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時事問題を中心にブログを書く日々です。
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豊島晋作氏“ウクライナ戦争”は回避できるか〜最悪のシナリオも含め考える/ロシア通の篠原常一郎氏の解説/奥山篤信氏「エモーショナルな東京五輪観戦記」

2022年01月28日 | 政治

“ウクライナ戦争”は回避できるか〜最悪のシナリオも含め緊急解説 〜【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年1月27日)



鍵はNATO、ロシア、中国はどう見ているのか?
かつてハプスブルグの皇太子夫妻銃撃で第一次世界大戦がはじまるなんて当時誰が想像しただろうか。
ロシアのシベリア部隊も大移動してきている。ウクライナの親ロシア部隊も参戦するだろう。
野戦病院の設営もすすんでいる。キエフを攻撃となるとベラルーシのミンスクから出撃するだろう。
シリアで空爆の経験のあるパイロットも参加、ロシア軍はジョージア・シリアへの実践経験があり、情報戦を含めたサイバー攻撃によりダウンさせている。インフラに大規模な攻撃をするだろう。ロシアはウクライナを攻撃する十分な力がある。
想定可能なロシアの意図。ウクライナは15万人・戦車や戦闘機は古くロシアの敵ではない。NATOは攻撃に関与しないだろう。
ウクライナ軍に武器援助をするだけになるだろう。ハイレベルな兵器をウクライナに提供する気はアメリカにはない。
もし戦争になった場合、ロシアはウクライナ内戦だという姿勢をとる。親ロシア系の人々も多い、
限定的な軍事侵攻でウクライナを弱体化させ、NATO加盟をあきらめさせる方向。イギリスの情報機関はウクライナの政権転覆をはかろうとしているとしたが偽情報であるとも。親ロシア派の動きを制することになる。
最悪のシナリオはウクライナ全土を平定する、しかしこれには数が6割しかいない。キエフ、オデッサなど占領は難しい。
2月は北京五輪でプーチンと習近平が会う、戦争はすべての面で不意をつく。
ロシアとベラルーシの共同軍事演習は2月に終わる。
ロシアはバイデン政権の弱さを知っている。欧米の足並みは揃っていない。ドイツ、イタリアは足並みが揃わない。
イタリアはビジネスでプーチンと会談している。国家安全保障はロシアが経済制裁を受けてもあまり堪えない。
戦争は起きないと見ている人は5割以上いる。
☆フィンランド、スウエーデンなどが中立であったがNATOの加盟の声が上がる可能性が大きい。
中国はアメリカが今回何もしなければ、台湾にも何もしないだろうと誤解する可能性がある。
ロシアに対するウクライナはロシアの安全保障上、死活的利益であると思っている。
アメリカは中東での兵士の犠牲の数をはるかに超える可能性もある。



 ロシア通の篠原常一郎氏の話(動画より【新・オレの話し。】971庁「言論とう制」 ウクライナ何が事実? - YouTube
ウクライナの問題はアメリカの報道に、バイデンや英のジョンソンが「ロシアの脅威は戦争を前提とした~」と述べているが、何ら攻撃をするようなことはない、キエフに侵攻するかもしれない。
欧州は足並みが乱れている。ドイツ・フランス・ウクライナ・ロシアで話し合いをするという。バイデン外し。もはや「和解」が始まっているのではないか?
ドイツは武器を供給しないとハッキリ言った。ドイツはポーランドと取引している。バイデンとジョンソンの動きは「核でも使わないと無理」と思う。大使館員を退去させたり芝居している。
小泉悠氏、重大な責任だ。日本政府を誤らせるな!!これでは「軍事オタク」ではないのか。
戦争を持て遊ぶようでは困る。私を親露派というが、とんでもない。
自民党の外交部会のようないいかげんなことはやめてほしい。戦争をもてあそんではならない。
よく見まわすことだ。北方領土とクリミア、似通っているところもある。

カザフスタンから70パーセントのクロムを日本は買っている。

ローデシアから銅を買っている。政府がレアメタルの供給をやっているから今はいいが、ステンレスの需要を得られなくなると困る。
ウクライナの話で情報がどんどん入ってくる。
ロシアと中国の間で生物兵器の問題、など(走り書き)

☆ 他に馬淵睦夫氏と水島氏の対談があるが、話が(いつも同じ)ディープステートに焦点が当てられ、歴史的背景をそれだけに傾けることはバランス的に全部は了承しにくいので省くことにした。聴きたい方々はリンクを貼るのでご覧ください。
【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第35回「ウクライナ危機は国家と戦争の民営化演習?ポリコレ全体主義に支配されたアメリカの民主主義は?」[桜R4/1/27] - YouTube


迫りくる北京五輪を歴史の流れの中で「ベルリン五輪」と重ね合わせ、どうなることかと心配します。



◎月刊日本 編集部が薦める一冊 
『エモーショナルな東京五輪観戦記』
著者、
奥山篤信氏から解説が寄せられました。

月刊日本とは尊敬する南丘喜八郎氏が、僕が会社員と決別した時、<書く>ということに僕にチャンスを与えてくれた、今でもその恩を忘れない稀有の思想家であり稀有の出版者だ。

