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ドイツ海軍トップ辞任、ロシアやウクライナ巡る発言が「炎上」/追い詰められているのはプーチン/奥山篤信著「書評 編集部が薦める1冊 月刊日本2022年2月号 『エモーショナルな東京五輪観戦記』

2022年01月25日 | 政治

ドイツ海軍トップ辞任、ロシアやウクライナ巡る発言が「炎上」

[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ海軍トップのシェーンバッハ提督が22日、ロシアやウクライナを巡る自身の発言が物議を醸した責任を取って辞任した。

シェーンバッハ氏は21日、インドでのシンクタンク主催の討論会で、ロシアのプーチン大統領が望んでいるのは尊敬されることだと指摘。「そして誰かに敬意を払うのは低コストか、コストがかからない場合さえある。彼が求めている尊敬を実行するのは簡単で、恐らくそれに値するだろう」と述べた。さらに、ロシアのウクライナにおける行動は是正される必要があると認めつつ、「クリミア半島はもう返ってこないというのが事実だ」と語り、ロシアによる2014年のクリミア編入は許容できないとする西側諸国の共通認識に反する考えを示した。発言は英語で、ソーシャルメディアを通じて動画で配信された。

ウクライナ外務省はドイツ政府がシェーンバッハ氏の発言を公式に否定するよう要求。同氏の発言内容は、地域情勢を落ち着かせようとしている西側諸国の取り組みを損ないかねないと批判した。

これを受け、ドイツ国防相がシェーンバッハ氏の発言を否定し、内容と表現のどちらもドイツの立場を反映していないと強調した。その後シェーンバッハ氏自身も発言を謝罪した上で、「ランブレヒト国防相に自分の即刻辞任を申し入れ、国防相が受け入れた」と述べた。

シェーンバッハ氏は「私の軽率な発言で職場への風当たりが強まり続けている。この手続き(辞任)はドイツ海軍と国防軍、連邦政府がさらなるダメージを受けるのを避けるために必要だと考えている」とした。

ドイツ海軍トップ辞任、ロシアやウクライナ巡る発言が「炎上」 (msn.com)



今回は、ロシアの強硬姿勢が伝えられるロシア-ウクライナ国境地帯の緊張状態を、大手メディアの一般的な報道とは別の視点から分析していきます。(動画の解説より)
【クライン孝子女史、言いたい放談】追い詰められるプーチン、ウクライナ国境はパールハーバーか?[桜R4/1/20]



米のブリンケンがウクライナ、ジュネーブに行って話をしているが裏がありそう。
攻められているのはプーチンではないか?真珠湾に近い、という発想。
ウクライナにもドイツ人は多い、プーチンは追い詰められているのではないか?
ノルウエーは石油があるからロシアから引かなくてもこちらから出すよ、という。
中東の石油がトルコなどにいくと、ロシアの石油は不要になる。
ロシアは追い詰められ、どのように西側と戦うか、その為に中国と結びたい、中国は一帯一路で多くの国を引き入れている。
北朝鮮の弾道ミサイルはロシアが助けているのが現実、中国はNATOと同じようにロシアに入ってきている。
そこで北京・上海などにミサイルを撃ちこむと北朝鮮をつかっている。
ロシアは中国と組むと言いながら中国もあやしい。
ロシアの中に入り込んで「独立」とケシカケル両面作戦か。
リトアニアなど「独立」して中国には厳しい、複雑な力関係である。
中露はくっつくふりをして西側と交渉、高度な外交駆け引きはクライン女史の本に詳しいが、海竜社が潰れて入手しにくい。
ベアボック女史・・・女性としてはじめてドイツの女性外務大臣になった。ロシアのラブロフと対等にやりあった。
イギリスが面白い。ウクライナ問題も含めて活動、ウクライナ問題は地域だけでなく世界が見ている。
それに比べ日本の国際外交のレヴェルの低さは世界に知られている。

 クラインさんのメールマガジンによると・・・

今回は、ロシアの強硬姿勢が伝えられるロシア-ウクライナ国境地帯の緊張状態を、大手メディアの一般的な報道とは別の視点から分析していきます。というわけで、目下ロシア=プーチンですがウクライナ問題で、すでに10万人もロシア精鋭部隊と兵器をウクライナ国境近くに送り込んで、ウクライナ侵略を企んでいます。

このためウクライナに接近しているEU,NATOは無論、米国も緊迫した状況にあって、いかなる対策を講じるべきかと、相互ともに、今日はキエフ、明日はベルリン、明後日@はジュネーブと場所を変えつつ、極秘会談?を繰り返している。

その大半はロシアの本音を聞き出そうと米国務長官を筆頭に、ウクライナ、ドイツ、英国、フランスの担当大臣と分析するというのだ。 健闘するというのだ。

 

クラインさんのお話からドイツの女性外務大臣について調べてみた。ニュースにもなっている。

「禁句の中国批判を堂々と展開」ドイツで"脱中国"の外務大臣が国民人気を集めるワケ
 いずれにせよ、ある程度予想していたとはいえ、ベアボック氏の発言に一番びっくりしたのは中国共産党だろう。ベルリンの中国大使館はすぐさま、「われわれが必要としているのは壁を作ることではなく、橋を架けることだ」と反発、けたたましく警鐘を鳴らした。中国側にすれば、せっかく長年かけて培ってきた独中の枢軸が、こんな小娘の生意気な言葉で覆されるなど絶対にあってはならない。

