1970年万博にベルリン・ドイツ・オペラのワーグナー「ローエングリン」を聴いて一気に魅了されました。
その前にも、バイロイトが来日、ワーグナーの孫であるヴィーラント・ワーグナーの演出で「トリスタンとイゾルデ」を聴いて(ゲネプロまで行きました)、イゾルデのニルソンに圧倒されました。
ところがまもなく、ワーグナーの音楽とヒトラーのことを読んでから、ワーグナーから遠のいたことがありましたが、またいつのまにか魅了されてしまう音楽の素晴らしさ。
ところで最近、ある本でジャーナリストの堤堯さんと久保紘之さんが、ワーグナーとヒトラーのことを述べていたのでここに書きました。
「ナチスは綱領を持っていなかった。ヒトラーは『わが綱領はワーグナーにあり』
・・・ヒトラー自身が『我が闘争』の序で『人を獲得するのは書かれた言葉ではなくして、話された言葉による』と言っている通り、ワーグナーの楽劇のように、国民の情念を燃え立たせる<偉大なる雄弁>を最重要視していた。」
メディアを制し、「どの家もワーゲンを持てる」と国民の欲に火をつけ、やがて国民の判断材料を制限し、ヒトラーに全権委任し、戦争へまっしぐらに進んだナチス、今、民主党では議員であっても「言論の自由」はなく、批判すれば「離党勧告」、外国人参政権も党内でいろいろな意見があり、国民の98パーセントが反対している実態もあるのに「小沢に一任」せざるを得ない事情、そして民主党にも「綱領」はありません。
国民は本当のことを知らされていない、外国人参政権はマニフェストに書いていない、など「騙し」の手法で、ファッショ政権はついに政権を握ったのです。
当時「宣伝の天才」とされたゲッペルスは『最も速度の遅い船に船団全体の速度を合わせる護送船団のごとく、知的レヴェルの低い階層に合わせた宣伝を心掛ける』と、そして『嘘も100回いえば真実となる』ということ、・・・いやな感じ!
(もちろん、日本では自民党に愛想をつかせてお灸のつもりで民主党に投票した方々が多いので、これとは違いますが・・・橋下知事のトラブルなどこの手です。)
☆私は「タンホイザー」「ローエングリン」を勉強したことがありますが、「トリスタンとイゾルデ」「ワルキューレ」は楽譜だけ持っていました。
私の声で合わないと思っていたからですが、魅惑の曲でした。
それよりもヴェルディのオペラが、私自身の音楽観に合致していましたし・・・。
私自身はワーグナーの素晴らしい音楽を否定できませんでした。純粋に音楽としてワーグナーに魅了されています。歌いたいです。ただし、自分の声質に合ったもので。
その前にも、バイロイトが来日、ワーグナーの孫であるヴィーラント・ワーグナーの演出で「トリスタンとイゾルデ」を聴いて(ゲネプロまで行きました)、イゾルデのニルソンに圧倒されました。
ところがまもなく、ワーグナーの音楽とヒトラーのことを読んでから、ワーグナーから遠のいたことがありましたが、またいつのまにか魅了されてしまう音楽の素晴らしさ。
ところで最近、ある本でジャーナリストの堤堯さんと久保紘之さんが、ワーグナーとヒトラーのことを述べていたのでここに書きました。
「ナチスは綱領を持っていなかった。ヒトラーは『わが綱領はワーグナーにあり』
・・・ヒトラー自身が『我が闘争』の序で『人を獲得するのは書かれた言葉ではなくして、話された言葉による』と言っている通り、ワーグナーの楽劇のように、国民の情念を燃え立たせる<偉大なる雄弁>を最重要視していた。」
メディアを制し、「どの家もワーゲンを持てる」と国民の欲に火をつけ、やがて国民の判断材料を制限し、ヒトラーに全権委任し、戦争へまっしぐらに進んだナチス、今、民主党では議員であっても「言論の自由」はなく、批判すれば「離党勧告」、外国人参政権も党内でいろいろな意見があり、国民の98パーセントが反対している実態もあるのに「小沢に一任」せざるを得ない事情、そして民主党にも「綱領」はありません。
国民は本当のことを知らされていない、外国人参政権はマニフェストに書いていない、など「騙し」の手法で、ファッショ政権はついに政権を握ったのです。
当時「宣伝の天才」とされたゲッペルスは『最も速度の遅い船に船団全体の速度を合わせる護送船団のごとく、知的レヴェルの低い階層に合わせた宣伝を心掛ける』と、そして『嘘も100回いえば真実となる』ということ、・・・いやな感じ!
(もちろん、日本では自民党に愛想をつかせてお灸のつもりで民主党に投票した方々が多いので、これとは違いますが・・・橋下知事のトラブルなどこの手です。)
☆私は「タンホイザー」「ローエングリン」を勉強したことがありますが、「トリスタンとイゾルデ」「ワルキューレ」は楽譜だけ持っていました。
私の声で合わないと思っていたからですが、魅惑の曲でした。
それよりもヴェルディのオペラが、私自身の音楽観に合致していましたし・・・。
私自身はワーグナーの素晴らしい音楽を否定できませんでした。純粋に音楽としてワーグナーに魅了されています。歌いたいです。ただし、自分の声質に合ったもので。