ところで,私自身もここ数年日本学術会議の端っこの隅の末端の下っ端として,とある分科会の特任連携会員というのを拝命していました.

その時に会合に出たりシンポジウムで講演したりしたのですが,

「日本学術会議ってこんなにお金がない組織なのか・・・」

と感心したのを覚えています.

会議の開かれる大学までの交通費はもちろんでないし,シンポジウムの講演料も当然無し.一応分科会に関連していたので自分の分が謝礼無しだったのは構わなかったのですが,出るところに出ればウン十万円の謝礼をもらってもおかしくない大先生をシンポジウムに呼んだ際にも,謝礼は公演中に飲むペットボトルの水一本だった時には,切なさを超えて笑ってしまいました.

日本学術会議に関連した研究者は大体この実情は知っていて,

「あれは手弁当で関わるボランティアだ」

と言っています.

日本学術会議に関しては,端っこの隅の末端の下っ端程度にしか関わっていないので任命拒否に関してはコメントしませんが,日本の学術を支えようと(なんなら持ち出しで)真面目にやっている研究者のことは嫌いにならないでもらえると嬉しく思います.

 また次のような記事もあります。
日本学術会議が「中国の軍事研究に参加」「千人計画に協力」は根拠不明。「反日組織」と拡散したが…  https://news.yahoo.co.jp/articles/9389cfb5fff523e160a5626b8634c466ae07f423?page=1



 いろんな意見をご紹介したいと思います、そこで次のようなツイートがあります。
メレディス無知性主義さまのツイートです。https://twitter.com/jmeredith1987/status/1312181008838451203

日本学術会議が追認してきた 「国立大学の自衛官入学拒否」 という違憲行為!
これを国民が知れば学術会議と憲法学会は潰れるかもしれません。
多くの皆様のリツイートに感謝 国立大学の自衛官入学拒否問題に取り組んできた者です
2014年 故三宅博議員に国会で取り上げて頂き、入学拒否は憲法違反であると各大学から回答を得ました。
完全勝利ですがメディアは報道しませんでした 国民が知れば、違憲行為を行なってきた憲法学会の権威は崩壊します

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これにはノーベル賞学者が三宅先生のことを批判したので、私は単身、名古屋大学にはじめて乗り込みました(大袈裟ですが)。
このことは私の過去のブログにも書いています。
三宅先生は「そんなの束になってかかってきてもビクともせんぞ!!」と仰っていました。
(なつかしいなあ・・・「自称ボディガード」だった日々を思い出します)