1,ウクライナ・中国協議「望ましい」、意向すでに伝達=ゼレンスキー氏
[キ-ウ 23日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、中国とウクライナの代表による会合の開催が「望ましい」と述べ、ウクライナ政府がこうした意向をすでに伝えていることを明らかにした。ただ、中国が策定しているとされる戦争終結に向けた計画については承知していないとした。
ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)を訪問しているスペインのサンチェス首相との記者会見で「中国との会合を希望する。こうした会合はウクライナのためになる」と述べた。
また、中国が策定しているとされる提案については、ウクライナの外交官を通して「一般的な」情報しか得ていないとしながらも、中国が和平の仲介を検討していることは心強いと述べた。
ロシアのプーチン大統領は前日、ロシアを訪問した中国外交担当トップの王毅氏と会談。中ロ関係が「新境地」に達したと指摘し、習近平国家主席の訪ロに期待を示した。
習主席は、ロシアによる全面侵攻開始から1年となる24日に「平和演説」を行うとみられている。
ウクライナ・中国協議「望ましい」、意向すでに伝達=ゼレンスキー氏 | ロイター (reuters.com)
・・・絵はコロナ前、yohkan画伯の作成です。
2,中国・湖南省で拘束の50代日本人男性 懲役12年の実刑判決 違法行為の詳細は明らかにされず
関係者によりますと、50代の日本人男性は2019年7月に湖南省・長沙で国家安全当局に拘束され、その後、検察当局から起訴されましたが、今月8日、長沙の裁判所は「スパイ行為」をしたとして、懲役12年の実刑判決を言い渡したということです。どのような行為が違法だったのか詳細は明らかにされていません。
中国では2014年に反スパイ法が施行されて以降、16人の日本人が「スパイ行為」の疑いで拘束されていることが判明していて、少なくとも10人が実刑判決を受けていますが、いずれもどのような行為が罪に問われたかは明らかになっていません。
【独自】中国・湖南省で拘束の50代日本人男性 懲役12年の実刑判決 違法行為の詳細は明らかにされず (msn.com)
3,中国外務省 サンゴ密漁で船長逮捕でコメント 「中国国民の安全と権益の保障を」
海上保安庁は22日、無許可操業の疑いで、中国籍のサンゴ漁船の船長を鹿児島県のトカラ列島沖の日本の排他的経済水域内で現行犯逮捕しました。 この事件について、中国外務省は「事件の詳細について現在確認中だ」としたうえで「日本側には中国国民の安全と合法な権益を適切に保障するよう希望する」とコメントしました。
中国外務省 サンゴ密漁で船長逮捕でコメント 「中国国民の安全と権益の保障を」 (msn.com)
4,バイデン大統領「集団防衛の最前線だ」
…中東欧「ブカレスト9」の対ロシア抑止力強化へ
【ワルシャワ=蒔田一彦】バイデン米大統領は22日、ワルシャワで開かれた北大西洋条約機構(NATO)に加盟する中東欧9か国(ブカレスト9=B9)の首脳会合で、中東欧が「集団防衛の最前線だ」と述べ、ロシアに対する抑止力強化を進める考えを示した。
バイデン大統領「集団防衛の最前線だ」…中東欧「ブカレスト9」の対ロシア抑止力強化へ (msn.com)
5,「中国がロシアに武器提供を検討」バイデン政権が機密情報を公開か…米紙報道
【ワシントン=淵上隆悠】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は22日、米当局者の話として、中国がロシアへの武器支援を進めようとしていることを示す機密情報の公開を、米政府が検討していると報じた。
ウクライナを侵略するロシアに対し、中国はこれまでも軍事と民生双方で活用できる「デュアルユース(両用)」技術を使った製品などを提供してきたとされる。同紙は、詳細は不明だとし、より殺傷力の高い兵器の提供が検討されていると報じた。
この問題を巡っては、ブリンケン米国務長官が18日、ドイツ・ミュンヘンで会談した中国外交トップの王毅(ワンイー)共産党政治局員に直接「懸念」を伝えていた。米国務省のダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)も22日のオンライン記者会見で、「我々と中国の関係に深刻な影響をもたらす」と述べ、中国をけん制した。
「中国がロシアに武器提供を検討」バイデン政権が機密情報を公開か…米紙報道 (msn.com)
6,「北朝鮮が核兵器使用」想定、米韓が図上演習…日本海では日米韓がミサイル防衛訓練
【ワシントン=田島大志、ソウル=溝田拓士】米韓は22日、ワシントン近郊の国防総省で、北朝鮮の核兵器使用を想定した図上演習「拡大抑止手段運用演習」を実施した。米国が核戦力を含む抑止力で韓国を守る「拡大抑止」政策の実効性を高める狙いがある。
7,プーチン、王毅外相会談について(遠藤誉氏の文から)
◆何を話し合ったのか?
