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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「日本の知性」稲村公望氏に共感/緩い政府の「外国人による土地購入」政策/米大統領選で動画に「検閲」

2020年10月26日 | 政治

 日本の知性、稲村公望氏(稲村氏は「先生」と呼びかければ「先生と呼ばれるほどバカではない」とお嫌いなようなので私はイタリア語の「マエストロ(巨匠・師匠の意)」とお呼びすると申し上げると「それだったらいいですね」と仰る。
私にとって稲村公望氏はあの奥山篤信氏と「日本の知性の双璧」と思っている。)


稲村公望氏

日本の知性、日本を代表する稲村公望氏が真実の文化を語る。


走り書き(抜粋ですので正しくは動画をお聴きください)・・・日本語は時間をかけて融合してきた、渡邊昇一氏は「こっちのほうが古いんだ~イギリスの文化はすごい、フランスの文化がすごい、というが日本もとりいれたいらいい」、稲村氏は「言語とは合理性がある、近代で造語もあるがもともと日本は言語に多様性がある。現在はそれが少なくなってきた。

稲村氏は「大和言葉で言えないものはほとんど捨てるという傾向があった。明治では【復古】という言葉があった。」
渡邊氏「王政復古と王政維新があったと思う。西洋のものはみんな入れなさい、という(笑)、ところが維新は近代化はいいが【復古】ができなかったので原理主義者に乗っ取られてしまった
稲村氏「新しいものは古いものを探してまた新しいものにする。中国はそうではなくて古いものを壊してきた。神田の古書店には中国の古文書がたくさんある。」

稲村氏「残念ながらyoutubeなど、日本の分野に入っていない。ある種の独立した台頭がいる。中国の遣唐使として行かれた方々は日本に合わないものは捨てる、役立つのはなにか、と命がけで取捨選択をしている。「セックススレイブ」なんて日本にはない。
安易な妥協をするよりも激しい主張をしたほうが日米関係もうまくいく、この前の「70年談話」など残念だ。」
渡邊氏「事実の発信が重要だ」
稲村氏「それだからこそ自著【フーバー大統領の回想録】を書いた。復興のことがないと維新もなにも生まれない。
世界各国からいろんな人が来るが日本の伝統を侵すものであったら捨てることが必要だ

渡邊氏「明治以降の伊東恂斎になると、日本の文化は優れていると思うが、唐の大陸に対して劣等感が全然ない」
漢文というのを外国語と思わず日本の物と思っていた。
稲村氏「英語もそうです」
渡邊氏「日本の英語辞書は遅れていると思っていたがようやく追いついた。まだ追いついていないのは人名辞典。イギリスの人名辞典はもう61巻。
悪いことも書くということになると政治家も悪いことができにくくなる」

 に強く残った言葉・・・稲村氏「それだからこそ自著「フーバー大統領の回想録」を書いた。復興のことがないと維新もなにも生まれない。世界各国からいろんな人が来るが日本の伝統を侵すものであったら捨てることが必要だ」
安易な妥協をするよりも激しい主張をしたほうが日米関係もうまくいく、この前の「70年談話」など残念だ。(稲村公望氏)

これは故渡辺昇一氏との対談。
稲村公望氏とは私がブログに稲村氏著の「フーバー大統領」の連載で親しくさせていただき、昨年には大阪までいらっしゃった時に、講演を直に聴き、その博識・胆力・愉快な明るいお人柄、そして外国にも強い発言力にも驚嘆、あの奥山篤信氏と並んで「日本の賢人」と尊敬している。そしてよくお声がけをして頂き恐縮している。
講演では滝のように流れる内容の濃い言葉の連続、そして講演の終わりには幸福な表情でなつかしい歌の数々を披露されて、人間的にも魅力を会場の方々とともに満喫した。著書多数。


稲村公望氏プロフィール・・・昭和22(1947)年生まれ。奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒。1972年、郵政省入省、フレッチャースクール修士、八女郵便局長、1980年、在タイ王国日本大使館一等書記官。通信政策局国際協力課長、郵務局国際課長、総務省政策統括官(情報通信担当)、日本郵政公社常務理事を歴任。2012年10月1日「日本郵便」副会長、2014年3月、同社を辞任。中央大学大学院公共政策研究科客員教授等を歴任。現在『月刊日本』客員編集委員、岡崎研究所特別研究員



次の記事を読んで、先日のホシュ系「イケイケドンドン」の無責任なネトウヨ煽り動画内容に怒る!!
・・・煽り動画には十分に気をつけていたつもりですが、やはりその時は嬉しかったので載せてしまったのです。すみません・・・では次の記事をご覧ください。

