチャイナに通知するでせう。
合意の文字でなく、運用の問題です。
暗黙の前提は尖閣が中間的地帶となってゐるのです。
交渉の細部以前に、そもそも交渉すること自體が
領土賣り渡し行爲に外なりません。
歴史意識が無いからこんな結果になりました。
悠久の尖閣史でチャイナはゼロであった。
しかしそれを日本國民も日本政府も信じてゐない。
研究で明らかなのに、信じようとしないこの空氣。
嗚呼。
ロイターも:
https://jp.reuters.com/article/jp-cn-summit-idJPKBN1IA27D
「現場のパイロット同士、艦艇の乗員同士が事前に決められた手法で連絡を取り合う」と。つまり、チャイナに聯絡を取らずに日本の船や航空機が尖閣に行くことはできなくなりました。
http://senkaku.blog.jp/2018040475616023.html
★★★ (ベッラの意見)・・・今まで保守側から「忠告」をしてきたが、政府はそれをとりあげるどころか、聴く耳をもたなかった。「日韓合意」を反対したこともいつのまにか「国際情勢」などという言葉で巧みに認められてきた。今となってはそれが「国際情勢」の中でどれほどの力があるのか? むしろ日本が謝罪した、おカネを出した、という印象しかない。
大変苦しい状況だ。私は今更、と思う。
石井望先生が日本が最後に(本当は最初にすべきこと)することをお話されている。日本という国家を護るにはどうすればいいか、核兵器も軍もない日本が今最低限できることは何か・・・今まで無為に失った時間のことを思うと悔しい。
トランプはアメリカ第一であり、中東重視である。「安倍以外に誰がいる?」とお経のように繰り返すばかりで、他に誰も育てていないことを恥じるべきではないか。
保守チャンネルは参考として聴いているし、このメンバーもただ単に声を張り上げて言うだけで、その場その場のファッショナブル?に論じる人物もいて力が抜ける。
ブログのティールーム
ヴェルディ作曲「レニャーノの戦い」。1961年ミラノスカラの誇りをかけて上演された名演、ステッラ、コレッリ、バスティアニーニらの当時最高峰とされるヴェルディ歌手を揃えて上演された。ヴェルディのオペラではあまり広くは知られていないが、イタリア人にとっては感涙の名作。中世のイタリアは都市国家でバラバラだったが、外敵の侵略(赤ひげバルバロッサことフリードリヒ一世・・・この作品の中では名前だけ出てくる)に対抗してこの時は都市国家が「ロンバルディア同盟」を結成し、見事勝利をおさめた。このオペラの歌詞には何度も「パートリア」(祖国)という言葉が出る、これ日本だったら「極右オペラ」と言われるんじゃないかという冗談をいう人もいて大笑いした。ヴェルディの名作だがこのように名歌手が揃ってこそ、その絶大な効果が出る。特に後半はコレッリの白熱の声が炸裂、ゾクゾクする。
Ettore Bastianini La Battaglia di Legnano G Verdi
La Battaglia di Legnano Giuseppe Verdi Atto terzo Scena decima.
Ettore Bastianini Franco Corelli Antonietta Stella
Direttore Gianandrea Gavazzeni Milano 7 dicembre 1961