それでも念のため、何を話したのかをザックリと示すと、おおむね以下のようになる。まとめるに当たり、北京情報 およびクレムリン情報を参照した。
プーチン:
●ロシアと中国の関係は、計画通りに進んでいる。着実に進歩し、成長しており、新しいマイルストーンに到達している。特に経済プロジェクトについて言うならば、計画したよりも早く、二国間貿易の目標に達している。国際問題を解決する際には、このことが重要だ。
●現在、国際関係は複雑で、緊張が渦巻いている。しかし露中の協力関係は、国際情勢を安定させるために重要だ。われわれは、国連、国連安全保障理事会、BRICSおよび上海協力機構など、協力できることがたくさんある。
●中華人民共和国の習近平国家主席のロシア訪問に関して、私たち(プーチンと習近平)は以前に合意している。全人代(全国人民代表大会)など国内の政治的議題で、人事配置が決定したら、私たちは個人的な計画(習近平のロシア訪問)を進める。それは私たちの関係にさらなる推進力を与えるだろう。
王毅:
●現在の国際情勢は複雑で厳しいが、中露関係は国際情勢の試練に耐え、太山のように成熟し、粘り強く、安定している。危機と混沌はしばしば私たちの前に現れるが、挑戦と機会は共存している。
●新時代の調整のための中露包括的戦略パートナーシップは、第三者を標的にしたことはなく、第三者に干渉されるべきでなく、第三者に強制されてもならない。
●中国はロシアと協力して政治的相互信頼関係を維持し、両国の正当な利益を保護し、世界の平和と発展を促進する上で建設的な役割を果たす用意がある。
●対話と交渉を通してウクライナ問題を解決する意欲をロシアと再確認できたことに感謝する。中国は、この問題で建設的な役割を果たすつもりだ。
読者諸氏におかれては、「いやいや、お前、何言ってるんだ!」、「お前にそんなことを言う資格はないだろう!」と怒りに燃える気持ちが湧き上がっておられるであろうことは十分承知している。ここに書いたのは、プーチンと王毅が何をしゃべったかであって、筆者自身も「いやいや、違うのではないか?」と思うところは数多くある。
しかし、ここはそれらをひとまず脇に置いて、この会話から中国が何をするかを読み取るという作業だけに留めておきたい。
ここから読み取れるのは以下のようなことだ。
◎中露は結局のところ緊密で、中国側はプーチンに畏敬の念を抱いている。
◎中国は本気で「和平案」を出そうとしている。
◎しかし、王毅のプーチンに対する迎合的な表情から見て、それはロシア側の言い分を反映した「和平案」になることが予測され、ウクライナ側やNATO側が納得するとは思いにくい性格のものになる可能性が高い。
◆ 「和平案」は言った者勝ち
それでも「和平案」というのは、言った者勝ちである。
少なくとも習近平は「世界の平和のために動こうとしている」というメッセージにはなる。その下心があることは明白だ。メリットがなければ動くはずがない。
2月21日のコラム<習近平がウクライナ戦争停戦「和平案」に向けて動き始めた――そうはさせまいとウクライナ入りしたバイデン>に書いたように、習近平としては来年1月に行われる「中華民国」台湾の総統選挙で「親中」勢力に勝たせたい。国民党とか台湾民衆党とかが連立すれば、親中政権が誕生する。
そのために「和平案」を提出するということ自体が重要なのである。
対ロシア制裁に加わっていない世界の人口の85%を占める発展途上国や新興国の人々に、「習近平は平和を目指し」、「バイデンは戦争を目指している」というイメージが植え付けられるだけでも十分に効果がある。