同氏とは意見も異なる局面があってもお互い認め合う(僕の勝手な思いかも?)間柄だ。
その月刊日本に、もう10年も経つのかな?編集者として参加した<牧田龍>氏とのご縁もにも感謝している。
その牧田龍氏が月刊日本で僕のエモーショナルな映画評の編集の担当となった。
何もかも阿吽の呼吸と言える龍氏の編集力はありがたい。

さてご縁というのは、実は僕が三菱に入社したのは龍さんの祖父の與一郎氏が亡くなった一年後だ。

三菱といえば、その頃紳士として礼儀作法に熟知した三菱マンを、まずイメージ想像するのが常識だ。
生まれてこのかた偽善が大嫌いな、三菱マンとしては異色の僕が三菱に入社したのもおかしな経歴だったと今更ながら自嘲する。よほど物産や関西系の商社の方が向いてたかもしれない。しかしその商事の先輩の中にもファンがおり、三菱重工に商事から流れた與一郎氏という男を絶賛する與一郎ファンの人々から聞いた。

とにかく”見かけの偽善的”三菱紳士から程遠い、しかし情のある(エモーショナルな)何よりも正義感に満ちた男の中の男としての武勇伝の絶賛の評価を聞いたから、僕のようにその頃若くして大志を持って商事に入った時、偉大な商事の先輩として、アイドルとなった與一郎氏の思い出がある。クライスラーとの提携を成功させ三菱自動車を設立した三菱紳士には、当時珍しい壮大な夢を持った”起業家”だった。

そんな與一郎氏へのイメージとぴったりと重ね合わせることができる人物が月刊日本のその直系の孫
牧田龍だ!

バックパッカーとして”地英語(じ・えいご)”を学ぶためアメリカを長旅した地・アメリカ通でもあるのを最近知ったが、祖父のように男らしいハンサムで正義感と男の美学を持ち合わせる、今時にない断固とした本物の”紳士道”を貫く與一郎氏の血筋に見えてならない。今回のこの僕の著書への気の利いた簡潔で内容ある評論を書いてくれて感謝している。 

書評 編集部が薦める1冊

月刊日本2022年2月号 

『エモーショナルな東京五輪観戦記』

奥山篤信著

春吉書房3,300円  エモーショナルな東京五輪観戦記 | 奧山篤信 |本 | 通販 | Amazon

   
本書の内容
第1章 東京五輪観戦記 = 言いたい放題
第2章 東京五輪に見る世界のミロのヴィーナス級美女列伝
第3章 東京五輪に見る世界のファッションを楽しむ
第4章 五輪の意義の変遷

牧田龍氏の書評

新型コロナウイルスの影響で、史上初めて延期された東京オリンピックが2021年7月23日に開幕した。感染者数が減らないために無観客での開催となった。直前の世論調査では多くの国民が依然として開催に反対していた。さらには、東京に4回目となる緊急事態宣言も発出された。こうした状況下で東京オリンピックは始まった。本書はその東京オリンピックの観戦記である。

 著者は、本誌でエモーショナルな映画評論を連載する奥山篤信氏だ。奥山氏は、オリンピック反対論を唱えるある大学教授が「大げさに『国民の分断』をした五輪強行」と書いたことに対して、「……もともとオリンピックなど何の興味もない者が、その騒動に便乗して湧き出してきたかのような、このミーハーのようなその主張の軽薄さには驚いた」(本書2頁)と斬り捨てる。

 一方、オリンピックが開催されたことに対しては、「人類が疫病という難関を、勇気と知恵と科学により克服して五輪・パラリンピックの開催の意義を死守したことは菅総理自身の固有名詞とともに五輪関係者の偉業として、日本史かつ世界史の後世にいたるまで讃えられるだろう」(5頁)と称賛を送る。

 オリンピック閉幕後のNHKの調査では、およそ5割の国民がオリンピック開催を「よかった」と評価している。先の見えない不安の中、多くの国民も奥山氏同様、アスリートの躍動に胸を踊らせたに違いない。一変した評価がそう物語る。

 著者は白血病から驚異の回復を遂げた競泳の池江璃花子選手に対して、「……素晴らしい。僕がいう天才とは努力によって自分を磨き上げる力の持ち主のことだ! 彼女の涙とは自分が達成したまず第一歩の自分自身への感謝とそれを支えた応援者への心からの感謝なのだ!」(45~46頁)とエモーショナルに記す。こうした観戦記とともに各競技の印象的なシーンやアスリートのカラー写真がふんだんに使われている本書を読むと、コロナ禍に希望となったあの夏の東京オリンピックが胸に蘇る。

(編集総務 牧田龍)

奥山篤信氏のこの新刊はyoutubeにてまとまっている。https://youtu.be/PxngECKRZQM




ブログのティールーム

「エモーショナルな東京五輪観戦記」を読みながら・・・
チャイコフスキー「眠れる森の美女」薔薇のアダージョ、1969年当時の公演(50歳)
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マーゴット・フォンテーン主演
・・・子供の時にテレビで公演の映像を見てから忘れられない名プリマ。
私が見た映像は50歳前後だったけれど美しかった。(1919年 - 1991年)

"Rose Adagio" SLEEPING BEAUTY (Margot Fonteyn)



               

ブロ友様が育てられた美しい薔薇「ローゼンホルン」、お写真を拝借しました。ありがとうございます。

コメント (4)
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