ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ワーグナー(ヴァーグナー)の音楽とナチスの「綱領」

2009年11月28日 | 政治
 1970年万博にベルリン・ドイツ・オペラのワーグナー「ローエングリン」を聴いて一気に魅了されました。
その前にも、バイロイトが来日、ワーグナーの孫であるヴィーラント・ワーグナーの演出で「トリスタンとイゾルデ」を聴いて(ゲネプロまで行きました)、イゾルデのニルソンに圧倒されました。
ところがまもなく、ワーグナーの音楽とヒトラーのことを読んでから、ワーグナーから遠のいたことがありましたが、またいつのまにか魅了されてしまう音楽の素晴らしさ。

ところで最近、ある本でジャーナリストの堤堯さんと久保紘之さんが、ワーグナーとヒトラーのことを述べていたのでここに書きました。
「ナチスは綱領を持っていなかった。ヒトラーは『わが綱領はワーグナーにあり』
・・・ヒトラー自身が『我が闘争』の序で『人を獲得するのは書かれた言葉ではなくして、話された言葉による』と言っている通り、ワーグナーの楽劇のように、国民の情念を燃え立たせる<偉大なる雄弁>を最重要視していた。」

メディアを制し、「どの家もワーゲンを持てる」と国民の欲に火をつけ、やがて国民の判断材料を制限し、ヒトラーに全権委任し、戦争へまっしぐらに進んだナチス、今、民主党では議員であっても「言論の自由」はなく、批判すれば「離党勧告」、外国人参政権も党内でいろいろな意見があり、国民の98パーセントが反対している実態もあるのに「小沢に一任」せざるを得ない事情、そして民主党にも「綱領」はありません。
国民は本当のことを知らされていない、外国人参政権はマニフェストに書いていない、など「騙し」の手法で、ファッショ政権はついに政権を握ったのです。
当時「宣伝の天才」とされたゲッペルスは『最も速度の遅い船に船団全体の速度を合わせる護送船団のごとく、知的レヴェルの低い階層に合わせた宣伝を心掛ける』と、そして『嘘も100回いえば真実となる』ということ、・・・いやな感じ!
(もちろん、日本では自民党に愛想をつかせてお灸のつもりで民主党に投票した方々が多いので、これとは違いますが・・・橋下知事のトラブルなどこの手です。)

☆私は「タンホイザー」「ローエングリン」を勉強したことがありますが、「トリスタンとイゾルデ」「ワルキューレ」は楽譜だけ持っていました。
私の声で合わないと思っていたからですが、魅惑の曲でした。
それよりもヴェルディのオペラが、私自身の音楽観に合致していましたし・・・。

私自身はワーグナーの素晴らしい音楽を否定できませんでした。純粋に音楽としてワーグナーに魅了されています。歌いたいです。ただし、自分の声質に合ったもので。
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「仕分け人」って横柄でないとダメ?

2009年11月28日 | 政治
テレビで「仕分け」のニュースを見るたびに、「いったい何さまよ!」って横柄な態度にムカムカしてくるのですが、横柄さを出さないと「説得」できないの?
「紅衛兵」と言われても仕方ないですね。
また、自衛官の制服を安いアジア製にしたら?なんて馬鹿な提案もあったそうで、あきれはてました。
口ばかりで、相手を尊重せず見下すような態度は「文革」とそっくりではありませんか。
「文革」の様子を知ったのは、私が若い時、当時朝日新聞で素晴らしいことのように連載されていた記事からでした。

でも、それを読んでいて若かった私は怒りを覚えました。
たとえば、進学するにしても、「この人は進学するのにふさわしいか」とみんなで点検するのですって。
本人が勉強し、受験してそれで合否の結果が出るのではないか、それを受験の機会すら、他人の「仕分け」を受けなければならないなんて、哀れでした。

「仕分け人」は、よく「努力が足りない!」と吠えますが、それを聴く私のほうが恥ずかしくなります。
それほど偉いの?
あまりにもあんまりな物言いに涙を浮かべ、手を震わせる男性もいます。「仕分け」という錦の御旗の虎の威をかりて言いたい放題、その中には最低の礼儀さえありません。
「仕分け」については、無駄を省くという目的があるのはわかりますが、そのために他人をズタズタにするような非礼な態度が「必要」なのでしょうか。

内需を増やすと言っていた民主党でしたね。自衛官の制服については「相手国と険悪になった時、どうするのか」とさすがにあの北澤防衛大臣がかみついて、男をあげたそうですが、あの北澤さんですら、ですからね。

管さんは「内需とはアジアを含める」と言ったそうですね。このとんでも発言、そのうち日本はどこかの国に乗っ取られるような政策をすすめている「本音」ですか?
「ニュースステーション」に出演して、「このようになったのは急にではありませんからねえ」とまたまた前政権のせい、とほのめかしていましたが、これも「耳にタコ」です。麻生さんはちゃんと「景気政策が第一」とすすめていました。
麻生さんは、自民党のチルドレンとマスコミに潰されたようなものです。
多くの人はマスコミの情報操作に踊らされたのです。
「漢字」が読めなくても、麻生さんは「売国政治家」ではありません。

「子供手当」に手がいっぱいで、必要な政策をとらなかったも民主党に「責任」はないのですか・・・そういえば、管さんも今いろいろ取り沙汰されていますね。
こちらは相当やばいのではないでしょうか?

まともなのは「アンカー」で、国内需要、特に地方を活発化させることと言っていましたよ。この日は青山さんでなくて、和服姿の「森田実」さん、経済評論家。
金曜日も見ようかな、と思いました。
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鳩山総理、本会議中に扇子に「友愛」とサイン

2009年11月27日 | 政治
首相が本会議中に揮毫、扇子に「友愛」と(読売新聞) - goo ニュース

こんな人が日本の総理なんて、嘆かわしい、恥ずかしいです。
経済が大変な時に、連日夫婦で豪遊、麻生さんの時は「漢字が読めない」「バーで飲んでいる」(本人のポケットマネー、SPが少なくてすむと会員制を利用していたのに、マスコミに叩きに叩かれた。)と非難され、鳩山さんのでたらめさ、無能さはマスコミはスルーしてきました。
やっと、書かれましたね。

☆追加ニュース!
 テレ朝の番組で作家の吉永みち子さんが、鳩山総理の本会議中の扇子サインについて「せっかく私たちが、がんばってね、支持率下げないでね、と応援しているのに」と発言。
公共放送で「私たちが」と言ったところ、情報操作がはっきりと出たようで、問題になっています。動画もあったのですが、テレ朝の要請で消されたようです。
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海上自衛隊と中国海軍が共同訓練

2009年11月27日 | 政治
海自と中国海軍が共同訓練へ 日中防衛相が合意(共同通信) - goo ニュース

次々わからないことが発表されてとまどっています。
中国と「友愛」でしょうか。沖縄の基地問題は???

中国は沖縄を「本来、中国の領土だ」と言っていますが・・・。
コメント (2)
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ここで気分転換、現代最高のバリトン、ホロストフスキー

2009年11月26日 | オペラ
Votre Toast (Toreador Song) - Dmitri Hvorostovsky


「シベリアのバスティアニーニ」、声も似たところがあり、そしてハンサム。
今が全盛期かな、と思います。
「闘牛士の歌」です。素敵!! ロンドンのロイヤルアルバートホールにて。
最後に英国国旗を出してサービス。
彼のうたうロシアオペラ、ボロディン「イーゴリ公」を聴きたいです。
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