ゼレンスキー大統領もウクライナとして、「領土保全の回復」「二度と侵略しない保証」など、これだけは譲れないという「停戦案」を出しているわけだから、中国側がプーチンとしっかりすり合わせて「和平案」でウクライナやNATOが納得するか否かは、別問題だ。
◆王毅の根回し
なお王毅はそのために、ミュンヘンに行く前の2月15日にフランスを訪問してマクロン大統領に会い、ウクライナ問題に関して意見を交換している。また2月16日にはイタリアを訪問してタジャニ副首相兼外相と会談し、やはりウクライナ問題に関して意見交換を行った。
2月17日にはドイツのベアボック外相と会談している。ここでもテーマはウクライナ戦争の「平和的解決」問題だ。
2月18日にはミュンヘンでEUのボレル外務・安全保障政策担当上級代表と会談している。同日、ウクライナのクレバ外相とも会談し、
王毅はクレバに「ウクライナと中国は長年にわたって友好的な戦略パートナーシップで結ばれている」、「ウクライナ問題では、中国は常に和平の側に立っている」、「常に和平を促し、話し合いによる解決を求めている」と語っている。そこまでなら、クレバも賛同するだろう。クレバが賛意を表明したと中国側情報にはある。
その他、2月18日にはオーストリアのシャレンベルク外相と会談し、プーチンに会う前の2月19日にはハンガリーのオルバン首相と会談したり、2月20日にはハンガリーのシジャルト外相と会談するなど、多角的に外交活動をしたあとにプーチンに会っているので、それなりの根回しはしていると言えるかもしれない。
特にハンガリーと中国の関係は緊密で、王毅はハンガリー外相とは2018年から電話会談を含めて16回も会談している。ハンガリーは一帯一路の加盟国でもあり、オルバン首相はプーチン寄りなので、1971年の中国国連加盟の際に果たしたアルバニアのような役割を、ひょっとしたら果たさないとも限らない。
24日に発布されるであろうウクライナ戦争に関する中国版「和平案」を待つことにしよう。
ブログ主・・・日本こそ、本来は縦横無尽に「三寸不爛の舌」にて繰り広げ「第3次世界大戦」にならぬよう、積極的に話し合いのリーダーシップをとるべきだ。
「日本」の政治家こそ堂々と縦横家の如く、日本国民・国土をどのように護り、国土を焦土にすることを徹底的に避けるべく、手を尽くす必要を思う。
悲しいことにそれができる政治家は何人いるのか?冗談ではない、寒々とする。
それに日本人が中国に身柄を拘束の上、12年の懲役を決定されてしまった。「理由も知らされず」とは何事か?これがはじめてではない。もう何度もこんな目にあってきたのだ。
「北朝鮮」ミサイルだって、その原資はどこからか?それを見逃すどころか、「統一教会」のような北朝鮮とかかわりがあり、日本の信者たちの献金6500億円も渡した文鮮明、それについて「共産化を防ぐ」などと言いながら自国民を護ろうとしない、「政治家には、やっていいことと悪いことがある」この恥知らずな裏切り者を「直視」せず、どこの立場に立って言い訳し、さらにそれを通り越して、その疑問を投げかける者に「二万人の信者が何ができる!!」と恥もなく、逆に居直ったあげく暴論を吐く、スパイの片棒担ぎどころか、素朴な疑問や怒りに石を投げつけるようなものだ。「逆らった者は日本人ではない」と開き直る・・・バカも休み休み言え!!
「外国」にいい顔して、日本国民を虐げる、例えば北海道の生乳を溝に大量に捨てさせる、「外国との乳製品輸入の約束」とか? 国産食料自給を増やすことなどこれでは不可能だ。
自国での食料増産は国防として大きな役割である。
そして働く国民にとって、仕事には誇りがある。それを誇りごと、溝に捨てさせている残酷さ・・・日本を愛している政治ではない。
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