メルケル派”のメディアも手のひらを返し始めた  そのベアボック氏、正式就任と同時にG7の外相会議に出席し、その翌日からはパリ、ブリュッセル、ワルシャワ、そして、新年明けたらワシントンと、精力的に飛び回っている。そして、それら一部始終を、独メディアが非常に好意的に追う。  
風見鶏のマスメディアがベアボック氏にエールを送り始めた理由は、最近、世界で高まりつつある中国批判と無関係ではないだろう。これまで彼らはメルケル前首相に忠実で、中国批判は極力控えていたが、さすがにそろそろ修正が必要だと思い始めている。そこで、ちゃっかりベアボック氏の反中旋風に便乗するつもりだ。そう思って見ると、最近の報道に使われているベアボック氏の写真は、スキャンダルで叩かれていた頃のそれとは打って変わって、どれもこれも気分がスカッとするほど凛々(りり)しい。  実はドイツの政界ではここのところ、これまでの親中政策を修正しようという動きが次第に高まっている。しかもそれは緑の党だけでなく、今までメルケル首相の権力の下、中国批判が封じ込められていたCDU内でも同様だ。  ただ、肝心の社民党は、これまでの16年のうちの12年もメルケル政権と連立を組んでいた上、「メルケル政治の継続」を謳い文句に選挙に臨んだため、思い切った政策転換が打ちにくいという問題を抱えている。つまり、今やショルツ首相にしてみれば、ベアボック氏の人気はまさに渡りに船。そういう意味では、ベアボック氏は今、適正な波の上に乗っかっている。
■中国資本によるドイツ企業の買収が相次いだが…  さて、ドイツと中国の密接な関係は、すでによく知られている。中国の資本によるドイツ企業の買収も、ここ10年ほどで急速に進行している。  
例えば、フランクフルトにあるもう一つの空港、ハーン空港。以前、米軍が空軍基地として使っていたもので、一時はドイツ国の航空母艦とまで言われた。
90年の終わりよりアイルランドの格安航空会社ライアン・エアが使用、空港の持ち主は、95年からはラインランド=プファルツ州(82.5%)とヘッセン州(17.5%)だったが、2016年、それを買収しようとしたのが上海のSYT社(Shanghai Yiqian Trading)。交渉はSYT社の全権代表であったチョウ氏が取り仕切った。取引値段は1300万ユーロと言われる。「禁句の中国批判を堂々と展開」ドイツで"脱中国"の外務大臣が国民人気を集めるワケ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

★ クラインさんが「優秀な女性政治家」がドイツにいる、と常に言われる通りだ。

 奥山篤信氏の最新本「エモーショナルな東京五輪観戦記」の書評が出ました。


書評 編集部が薦める1冊 月刊日本2022年2月号 『エモーショナルな東京五輪観戦記』 奥山篤信 春吉書房3,300円

新型コロナウイルスの影響で、史上初めて延期された東京オリンピックが2021年7月23日に開幕した。感染者数が減らないために無観客での開催となった。直前の世論調査では多くの国民が依然として開催に反対していた。さらには、東京に4回目となる緊急事態宣言も発出された。こうした状況下で東京オリンピックは始まった。本書はその東京オリンピックの観戦記である。  著者は、本誌でエモーショナルな映画評論を連載する奥山篤信氏だ。奥山氏は、オリンピック反対論を唱えるある大学教授が「大げさに『国民の分断』をした五輪強行」と書いたことに対して、「……もともとオリンピックなど何の興味もない者が、その騒動に便乗して湧き出してきたかのような、このミーハーのようなその主張の軽薄さには驚いた」(本書2頁)と斬り捨てる。  一方、オリンピックが開催されたことに対しては、「人類が疫病という難関を、勇気と知恵と科学により克服して五輪・パラリンピックの開催の意義を死守したことは菅総理自身の固有名詞とともに五輪関係者の偉業として、日本史かつ世界史の後世にいたるまで讃えられるだろう」(5頁)と称賛を送る。  オリンピック閉幕後のNHKの調査では、およそ5割の国民がオリンピック開催を「よかった」と評価している。先の見えない不安の中、多くの国民も奥山氏同様、アスリートの躍動に胸を踊らせたに違いない。一変した評価がそう物語る。  著者は白血病から驚異の回復を遂げた競泳の池江璃花子選手に対して、「……素晴らしい。僕がいう天才とは努力によって自分を磨き上げる力の持ち主のことだ! 彼女の涙とは自分が達成したまず第一歩の自分自身への感謝とそれを支えた応援者への心からの感謝なのだ!」(45~46頁)とエモーショナルに記す。こうした観戦記とともに各競技の印象的なシーンやアスリートのカラー写真がふんだんに使われている本書を読むと、コロナ禍に希望となったあの夏の東京オリンピックが胸に蘇る。 (編集総務 牧田龍)
 
 
3人、本の画像のようです
 
 
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本日はイタリアの至宝、フランコ・コレッリが歌うヴェルディ「イ・ロンバルディ」です。
イタリアのロンバルディアの第一次十字軍と勇猛なイスラム教王国との戦い、勝利はどちらにもなかった・・・

I Lombardi: La mia letizia infindere

 
 
 
 
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