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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

クリス三宅氏講演会『移民問題、現在、過去、未来』〜準備不足で見切り発車した移民政策に喝!

2018年12月17日 | 政治

先週14日、東京にてクリス三宅氏の講演会があり、私は初めて氏のお話を実際に伺った。その前に氏がお書きになった著作を読んでいて、クリス三宅氏の「歴史」も理解できていたので予備知識はありお話の内容はスムースに理解できた。

Channel特別企画 クリス三宅 講演会『移民問題、現在、過去、未来』〜準備不足で見切り発車した移民政策に喝! 2018/12/14

クリス三宅氏のツイート 

先日、無事に私の講演会が開催されました。年末のこの時期に予想以上の方々が参加してくれ感謝感激です。移民問題の問題点、今後、現場で混乱が予想され、日本人への配慮と気配りが欠如し置き去りにされた法案だとお話しさせていただきました。(2018年12月16日)

参加された佐藤和夫氏のご感想をご許可を得て転載 

チャンネルAJER講演会、今回はクリス三宅さん、移民社会のアメリカにいて日本の入管法改正の問題点について語った。日本はもはや世界第4位の移民国家、第3位のイギリスがEUから離脱するので移民増が止まった。これから日本は移民が増えるので第3位になる可能性がある。三宅氏は不良外国人を規制する為ポイント制につくり、悪い事をする度に受け入れ数を減らせば良いと。

フーテンの寅さんが天国から2025年の日本に降りてきて日本が外国人の為におかしくなっている事を面白可笑しくバナナのたたき売り調に演じ笑いを誘った。

質問タイムでアメリカはキリスト教、UAEはイスラム教と言う共通基盤の中で移民社会を構成しているが、日本の独特の宗教観に異質の外国人が来た時どんな文化摩擦が起きるのか懸念する。キリスト教のドイツにイスラム教のアラブ人が入って来た為敵視して強姦が蔓延した。

外国人受入を人手不足だけで語っているのは大きな誤りと指摘。三宅氏は日本人は自己主張の強い外国人に慣れておらず、押し切られる。三宅氏は英語教育の低学年化を心配しており、日本語をしっかり学ばないと日本人のメンタリティーを失う。グローバル化は無国籍化になり、無機質な日本人を生むと語った。(以上)

 下記は私のメモと動画の概要です。・・・クリス三宅氏の講演を聴く前に、予備知識として氏の著作を書店で購入して読んでいたので、ほとんどがよく理解でき納得できたことばかりだった。

入管法改正が準備不足で議論がなされていないまま、国会で成立、かつてこの件で議論した政治家たちは多くが引退しており、議論の内容を上手く伝えていないのではないか?今の政治家の多くは若い頃に厳しいアルバイトや労働経験がほとんどなく、せいぜい家庭教師程度、それも親の紹介で。だから職場で傷つくような言葉を浴びせられたことがない・・・

移民を送って来る国の状況がわからないで、ただ日本側の意見を押し付けてはならない。両方が不幸になることが心配される。また外国人に免疫のない日本国民、警戒を念頭に入れないと将来対応できなくなる。また政府はこれは素案であり、約二年後見直すと言っているが、今まで日本政府の対応は一度決めたら動かせないことが多い。

私はアメリカ人だが日本生まれの日本育ち、1年がかりで在留カードを貰って3か月ごとに米国に帰らないといけない。法務省の対応などよく経験している。財務・法務省とも話したことがあるが対応能力はあまりない。これから多分現場でパニックになるのではないか?

元日本人より中国人のほうが在留カードの対応が早い。あまり日本人・元日本人を大事にしていないのではないか?また日本で実績を作らないと延長させ無いように圧力がかかってくる。

外国人研修生の行方不明の方々、政府が隠していた・・・野党に追及されて答えざるを得なかったのだろう。だんだん自民党が「~ありき」ですすめるようになった。

家族の受け入れについては労働者一人に有給で一週間ぐらい里帰りさせればいい。子供の教育、言葉も話せるようになって「さあ、出て行け」といってもほとんど出て行かない。危険なのは合法な移民や労働者だけではない。不法労働者もいる。

この前に北海道で11人が検挙されて4人行方不明、これは雇い主が在留カードのコピーを見せてもらったと言うが、コピーではダメだ。在留カードは常に携帯しなければならない。これは厚労省が指導を怠っているのではないか。例えば銀行には「これは偽札です」という指導があるが、それがないと在留カードの偽装など何でも作れる。卒業証書・戸籍・国際免許状などもそうだけれど。中国の国際免許状は外国ではほとんど認められていない、日本だけ認めている。

中国人は文句を言い、非を認めようとしない人が多い。団地の一室に入居してきて夜中も大声で騒いだり、日本人は我慢しているがそのうち耐えられなくなり、非を認めない中国人に疲れて団地を出ていく日本人、そこへ待ちかねたように入居してくる中国人。そのうちにワンフロアを占拠。

日本の政治・・・そこに日本国民にどれくらいの負担がかかるか、その準備にどのくらい血税がかかるかは言わない。日本国民に対する思いやりが感じられない。日本人に対する労働環境を作ろうとする意欲がない。自国民に冷たくなっているのではないか?大変残念である。

中国人が急激に入国してきているが、相当借金してきている。食べるために手段を選ばないという状況になれば慎重に考えるべきだ。

結婚で入国してくるというのもあるが、中国人女性はプライドが高く、日本人の農家の男性たちは我慢する。移民が人口の2%以上になると厳しいと思う。現在は約3.5%である。もう人数的にはいらない。移民が増えると彼らのコミニュケーションが発達し、不法に入国してくるネットワークが出来る。その他見えない数字が一杯ある。役人は目に見える数字しかわからない。そこで「よくないこと」をすれば減点にするというポイント制にすれば、また竹島の日に来て暴れるなど「反日」行動をすれば再入国を許さないなど。(以上は概要です)

 詳しくは動画・著作をご覧になるのが最善だが、私のメモもご参考にしていただければと思います。

ところで一つだけ異論があります・・・それはイタリア人はすぐに女を口説くようになったリ…というところですが、そういう場面はまともな人はしないものです。カンツオーネなどいつも男性が女性にフラれるのを自慢するかのように大袈裟に歌うのですが、本気にしてはなりません。(むしろドイツ人のほうが軽いような気がします)私は残念❓ながらそうしたことには無関係でしたが。

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本日は名歌手フランコ・コレッリが歌うプッチーニ作曲「西部の娘」より~やがて来る自由の日

La Fanciulla del West 'Ch'ella mi creda'

 

コメント (4)
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