ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

注目のロシア専門評論家小泉悠氏~ウクライナ続報その他

2022年01月27日 | 政治

【開戦】「見えない戦争を起こす可能性がある」ロシアはウクライナに侵攻?
プーチン大統領のお心次第?米露で手打ちは?小泉悠さんに聞く




NATOは本気でウクライナを護る気はない。もしそうすれば「核」戦争になってしまうおそれがある。
ロシア軍はウクライナ占領を考えても点でしか抑えられない。
それはかつてのナポレオンのロシア侵攻、日本の満州進出とよく似た「面ではなく点での制圧」になるからである。
ロシアはインフラを混乱させ戦争に見えない戦争を持ち込むこともある。
ものすごい火力で圧倒的に入るのか、それとも手助けを装って入ってくるのか?
ウクライナは「中立」という姿勢が考えられるか、ウクライナを4つぐらいに分割して統治するのか?
協議をしたがロシアの要求が強硬で不気味で怖い。
日本はロシアに経済制裁をするにもガスは必要、どのようにおさめるか、西側は破滅的な経済制裁をするというが、ロシアは基本的に自給自足できるので困っても国は潰れない。
これは経済が悪くなろうとウクライナな譲らない、という姿勢は崩さないだろう。
アメリカは「始まる」という姿勢で考えているという。
米露で裏で手打ちする、密約シナリオでやるならわからない。
ウクライナはNATO加盟の話が出て10年、密約の話は出てきていない。
米露でウクライナ問題は塩漬けにしてきたが、日本がロシアに理解を示すと台湾のことで困る。
プロフィール 小泉 悠(こいずみ ゆう )は、軍事評論家、軍事アナリスト。ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする。


 追加動画です。(約47分ありますので、お時間を区切ってでもご活用ください)
【ロシア侵攻は】緊迫するウクライナ情勢…ロシア軍事侵攻の可能性は?【深層NEWS】


これまで見たこともない戦争準備、NATOの存在。現在は30か国、ウクライナがNATOに入るにはクリミアを取られてから入りたいという意見が多い、など詳しい解説です。
・ゲスト 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
・小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)
・キャスター 右松健太(日本テレビ報道局)
・コメンテーター 飯塚恵子(読売新聞編集委員)
・アナウンサー 笹崎里菜(日本テレビ)




ウクライナ情勢“最大の戦争の危機” 市民が軍事訓練「ロシア許せない」(2022年1月20日)



米・ロシア、冷戦期以来の緊張 金融市場揺るがす: 日本経済新聞

ブログ主・・・私が危惧しているのはロシアがキューバに要請していること、またテロ組織が狙っていること。
中国の内部問題、ロシアに操られミサイル実験を繰り返す「北」など、政府はロシア問題の軍事評論家である「小泉悠」氏を講師に呼んで問題の指導を仰いでいるとか・・・

報道も今は「統制」が強くなり、皇室のことも政府のこともSNSで一般に「言論統制」を強めてきていることだ。
ロシア問題に詳しい篠原氏は小泉悠氏を「ロシアオタク」と言っているが、ひとつ間違えれば国際問題になる。
勉強しない政治家・派閥争いにあけくれる政治家・評論家・政党の一神教シンジャは不要。
左右ともにこれに耐えうるだけの知識と見識のある政治家を求める。


ブログのティールーム


ヨハン・シュトラウス作曲「こうもり」に出てくる裕福で暇を持てあまし笑いを待っているオルロフスキー公爵の本来の姿を考えた。この時代にハプスブルグの時代は貴族であっても貧しく、それでいて真面目に働くよりも快楽を求めて国の建て直しなど考えていない。オルロフスキー公は「1812年」のナポレオンロシア遠征での戦いを経験し後退するフランス軍を追って南下し、ロシアから莫大な財産を持ってウイーンに来た。
その華やかな夜会に参加しておもいきり贅沢さに笑いさざめき、日常を忘れるウイーンの貴族たち。
しかしオルロフスキー公の「自覚なしの横暴」にはマイっていた。


ロシアの貴族と「フランス革命」
ナポレオンのモスクワ遠征に対する反撃に従事し、フランス軍を追ってパリに入ったロシア貴族出身の青年将校は、そこでフランスの「自由と平等」に直に触れ、自由主義国民国家に憧れる者も多かった。ロシアに帰った青年将校の中から皇帝の専制政治(ツァーリズム)に対する不満を強く感じる者が現れた。ウィーン体制のもとで、ヨーロッパの憲兵といわれたロシア皇帝は国際的な反動勢力の中心として、自由主義やナショナリズムへの弾圧を強めていたが、青年将校たちは、ツァーリズムとそれを支える農奴制がロシアの後進性の根元と考えるようになっていった。(この欄はWIKI)

 作曲家のヨハン・シュトラウスも支払いのよいロシア貴族からの仕事を請け負った。
ウイーン貴族とロシアの富裕な貴族(ウオッカだけを愛国心に)とのやりとりを思う。

Die Fledermaus - Ich lade gern mir Gäste ein 1972  3分35秒の動画



ロシアから来た富豪の貴族、オルロフスキー公爵は客人に乱暴にウオッカをすすめる。
給仕はロシアの服を着ている。オルロフスキー公は時々ロシア語訛りで歌う。

哲人で巨匠のベーム指揮、オルロフスキー公はヴァーグナー歌手のヴィントガッセン、
ウオッカを強引に勧められタジタジのお客アイゼンシュタイン(エーベルハルト・ヴェヒターが歌う)

和訳
<オルロフスキー公>・・・ちょっとすごい歌詞です!!
ぼくは大好きさ お客を呼ぶのが
みんなぼくのところではゴキゲンで
喋りたいだけ喋っていく
時には夜が明けるまでずっと

だけどぼくは退屈 大抵の場合
何をお客がしようと話そうと
でもホストのぼくには許されても
お客が退屈するのは許さない
もしも見つけたら 退屈そうに
この目の前でしてる奴がいたら
ぼくは容赦なくとっ捕まえて
放り出してやるんだ ドアの外に
聞いてくれるかい いったい
どうしてそんなことをするのって?
それがぼくのモットーだからさ
「あんさん 好きなことしなはれ!」



コメント
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