土地購入者の国籍届け出義務化へ 防衛施設・離島を区域指定 政府検討

配信

 外国資本による安全保障上重要な土地の買収に関し、政府が重要防衛施設周辺と国境離島に区域を指定し、土地購入者に国籍などの事前届け出を義務付ける法整備を検討していることが25日、分かった。
11月上旬に有識者会議を設置し、年内に法整備の方向性について提言をまとめる方針で、来年の通常国会での法案提出を目指す。 複数の政府関係者が明らかにした。

政府は防衛施設のうち指揮機能を持つ中枢施設周辺と国境離島の一部を安全保障上、特に懸念の大きい区域として指定。
売買する際は購入者の国籍などを事前に届け出ることを義務付け、最新の状況を常時把握できるようにする。  
政府は安全保障上重要な施設周辺や離島などの土地所有者を調査できるようにする基本法整備も検討を進めている。
土地買収時の届け出義務付けと調査権限の付与により、外国人による土地取得状況の全体像を把握する狙いがある。  

現行制度では不動産登記の変更は任意のため、必ずしも実態が反映されていない。私有地は政府に国籍など所有者の個人情報を確認する権限がなく、新法で国民生活の安全確保を目的に政府の調査に法的根拠を持たせる。  
外国資本による土地買収では、長崎・対馬で海上自衛隊基地の近接地を韓国資本が買収したことが知られる。北海道では中国資本が水源地を含む山林を大規模に買収。農林水産省によると、昨年1年間の外国資本による森林買収は31件163ヘクタールで、うち北海道が26件154ヘクタールを占めた。  テロの危険や盗聴による情報漏洩(ろうえい)などの恐れや、将来的な水資源確保への懸念があるが、政府は重要施設の近接地の土地や森林買収の目的などの詳細は把握、公表していない。  一方、国際ルールとの整合性に留意する必要もあり、政府は規制内容について慎重に検討を進める。調査結果次第ではさらなる法的措置も検討する方針だ。(産経)

 はあ?・・・結局、ほとんど何もしない、ということですね。私が10月22日にブログに喜んで貼ったあの動画も「うまく誘導しているなあ」と疑問をいだいて調べて見たらホシュ系のプロパガンダ動画だということがわかった。
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/2657d0b88450be8537fbc0eedfc19b36
後半のほうに転載した「防〇チャンネル」動画です。
あの「防〇チャンネル」というのは個人が作成したものでもうひとつの動画も別の内容だったが、例によって「イケイケドンドン」タイプだった。内容が煽るようなのでおかしいとは思ったが、あの時は「えッ!!」と一瞬喜んだものだった。

ホシュ系動画にはこのような「イケイケドンドン」記事が多いので今までスルーしていたが、うっかり載せてしまった。
気にしていた「国土」問題が良い方向にいくかも、と思うと冷静さを欠いたのだろう。
「こうだったらいいな」という動画だったが・・・。

次の日には「なんだかおかしいぞ」と思ってその元の動画先を調べらたら「やっぱり」だった。

私はほとんどこういう動画にひっかからないように注意をしていたが、ホシュを名乗った「煽りの内容」、やはり「国土」のことで嘆いていてうっかり喜んで載せてしまったのだと思う。以後注意をします。
このニュースのコメント欄にはほとんどが真面目で厳しい意見が寄せられていたが、例によって「が~が~」という人がね、という変ないつものネトウヨによる擁護コメントもあってあきれる。これが今のホシュ系のレヴェルだ。

コロナによる廃業ラッシュが危惧される今、外国人による日本の中小企業・土地家屋などの多数の購入が心配である。
もしこの政府の提案がもっとまともな内容であったとしても、一刻も急ぐものであり、例の「有識者会議」というのもこの件の本当の「有識者」なのか、期待などできないような気がする。

「このままでは日本はチャイナの中に組み込まれてしまう、もう遅いと思うけれど」と外国から日本を注視されているある知識人が私に国際電話をしてこられた。
考えたくないけれど、そうかもしれない。

また遅いけれどマスコミ界にも嬉しい異変がある。売国新聞の記者にも内部から「国を思う」人たちが活動している。
テレビ朝日でも「大下アナウンサー」のサブをしている小松靖アナウンサーなどほとんど毎回、良心的な報道をしている。
全部が全部ではないのだ。変な偏向ホシュ群は恥じるべきだ。





昨日のブログでアメリカ大統領選のことを取り上げましたが、次のような動画を「拡散希望」としてご紹介します。

【拡散希望】日本でも検閲で削除されています。


ブログのティールーム



20世紀後半最大のヘルデン・テノール、ジェームス・キングがリサイタルで歌った実況録音から~イタリア歌曲
聴き惚れてしまいました。

ames King sings Italian songs - LIVE!



I. Invocazione (Peri) 0:00
II. Vergin, tutto amor (Durante)
2:44
III. Tu lo sai (Torelli)
5:10

コメント
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